通勤通学向きクロスバイクの特徴
より快適かつスピーディーに通勤や通学をしたい!と言う人であれば、クロスバイクが購入の視野に入ってくるのは当然といえるでしょう。通勤や通学はサイクリングと違い都市部での走行がメインとなるため、段差やストップ&ゴー、さらにはパンクなどトラプルの少なさも重要。そこで通勤や通学に向いているクロスバイクについて詳しく解説します。
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どんなクロスバイクが通勤や通学に適しているの?
ここでいう通勤通学というのは、片道10キロ前後の自転車移動を基準とし、平均時速15km/h前後での走行を目標にした場合の最適なクロスバイクを仕様や特徴から紹介しますので、各自の目的に合わせて参考にして下さい。
タイヤの幅は28C~35Cの太めが適正
ハイスピードを維持しながら走行するなら細いタイヤが必要ですが、段差でパンクしやすく、衝撃吸収能力が低く、スリップしやすいため、雨上がりのマンホールなんて乗ってしまったら転倒確実です。
都市部での走り心地や、路面に神経質になる事無く使うのであれば、クロスバイクのタイヤは割と太めの物を選ぶと良いでしょう。通勤で毎日使うからこそ、パンクのトラブル等も起きにくい物を、その為には最低でも28C以上の太さは欲しい所です。
フロントサスペンションのあるクロスバイク
通勤や通学にクロスバイクを使うなら必須と言えるのがサスペンション。車道と歩道の行き来が多く段差の衝撃で腕は非常に疲れてしまうため、フロントフォークに短めのサスペンションがある車体が重要です。
タイヤのパンク率も下がりますし、何より疲れないのはかなり大きく、ブレーキの際にサスペンションが沈み込む事でタイヤのスリップも減り、走破性の面だけでなく、安全面でも役立つため必須となります。
毎日使える丈夫なクロスバイクを選ぶ事
クロスバイクは大きく分けてロード寄りとMTB寄りがありますが、通勤通学で毎日使用するならMTB寄りのクロスバイクを選びましょう。フレーム強度も高く、ギアや変速機の耐久性も高い物がおおいため、マウンテンバイク仕様で作られたクロスバイクを選ぶ事が重要です。
基本的にフロントフォークにサスペンションある仕様の車体であれば、全体のパーツ構成がマウンテンバイク寄りなため間違いありません。
通勤通学には走破製の高いクロスバイク
通勤通学に毎日クロスバイクを使用するなら走破性がとても大切です。路面からの衝撃を受け止めるフロントフォークのサスペンションや、段差でパンクしない為の適度に太いタイヤ、そして頑丈なフレーム。
しかしそうなると、車体の重量はけっこう重くなってしまいます。ですが市街地での走行であれば重さよりも快適さが重要ですから人によっては、チェーンカバー(ズボンの裾を巻き込まないために)や、荷台型の泥よけを搭載する人も居ます、自分に合わせて改造しましょう。
通勤や通学の為のクロスバイク購入はここをチェック!
このタイプのクロスバイクは、ゴツゴツしたパーツが多くなるため、見た目には無骨な感じになりますが、乗り心地の快適さが素晴らしく、かなり多くの女性も通勤や通学に愛用しているタイプなのです。
フロントサスペンションは必須事項!
繰り返しになってしまいますが、フロントのサスペンションは最重要。玄人の中には『ペダルの力がロスしてしまう』と毛嫌いする人も居ますが、50kmを超えるロングライドをする訳ではないため必須と言えます。
会社について腕がパンパン、なんて事にならないためにも、サスペンションが搭載されているクロスバイクを選びましょう。
週末サイクリングも視野に入れるなら重量に注意
実は通勤(10km前後)とサイクリング(50km以上)という距離では、おすすめなクロスバイクのスペックが正反対に近くなってしまいます。そのため、月に1回以上50kmオーバーのロングライドをするならば、サスペンションを無くしたクロスバイクも選択肢になります。
もちろん通勤に使うにはストレスが溜まるかもしれませんが、ロングライドのときの使いにくさを天秤にかけるのであれば不要です。タイヤの太さも28Cの物を選択するのがおすすめと言えるでしょう。
雨の日も乗るならタイヤ溝のパターンもチェック!
天気が悪くたってクロスバイクで元気に通勤するぞ!と言う人は、タイヤの太さは30C以上の物を選ぶ事が大切となってきます。また、タイヤの溝もしっかりと切ってある物を選ばないと、道路の白線等でスリップして転倒してしまう可能性もあります。
変速機の種類は通勤経路に合わせてチョイス!
変速機やギアなどをまとめて『コンポーネント(以下コンポ』と言います。コンポにはロードレーサー系とマウンテンバイク系があるのですが、ロードレーサー系は高速区域のケアが強い傾向につくられているため、平坦な道が多い通勤経路でクロスバイクを使用する人におすすめです。
反対に陸橋を超えたり坂道があったりアップダウンが豊富な経路の人は、低速区域をケアしてくれるマウンテンバイク系のコンポがおすすめです。比較的、低価格帯のクロスバイクはマウンテンバイク寄りの物が豊富。
シートポストのサスペンションは必須?
クロスバイクに初めて乗った人が抱く"おしりが痛い"というトラブル。通勤や通学にクロスバイクを使おうと言う人は初心者が多いため、予算に余裕があるのであれば、シートサスペンションもおすすめです。
しかし絶対に必須と言う訳ではありませんし、慣れれば問題なく、サスペンションがなくともお尻は痛くならなくなります。