自転車通勤者に人気なおすすめクロスバイク
一口にクロスバイクと言っても多くの種類があり、特徴も様々です。ここでは特に、通勤時の使用を主目的とする場合のクロスバイクの選び方についてご説明します。走行スピードや重量はもちろん、通勤時に絶対に避けたい遅刻や、雨天時の備えに対応した装備、様々な観点から選ぶ方法とは。
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通勤向けおすすめクロスバイクの選び方
通勤用クロスバイク選びは距離も大切!
通勤を自転車で行う場合、自宅から勤務地までの推奨距離は15キロといわれています。これは、信号待ちの時間等を考慮して、所要時間が1時間程度の距離が15キロだからです。これ以上通勤に時間がかかると、業務に支障が出たり、帰宅時間が遅くなってしまうのでお勧めできません。
しかし、この距離はシティサイクル、いわゆるママチャリでのケースです。スピードの速いクロスバイクを通勤に使用すると、15キロは余裕の距離です。もちろん道路状況や、体力的な問題、クロスバイクの性能にもよりますが、クロスバイクですと、自宅から勤務地までが25キロまでであれば、十分に通勤が可能です。
ここで重要なのが、クロスバイク選びです。通勤は業務の一環であるため、遅刻は絶対に避けなければなりません。そのため、何よりも重要なのは、パンクしにくいクロスバイクであることです。スピードの性能が少し落ちますが、パンクに強い太めのタイヤがおススメです。
おススメはタイヤの太さが32Cのものですが、細くとも28Cのタイヤまでであれば、そこまで頻繁にパンクすることはないと思います。しかし、念のためにパンク応急処置キットを携帯したり、時間に余裕を持って出発するようにしましょう。
雨の日も通勤でクロスバイクに乗りますか?
雨の日もクロスバイクで通勤する気であれば、用意しなければならないものが3点あります。まず、カッパ等の雨具です。クロスバイクでの傘さし運転は非常に危険です。絶対に避けて下さい。次に、路面が濡れている時のタイヤの操縦性やグリップです。この性能が低いタイヤですと、滑って非常に危険ですので、雨の日の運転は不可能です。
雨の日も乗るつもりであれば、タイヤのこの性能にも注意してクロスバイクを選びましょう。最後に、泥除けです。ママチャリには標準装備されているこのパーツも、クロスバイクでは標準装備されていないモデルがほとんどです。これがないと顔や背中が泥まみれになりますので、ご注意ください。
荷物も置ける泥よけで通勤が快適に!
泥除けの必要性は前述したとおりですが、便利なアイテムがありましたのでご紹介します。通勤時にカバンなどの荷物は必ずあると思いますが、基本的にクロスバイクに前カゴはありません。
そのため、多くの人はリュックを背負って通勤しています。このアイテムは、泥除けと荷物置きの両方の機能を備えておりますので、通勤時には重宝します。取り付けも簡単であり、雨の日の通勤も想定しているのであれば、お試しください。
【男性向け】通勤に最適なクロスバイクならコレ!
Giant(ジャイアント)のESCAPE R3(エスケープ R3)
男性向けの通勤におススメのクロスバイクは、Giant(ジャイアント)のESCAPE R3(エスケープ R3)です。クロスバイクの入門機種として人気が非常に高いモデルです。
低価格でありながら、11キロと非常に軽量であり、シートポストにサスペンション機能を搭載していますので、乗り心地が良く、段差や長時間の走行にも快適です。そべての性能がバランス良いクロスバイクであり、通勤におススメです。
【女性向け】通勤に最適なクロスバイクならコレ!
Specialized(スペシャライズド)のCross Trail SPORTS W(クロストレイルSW)
女性向け通勤におススメのクロスバイクは、Specialized(スペシャライズド)のCross Trail SPORTS W(クロストレイルSW)です。太めのタイヤが特徴的なクロスバイクであり、軽快で早い走りではなく、少し重くても頑丈で、段差を気にせず走れるクロスバイクです。
安定感ある走りが特徴的であり、もちろん軽快なスピードも出せます。フロントサスペンションが標準装備されていますので、段差を苦にせず走行できます。段差が多い都市部の女性には特におすすめのクロスバイクです。