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ビクセンの特徴や評判とおすすめの双眼鏡

ビクセン(Vixen)の双眼鏡

「ビクセン(Vixen)」という会社をご存知でしょうか?名前の響きから、、、海外のメーカー?いえいえ、れっきとした日本の光学機メーカーです。日本の天体望遠鏡の60%がビクセンなんですって!

天体観測に特化した光学機を作り続けるビクセンの「星戦略」がすごいのです。とっつきにくい光学機を世に広げるべく、星を見上げたくなるような世の中を作るべく、星への入り口に「双眼鏡」を当てたのです。

そんな星のプロ集団が作る双眼鏡。昨今女性や子供でさえ興味を持ち出したと言うではないですか!一体どんな魅力があるのか見てみましょう。

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ビクセン(Vixen)とは?

ビクセン(Vixen)とは?

埼玉県所沢市に本社を構える日本の光学機メーカーです。天体望遠鏡、双眼鏡、フィールドスコープ、顕微鏡、ルーペなどを製造販売。天体望遠鏡に至っては日本一のシェアを誇り、世界市場においても20%の市場占有率を確保しています。

社名の由来は、サンタクロースのソリを引くトナカイの名前。星空に夢を広げて未来に引張っていく「使者」のような存在でありたい、という思いで名付けられたそうです。

ミッションは「自然科学応援企業であること」、ビジョンは「星を見せる会社であること」。年間200件の天文観望イベントに関り、全国の中高学校の天文部をサポートする活動を行っています。

2015年テレビ東京の看板番組「カンブリア宮殿」で特集された際は、「誰もが星を見上げたくなる星のプロ集団」と紹介されました。

自然や天体には欠かせない光学機の発明に情熱を注ぎ続けるビクセン。天体少年少女、そして大人にも、ロマンを与え続けるビクセン。社会と未来に貢献する、日本が誇る光学機メーカーの一つだと言えるでしょう。

ビクセンの歴史

67年の歴史を持ち、創業から今日まで光学機の製造販売に情熱を注いできた、その歩みを見てみましょう。

  • 67年前の1949年、現土田耕助社主の個人営業として創業。
  • 1954年に株式会社「光友社」を東京都新宿区にて設立。
  • 1970年、望遠鏡と双眼鏡の自社ブランド「vixen」を社名へと変更。(ちなみにビクセンという名前は社内公募で決められたそうです。)
  • 2003年、ドイツに現地法人ビクセンヨーロッパを設立。
  • 2007年に現社長の新妻和重氏が代表取締役に就任して以降、閉鎖的で閉塞的な光学機器業界を変えるため、「星を見せる会社」として社会貢献を始めます。
  • 2010年から、デザイン性の高い双眼鏡への評価が高まり、グッドデザイン賞を二度受賞。
  • 2014年には経済産業省による「グローバルニッチトップ企業100選」に選定されるなど、国内外から注目を集めています。

ビクセンの双眼鏡の特徴

ビクセンの双眼鏡の特徴

大手電機屋の双眼鏡コーナーに行くと、ビクセンの売れ筋双眼鏡の特徴は一目瞭然。有名メーカーのプロ的双眼鏡が並ぶ中、目を引くほどポップでコンパクト。女性や、子供がついつい手に取ってしまうデザインなのです。「本当に見えるのか?」と半信半疑で覗いてみると、きちんと見える!しかも作りはシンプルでお値段も手頃で7000円前後。

簡単に言うと、「安くて小柄で可愛くて、結構見える双眼鏡」。実は、そういうのってありそうでないのです!

しかしそれ、実は戦略なのです。女性や子供を引き込む戦略で、あくまでも入門編。コストバリュー重視の会社ではないのです。他メーカーと一線を画すビクセンの売りはズバリ、「星に向いた双眼鏡」。日本の天体望遠鏡の6割を占める会社が作る双眼鏡は、やはり星が綺麗に見えるのです!

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ビクセンの双眼鏡の評価や評判

相対的に最も評価されている点は、「リーズナブルな割に使いやすくて見やすい」。要するに満足度が高い。「可愛くてコンパクト」だと女性からの評判が高く、男性の趣向品という枠を超えて、女性や子供でも愛着がわくのでしょう。

もっと高価で本格的な双眼鏡だと「かっこいい」「スタイリッシュ」と好評価。デザイン性に優れていて男心をくすぐるようにもできています。また「使いやすい」「手ぶれしない」という声も多いのです。

やはり、コムヅカシクて高価というイメージを一新するには「シンプル」「リーズナブル」「お洒落」というのが最もとっつきやすいでしょう。

ビクセンの双眼鏡はどんな人におすすめ?

「初心者向き」「星好き向き」といったところでしょうか。「ファミリーユースの双眼鏡」とも言えるでしょう。

ビクセンの戦略は女性や子供を引き込み、その家族を巻き込み星へ導くこと。逆に言うと、元天体少年の男性だって家族の理解を得られなくては天体観測にもバードウォッチングにも行けません。

誰だって手に取りやすい、使いやすくて満足できる「初心者向き双眼鏡」は、女性や子供はもちろん、少しメカに疎くなったシニアにだって、オススメと言えるでしょう。家族やカップルなどで共有できるという面では、もちろん男性にだってオススメです!

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ビクセンのおすすめ双眼鏡

再三ご紹介してきた「ポップで手軽な双眼鏡」、「天体観測に適した双眼鏡」、「野鳥観察やレジャー向きの双眼鏡」。初心者でもヘビーユーザーでも使える、3つの用途に適したビクセンのオススメ双眼鏡をご紹介しましょう。

ビクセン(Vixen)  / 双眼鏡アリーナ H8 x 21WP

現在の価格はコチラ

初心者や女性や子供に向いています。コンパクトでおしゃれなポップカラー(5色展開)。同カラーの可愛いリボンストラップとソフトケースも人気の秘密。2軸で折りたためるので、子供の成長に合わせて幅を変えやすいのも特徴です。8倍率でも手ブレせず、防水加工がなされているので野外スポーツ観戦や観劇、ちょっとしたレジャーに最適です。

ビクセン(Vixen) / ニューフォレスタ HR8 x 32WP

現在の価格はコチラ

アウトドアレジャーや野鳥観察向きです。完全防水設計。レンズ全面にフリーマルチコートが施され、解像度が高く視野が明るくて逆光に強い。アイレリーフは15~18mmのハイアイポイント設計なので、長時間使っても目が疲労せず、メガネをかけていても広視野をキープできます。

他メーカーにあまりない、実視界8広視界32mmのダハ式。8倍だと手ぶれもせず、野鳥観察の入門にはベストのスペックと言えるでしょう。

デザインは非常にスタイリッシュなオープンヒンジで、男性にも女性にも人気があります。対物レンズカバーが本体に取り付けたままでも使えるタイプなので、紛失の心配もありあません。実売価格2万円代。本格的なダハ式双眼鏡の入り口として大変オススメです。

ビクセン(Vixen) / 星見用双眼鏡 SG6.5 x 32WP

現在の価格はコチラ

2016年7月後半、満を持して販売スタート。高価格ではありますが、ビクセンのこだわりの自信作。星見用双眼鏡の最高峰と言えるでしょう。何と言ってもレンズが違います。人の目は「緑色」に強く、他の双眼鏡は、その特性を組んだカラーバランスで作られています。

しかしこの新作は、特殊コーティングと透過率で、周波数の違う星の波長もたくさんとれて青や赤など見えにくい星が見えるのです。

上を向けた時に、ホールドが安定して持ちやすいよう設計され、デザインも「星見用」に特化しています。カラーバランスが崩れるため星見用以外には適しません。

SGシリーズでは、2.1 x 42が、「星メガネ」的なレトロスタイリッシュなデザインとその性能で大ヒット。視野が広く天の川がすっぽり入ると海外でも大人気。SG6.5 x 32WPは、こちらの進化バージョン、さらに期待できますね。

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