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初心者必見!上手なフィールドスコープの選び方を徹底解説

フィールドスコープの選び方

初心者がフィールドスコープを選ぼうとした時、そこには意味不明なスペックも多く、どれを買ったらよいのか困ってしまうことでしょう。倍率の数値などにまどわされることなく、目的に合ったフィールドスコープを使用すれば、快適に観察を楽しむことができます。

ここでは、フィールドスコープの種類や、スペックの見方、そして選ぶ際のポイントをご説明します。初心者におすすめのメーカーもご紹介しますので、参考にしてください。

目次 [非表示]

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フィールドスコープを選ぶ際のポイント

フィールドスコープを選ぶ際のポイント

フィールドスコープに限ったことではなく、望遠鏡のような光学機器の製品説明には、初心者にとっては意味不明な専門用語が多く出てきて、選ぶの際に非常に惑わされるのではないでしょうか?スペックの見方も理解していないと、目的に合わないものや粗悪なものを選んでしまう可能性もあります。

しかし、以下のポイントを押さえ、後ほど説明するスペックの見方を理解しておけば、初心者でも心配ご無用!どのような観測を楽しみたいのか、自分で想像しながらひとつひとつ確認していってください。

ズームと高倍率には要注意!

勘違いしやすいのですが、倍率が高ければよいというものではありません。倍率が高くなるほど、ちょっとの手ぶれでも対象物が視野から消えてしまったりしますし、像も暗くなります。

何を見たいのかによって、必要とされる倍率は変わってきます。必要以上に高倍率なレンズを選ぶのではなく、野鳥観察をするのであれば、20〜40倍程度の倍率が適当です。

また、対象物にあわせて倍率を変えることができる、ズームタイプの接眼レンズもあります。低倍率から高倍率まで無段階でズームの調整ができるので便利ですが、高倍率の時は視野はやや暗くなります。

対物レンズ(先にある大きなレンズ)の口径の大きさは重要で、大きいほど倍率を高くしても明るく鮮明に見ることができます。しかし、口径が大きくなるほど機材そのものが大きく重くなってしまいますので、こちらも要注意です。

>>高倍率に要注意?倍率と明るさについて

メガネの人はアイレリーフをチェック!

アイレリーフとは、レンズを覗いた時に全視野を見ることができる目の位置と、接眼レンズとの距離のことです。アイレリーフが長いほど、目の負担をかけないので、長時間観察でも疲れにくいです。

「ハイアイポイント」というスペックがある製品は、アイレリーフが15mm以上。メガネをかけたままでも広い視野を見ることができ、負担も抑えられますので、メガネ必須の人は是非チェックしてみてください。

雨対策には防水仕様のフィールドスコープ

フィールドスコープは屋外で使用することが多いと思います。最初から土砂降りの時にわざわざ設置しないとは思いますが、途中からパラついたりした時に雨に濡れる可能性があります。

精密な光学機器ですから、濡れることは御法度です。大切なフィールドスコープを良い状態に保つために、是非防水仕様の製品をおすすめします。なお、防水仕様でも保管の際には湿気にご注意ください。

>>カビに要注意!手入れと正しい保管方法

目的に合わせたフィールドスコープの選び方

フィールドスコープを選びで重要なのは、目的に合わせてスペックを選ぶということです。もちろん、その製品がコストパフォーマンスに優れているかも選ぶ基準になるかと思いますが、製品自体が良いものか悪いものかということよりも、自分がどのような観察を楽しむかによります。

昼の観察に適したフィールドスコープ、野鳥を見るのに適したフィールドスコープなど、目的が違えば選ぶ機種も変わってくるということを頭に入れて、スペックをしっかり確認し、とっておきの1台を手にしましょう。

バードウォッチング向けのフィールドスコープ選び

バードウォッチング向けのフィールドスコープ選び

バードウォッチングやデジスコ化して野鳥撮影などを行うのに適しているのは、以下のようなスペックを持つフィールドスコープです。

  • 倍率:20〜40倍くらい
  • 接眼部形状:直視型
  • 対物レンズ有効性:60mm前後
  • 最短合焦距離:6m以下

あまり倍率が高いと、視界が狭くなり、手ぶれの影響を受けやすくなります。接眼部の形状は直視型の方が初心者に向いており、飛んでいる鳥を目視で方向を定められます。しかし、長時間の場合は肩や首に負担がかかることもあります。

対物レンズ有効径は、重さ、明るさのバランスがとれた、中口径クラスのフィールドスコープを選ぶと、様々な場面で活用できて便利です。

最短合焦距離は、どのくらい近くまでピントを合わせられるかという数値ですので、比較的近い対象物を見る時には短い方が有利です。

その他、天体と違って地上物を見るのですから、正体像をとるためにプリズムを装備している必要があります。また、屋外で使用することが多いですので、多少の雨や雪を想定し、防水加工の製品を選ぶようにしましょう。

おすすめのフィールドスコープ

コーワ TSN-664M プロミナー直視型

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ニコン EDGフィールドスコープ 65 直視型

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ビクセン ジオマII ED52-S

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天体観測向けのフィールドスコープ選び

天体観測向けのフィールドスコープ選び

天体観測に適しているのは、以下のようなスペックを持つフィールドスコープです。

  • 倍率:10〜30倍くらい
  • 接眼部形状:傾斜型
  • 対物レンズ有効性:80mm前後
  • 最短合焦距離:10m前後

基本的には、天体観測を目的とするのであれば、フィールドスコープではなく天体望遠鏡の購入をおすすめしますが、どちらも楽しむ可能性があるという方には、簡単に言えばやや大きめのフィールドスコープを使用するということになります。

地上物の観察も兼用するのであれば、やはり正体像で見えるようにプリズムが組み込まれてる方がよいでしょう。

おすすめのフィールドスコープ

ビクセン ジオマII ED67-A 傾斜型

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ビクセン ジオマII ED82-A 傾斜型

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ナビエット スポッティングスコープ 20~60倍×60mm na582

現在の価格はコチラ
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フィールドスコープの種類の選び方

フィールドスコープの種類の選び方

では、実際にフィールドスコープを選ぶ際に役立つ細かいポイントを解説します。フィールドスコープには、大きく分けて、形状プリズムの方式ピント合わせの方式で種類分けすることができます。

フィールドスコープの接眼部形状

フィールドスコープには、接眼レンズの取り付け位置が違う、直視型(ストレートタイプ)と、傾斜型(アングルタイプ)の2種類の形状があります。高いところを見る、座って見るなど、スタイルに合わせて選べるようになっています。

直視型 傾斜型
直視型(ストレートタイプ)

直視型は、本体と接眼レンズが平行、または直線となるため、対象物にフィールドスコープをまっすぐ向けることで捉えることができます。また、三脚の高さを調整すれば、自分の目の位置にフィールドスコープを持ってくることができ、観察や撮影が楽な姿勢でできます。

目視で定めた方向と同じなので、どんな場所でも自然に覗くことができ、複数の対象物も観察しやすく初心者には扱いやすいタイプと言えます。

傾斜型(アングルタイプ)

傾斜型は、本体に接眼レンズが斜めに接続されており、上から覗き込む姿勢になります。高い位置の野鳥などを観察する場合や、椅子に座ってゆっくり観察する場合に適している角度です。また、背の高さが違う人が順に覗く場合にも、三脚の高さを変えずに観察できますので便利です。

プリズム方式の種類

フィールドスコープのレンズは、正体像で見えるようにプリズムが組み込まれており、地上観察に適した構造になっています。このプリズムには、ポリプリズム式ダハプリズム式の2種類があり、ポリプリズム式の方が多く使われています。

ポロプリズム式のフィールドスコープ

イタリア人のポロが発明したポロプリズム式は、直行式のプリズムで、やや大型ではありますがコストパフォーマンスに優れているため、多くのフィールドスコープに組み込まれています。価格を抑えたい人にはこちらをおすすめです。重厚でワイルドなデザインが特徴です。

ダハプリズム式のフィールドスコープ

屋根形プリズムを使用したダハプリズム式は、ドイツ語の屋根(=ダハ)に由来する名称です。ダハプリズム式の使用は、接眼レンズから対物レンズまでの光軸を直線状に設計することを可能にしたため、鏡筒は、ポリプリズム型よりもスマートなフォルム小型に仕上げることができます。コンパクトな機材を求める人に向いています。

ピント合わせ方式の種類

フィールドスコープのピント合わせ方式には、「フォーカスノブ方式」「デュアル方式」「ドラム方式」の3種類があります。本体を選ぶ時点で、そのフィールドスコープにはどの方式が採用されているか、確認することができます。それぞれは操作性の違いです。

フォーカスノブ方式のフィールドスコープ
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小さな径の円柱形のノブを、指先で左右に回してピントを調整する方法です。レンズから対物を覗きながら指の腹で操作するというシンプルな動作ですので、快適にピント合わせができます。

デュアル方式のフィールドスコープ
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最近増えている、2種類のノブを使ってピントを合わせる方式です。大きくピント位置が移動する「粗動ノブ」でおよその調整をし、小さくピントが移動する「微動ノブ」で微細なピント合わせをするものです。

ドラム方式のフィールドスコープ
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フィールドスコープ本体の外周部に取り付けられている、幅広いリングを回してピント調整をする方式です。一眼レフ用レンズのピントリングと同じ形状であるため、一眼レフに慣れている人にとっては操作がしやすいと思われます。

フィールドスコープのスペックの見方と選び方

フィールドスコープには専門用語が多く、どのように選んだらよいか困ってしまう人が多いと思います。ここでは絶対にはずせないスペックとその見方を説明し、選ぶときのポイントを解説します。

フィールドスコープの倍率

倍率は、対象物をフィールドスコープで見たとき、肉眼と比較して大きく見える割合を言います。倍率が高ければよいのではなく、目的に合った数値が必要です。

固定倍率の場合は、比較的近距離のものを見るときは20倍前後遠距離のものや細かいものを見るときや、定点観測には60倍前後が適しています。また、無段階でズームができるタイプもあり、こちらは20〜60倍の間で調整が可能です。

>>倍率について詳しくはコチラ

フィールドスコープの対物レンズ有効径

対象物近いレンズの直径を、対物レンズ有効径と言います、この数値が大きいほど集光力が向上し、明るい像を得ることができます。夕暮れ時や暗い森の中などの場合は、この差が顕著に出ます。

しかし、この数値が大きくなるほど本体は重く大きくなります。持ち運びは多い人は、あまり大きすぎないように注意しましょう。

地上物を見る人で、コンパクトな機種を求める人は50mm前後、定点撮影が主で、ひとつのフィールドスコープで天文観測も楽しみたい人は80mm前後のものを選ぶとよいでしょう。

>>対物レンズ有効径について詳しくはコチラ

フィールドスコープの最短合焦距離

どのくらい近くまでピントが合わせられるかを表した数値を、最短合焦距離と言います。フィールドスコープは通常は遠くを見ることが多いですが、少し離れたところから、花や鳥などを観察したり、比較的近い物を見る場合には、3mくらいまで短いものが有利です。

フィールドスコープのサイズと重量

持ち歩くのか、定点観察かなどを考慮して、対象物、観察スタイルに合ったものを選びましょう。持ち歩くのであれば、全長20〜30cmくらいのものがコンパクトで便利です。重量は、この数値から先に選ぶ人はいないと思いますので、最終的に候補となった機種が重すぎることなく仕上がっているかを必ずチェックしましょう。

フィールドスコープメーカーの選び方

フィールドスコープを販売いている主要7メーカーの特徴をご紹介します。

メーカー名 特徴
ビクセン 性能と価格のバランスが良い。初心者向け。
ニコン アイテム豊富。初心者から上級者まで。
ケンコー 低価格。
コーワ アイテム豊富。初心者から上級者まで。
ナシカ 低価格、アイテムは少ない。
スワロフスキーオプティック 性能は良いが、高い。
ミザールテック 初心者用が多い。

>>フィールドスコープのメーカー特徴比較一覧

初心者におすすめなフィールドスコープのメーカー

上記7社の中から、初心者がフィールドスコープを買うのにおすすめのメーカーを3つご紹介します。品質、価格、使い勝手の良さ、評判などのバランスが良い、安心のメーカーを選びました。

コーワ(KOWA)のフィールドスコープ

興和株式会社は1894年に綿布問屋として創業した、愛知県に本社を置く企業。メーカー部門で光学機器の製造をしており、画質が良いの特長で根強いコーワファンもいるほどです。フィールドスコープのアイテムは豊富で、初心者向けのクセがなく使いやすい製品を取り揃えています。

>>コーワの特徴や評判はコチラ

ニコン(Nikon)のフィールドスコープ

1917年に設立された、国内の光学機器、および関連製品の大手メーカー。フィールドスコープは機種も多く、オプションもいろいろ用意されており、初心者からマニアまで幅広い人気があります。少々高めですが、シャープさ色の再現性では優位です。

>>ニコンの特徴や評判はコチラ

ビクセン(Vixen)のフィールドスコープ

1949年個人企業として創業。埼玉県所沢市に本社を置く、国内でトップシェアを誇る光学機器のメーカーです。

なんと言っても一番の特徴はコストパフォーマンスの高さ非常にしっかりとした作りで、比較的長く使えると評判の上、サポートも充実しているので、不具合にも素早く親切に対応してもらえるのは安心です。マニュアルも分かりやすく、初心者にはおすすめのメーカーと言えます。

>>ビクセンの特徴や評判はコチラ

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