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ニコンの特徴や評判とおすすめの双眼鏡

ニコン(Nikon)の双眼鏡

カメラのニコン。そんなイメージが強いかもしれません。じゃあ双眼鏡と聞いて思い浮かべるのは?これもやはりニコン。そう、ニコンは日本を代表する光学機メーカーで、一般家庭に自然に根付いているブランド。

実はニコンの双眼鏡の歴史はカメラより古く戦前から続くのです。高い光学性と高品質のレンズによる見え味は「自然でリアル」。ニコンブランドが世界中の人に愛され続ける理由と、その双眼鏡から見える自然で明るい世界を覗いてみましょう。

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ニコン(Nikon)とは?

ニコン(Nikon)とは?

大人も子供も外国人も「カメラのニコン」「双眼鏡はニコン」と言うのではないでしょうか。そう、ニコンは日本が誇る大企業。三菱グループの一員で、光学機器メーカーの代表格。歴史は長く太くその信念は常に一つ。「光学系一本」これに尽きるのです。

今では平和の象徴のようなカメラ、双眼鏡といった馴染み深い光学機。しかしかつてニコンは、軍用光学兵器の生産をになっていたのです。終戦後、軍の解体消滅による打撃は大きかったにも関わらず、他分野に方向転換はせず手慣れた「双眼鏡」からリスタートし、民間向け優良企業として歩みだすのです。

光学技術を通して社会に貢献することに邁進し、カメラ、光学医療機器、半導体装置、精機事業と展開して行くわけですが、基本的には「光一筋」。「信頼と創造」を企業理念に掲げ、光の可能性に挑み続け、長年の実績で得た豊富な経験でユーザーのニーズに応え続ける会社なのです。

ニコンの歴史

敗戦後の苦難の時代から、光学機メーカーとして揺るぎない地位を確立するまでの歩みを見てみましょう。

  • 1917年 / 東京計器製作所の光学系部門と岩城ガラス製作所の反射鏡部門が合併 / 三菱合資会社社長、岩崎氏の出資により「日本光学工業(株)」設立
  • 1921年 /ドイツ技師を招き、基礎的な製造技術を習得し小型双眼鏡の生産に着手 / 一般消費者用の超小型双眼鏡「ミクロン4xと6x」販売(今尚愛されているロングセラー)
  • 1931年 / 写真レンズをニッコールと名付ける
  • 1933年 / 軍事用「九三式双眼鏡」を開発 (ガリレオ式の簡易で安価なもの)
  • 1945年 / 終戦に伴い軍事光学機から民生品へと方針を移行
  • 1946年 / 小型カメラの名前をニコン(Nikon)に決定し、後にブランド名となる
  • 1949年 / 東京・大阪証券取引所に株式上場
  • 1981年 / 米国にNikon America Inc.設立 / フィールドスコープ販売
  • 1988年 /(株)ニコンに社名変更
  • 1990年 / 韓国とタイに、翌年にはハンガリーに株式会社を設立 / その後 2000年代まで世界中にニコングループが広がる
  • 2001年 / 望遠鏡事業を独立分社化  / ニコンビジョン設立
  • 2010年 / 国際ステーションでデジタル一眼レフカメラと、NIKKORレンズが使用される
  • 2015年 /(株)ニコン・セル・イノベーション設立  /「ニコンミュージアム」開設

ニコンの双眼鏡の特徴

ニコンの双眼鏡の特徴

やはりニコンはレンズです。現在ニコンの代名詞とも言える「EXレンズ」は、一眼レフに始まり今は双眼鏡にも採用されています。高級ブランドの一つではありますが、外国製高級機のように彩度の高い鮮やかな画像ではなく、ニコンの画像は「明るく自然」。色合いをリアルに再現し、臨場感があるのです。

またニコンのチャレンジングな精神は、双眼鏡の常識を覆します。例えば、「高倍率は視野が狭く暗くなる」「明るさを重視して有効口径を大きくすると重くなる」そんな双眼鏡にありがちのリスクをクリアし、消費者のニーズを追求して妥協がありません。デザインや機能美、何をとってもバランスが良く、相対的に「見る側の立場に」たっています。

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ニコンの双眼鏡の評価や評判

上級者にとっては、やはりニコンの「自然な見え味」が特に好まれているようです。「記録のためではなく記憶のためのレンズ」として愛され、再現力が高く実物を間近で感じるような臨場感を得れるからでしょう。

初級者から中級者にとっては、信頼出来るメーカーとしてとっつきやすいようです。光学性はもちろん操作性やデザインなど全てバランスが良いことが高い評価を得ています。

ただ、他の日本メーカーと比べると高価なので、コスト面で厳しい初心者の方には手が出にくいようです。

ニコンの双眼鏡はどんな人におすすめ?

どんな方にだって、どんな用途にだってお勧めできます。ラインナップの豊富さは国産メーカーでは群を抜いていて、ユーザーにとってベストな機種が必ず見つかるでしょう。

以前は「天体観測用と言えばニコン」というほど、天文ファンからの支持が熱かったのですが、昨今は「スポーツ観戦」「動きのある対象物」に向いた双眼鏡が支持されているようです。

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ニコンのおすすめ双眼鏡

ニコンの双眼鏡はどんな人におすすめ?

通常、双眼鏡は固定の低倍率がベストと言われています。初心者だと10倍から手ぶれし、視野が狭く暗くなるからです。その手ぶれでさえ光学補正で抑える防振双眼鏡を販売しています。しかしそこは、明るさと高倍率にも強いニコン!ここではあえて倍率10倍以上で防振機能の無い、人気製品をご紹介します。「上級・中級・初級クラス」の格代表と言っていいラインナップです。

EDG 10 X 42

現在の価格はコチラ

上級者クラスのダハ式双眼鏡。一眼レフで有名になったEDレンズを、初めて対物レンズに使用した機種です。プリズムは高反射誘電体多層膜と位相差補正コートを施し、色にじみのないコントラストの効いたシャープでクリアな視界が得れます。業界でもトップクラスの完全防水設計で、5m10分間浸水しても影響を受けません。

操作性の良い、フォーカスリングを引き出す視度調整法で、眼鏡でも使用可能なハイアイポイント設計。デザインは人間工学に基づいて設計され、手になじみやすく操作性に富み-20℃の極寒地でも操作が可能。

コンパクトな10倍率で、星見、野鳥観察、観劇とマルチに使えます。ニコンの集大成とも言える優れた双眼鏡で、初心者からプロまで全ての人にオススメできます。

MONARCK5 20 x 56

現在の価格はコチラ

中級クラスのダハ式双眼鏡、大ヒット商品です。モナークシリーズは野鳥観察の定番機。20倍という高倍率にもかかわらず、56mmの大口径と高い光学性で、明るい視界を実現。売りは明るく自然な見え味。薄暗い場所でも十分な明るさで観察が可能です。

全レンズとプリズムに多層膜コーティングが施され、EDガラスを採用。窒素ガス重鎮の防水設計で、対物レンズキャップがフリップダウン式のため紛失防止になります。ハイアイポイントで、接眼目当てはクリック付きターンスライド方式。高倍率で手ぶれがするため付属の三脚使用をお勧めします。手持ちを好まれるなら、同シリーズの10 x 42が良いでしょう。

ちょっとした星見にも動きのあるスポーツ観戦にも適していますが、その明るく自然な色合いが生かされるのは、風景や野鳥観察と言えるでしょう。

PROSTAFF 7S 10 X 30

現在の価格はコチラ

ニコンの中でもリーズナブルな入門機です。使いやすさとスタイリッシュさを両立させたデザインで、たった420gのコンパクトな10倍率のダハ式双眼鏡。プリズムに解像力とコントラストを高める特殊コーティングを施し、見え味は明るくシャープ

ハイアイポイント設計で眼鏡でも使用が可能。接眼目当てはクリック付きターンスライド方式。グラスファイバー入りポリカーボネイト樹脂を使用した軽量でスリムなボディは、携帯性と操作性に優れています。

本格防水設計のため、ヨットや野鳥観察、水気の多い場所やハードな環境でも快適に使用できます。

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