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初心者必見!オペラグラスのおすすめランキング

おすすめのオペラグラス

オペラグラス。それは19世紀後半、ヨーロッパの上流階級の人々に普及した優美で便利なお洒落アイテム。今でも舞台鑑賞などで広く使われています。

ゴツい双眼鏡とは違い、小型でお安くてお洒落。軽く、優しく(お財布に)、美しく。そんな小型双眼鏡こそが現代のオペラグラス。

けれど色々あって選び方がわからない!そこで、初心者でもわかるオペラグラスの選び方とオススメ製品をご紹介します。あなたの手と目と感性に、ピントが合う、素敵なオペラグラスを探しましょう。

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オペラグラス選びのポイント

オペラグラス選びのポイント

オペラグラスは何があっても軽量でなくてはいけません。観劇の際2時間以上使用することもあるので、手持ちでも疲れない軽さとフィット感はとても大事。どんなに高性能でも、ゴツいデカイ双眼鏡では興ざめです。周りの人にも迷惑になりますしね。重さでいうと男性なら300g以下女性なら200g以下をオススメします。

見た目の美しさはもちろん、見え方の美しさがとっても大事。しかし何を目安に購入すれば良いのでしょう。見極めが難しいですよね。試しに覗くのは必要ですが、大手電気屋量販店の味気ない景色を見ても、劇場でよく見えるか判断つきません。

そこで、スペック表です。これで一目瞭然。まず、簡単なオペラグスの構造とスペック表の見方を知りましょう。

オペラグラスのスペックの見方

双眼鏡には、 8 x 10 のような表記があります。倍率が8倍で、対物レンズ有効径が10mmという意味です。この2つの数字だけで、双眼鏡の「出来栄え」は、だいたいわかるのです。

倍率とは?

倍率は高い方が良いと思われがちですが、実は高倍率ほど視界は小さくなりぼやけてしまいます。また、8倍以上もあると手ぶれして、視界がぶれてしまいます。劇場の前方で使用するなら3~5倍。大きな劇場の後部からは6~8倍がいいでしょう。

>>倍率について詳しくはコチラ

明るさとは?

双眼鏡の目に当てない側のレンズを「対物レンズ」と言います。このレンズの有効径(有効部分の直径)が大きいほど集光率が高く解像力と明るさが増します。しかし有効径が大きいと本体が大きくなり重くなるのです。

有効径を倍率で割ると「ひとみ径」が割り出され、その2乗が「明るさ」を表します。(ちょっと、難しいですね!)計算しなくても大抵はスペック表に書いてあるので、「ひとみ径」や「明るさ」の数値を参考にしましょう。書いてなければ有効径の大きさで判断します。

>>対物レンズ有効径について詳しくはコチラ

劇場はライトがあるので、ひとみ径は2~3mmあれば十分。暗いシーンを考慮してもっと明るさを求めるのなら、ひとみ径の数値が大きいものを選びましょう。

>>ひとみ径について詳しくはコチラ

実視界と見掛視界とは?

双眼鏡を動かさずに見た時に見える範囲を、対物レンズの中心から測った角度で表しているのが「実視界」。(同じ倍率でも機種で違うのです。)

「見掛視界」は、双眼鏡越しに視野がどれくらい開けているかを角度で表記しています。60度以上の「広角タイプ」と呼ばれるのは天体観測など広い景色を見るためのものです。見掛視界が大きいと高倍率でも実視界が広くなるのです。

オペラ歌手やライブなど固定の位置の対象物ではなく、ミュージカルなど動きがあるものを見たい場合、実視界が広い方がオススメです。倍率が8倍なら実視界が6°以上あれば随分広く見えます。

>>実視界や見掛け視界について詳しくはコチラ

オペラグラスおすすめランキング:TOP10

オペラグラスおすすめランキング:TOP10

さあ、あとは手にとって目で覗いて確かめるだけです!オペラグラスの相性はひとそれぞれ。それでも3大条件「軽く、優しく(お財布に)、美しく!」をできるだけクリアしたオススメのオペラグラスをご紹介しましょう。きっと欲しいものが見つかるはずです。

相性の良いオペラグラスに出会うと、どこへでも連れて行きたくなるのです。大事なモノが一つ増え、見たいものがさらに増え、視界は広がり日常が豊かになるでしょう!

第1位:ビクセン(Vixen)  / saqras(サクラス) H6 x 16

現在の価格はコチラ

歌舞伎などの伝統芸能の観賞用にデザインされた、和をコンセプトにした山桜色のボデイ。

  • 倍率/ 6倍
  • 有効径/ 16mm
  • 重量/ 145g
  • 実視界/ 8.3°
  • 見掛視界/ 47.1°
  • ひとみ径/ 2.7mm
  • アイレリーフ/ 14mm
  • 明るさ/ 7.3

ダハ式だけどそのフォルムはオペラグラスとしての優美さを失なっていません。これぞ現代版、和風オペラグラス。双眼鏡が好きなのは大半が男性。だけど舞台が好きなのは大半が女性。上品でキュートなデザインは、着物も洋服も、ガールからマダムまで幅広く女性陣にオススメできます。

2軸式で軽くてコンパクト。目幅調整もできて、アイレリーフが長いので眼鏡でも楽々使える上、接眼部分がゴムなのでメガネを押し当てても大丈夫。アルマイト処理加工で頑強でシャープ。ライトタッチのピントリングで女性の手でも扱いやすい設計です。5年間保証付。さすが光学機メーカーとして天体望遠鏡日本一のシェアを誇るビクセン。実視界が広く客席後方からでも鮮明に役者の全身を見ることができます。

決して安価とは言えませんが、ちょっと背伸びしてでも欲しくなる製品。舞台鑑賞用の舞台好きのために作られた秀逸作です。

>>ビクセンの特徴や評判はコチラ

第2位:ニコン(Nikon) / 双眼鏡 遊 4 x 10D CF

現在の価格はコチラ

世界のニコンが誇るボックス型、超薄型軽量の小型双眼鏡。その軽さと見え具合は、さすがはニコンのレンズ。一般的なオペラグラスの比ではないのです。

  • 倍率/ 4倍
  • 有効径/ 10mm
  • 重量/ 65g
  • 実視界/ 10°
  • 見掛視界/ 38.6°
  • ひとみ径/ 2.5mm
  • 明るさ/ 6.3
  • アイレリーフ/ 13.7mm

小さいのに実視界の広い本格的なダハ式。何と言っても65gは実現しがたい軽さで、携帯電話(ガラケー)より小さいのです。凹凸のないボックス型でスタイリッシュ。厚さ119mで常にポケットに入れて持ち運びたくなる製品です。レンズとプリズムは、多層膜コーティングにより、明るくシャープな見え味。機能がシンプルで、視度調整がないので面倒なピントリング抜きで使えます。また、目幅が折り曲げて調整できるので子供でも使用できます。メーカー保証は1年。

小型双眼鏡としては「もっと高いものを買うか、もっと安いものを買うか」決めかねる中堅プライス。しかしその利便性と性能は高評価で、コスパはとても良いと言えるでしょう。観劇以外でも、毎日携帯して、日常の中に感動を見つけれる製品です。

>>ニコンの特徴や評判はコチラ

第3位:ビクセン(Vixen)  / アリーナM8 x 25

現在の価格はコチラ

観劇で倍率を求めるならコレ。アリーナという名前だけに、広い施設に最適な小型双眼鏡です。

  • 倍率/ 8倍
  • 有効径/ 25mm
  • 重量/ 300g
  • 実視界/ 6.3°
  • 見掛視界/ 50.4°
  • ひとみ径/ 3.1mm
  • 明るさ/ 9.6
  • アイレリーフ/ 18mm

見た目は可愛いけどレンズの性能では信頼のおけるビクセンの本格的な観劇用ダハ式。アイレリーフが長いので眼鏡でも楽々覗けます。5年間保証付。プライスとスペックがほぼ同等のペンタックス「タンクロー」と比較されることが多いのです。女性にはちょっとだけ重い300g。それでも210gのタンクローとの100g近い差を差っ引いてもアリーナMを支持する声が聞かれます。同シリーズでわずか170gのモノも人気ですが、少し大きな会場にはこちらがオススメ。

驚くべきはその明るさ!暗いシーンでも、ドームや大劇場の4、5階席からでも鮮明に見えます。双眼鏡の中ではお手軽なプライス。しかしその性能は高く、ビクセンならではの「自然で躍動感のある画像」が得られます。

>>ビクセンの特徴や評判はコチラ

第4位:ニコン(Nikon)  / ミクロン 6 x 15 CF

現在の価格はコチラ

グッドデザイン賞を受賞したスタイリッシュな本格派。超ロングセラーで、ニコン創世記の復刻版です。

  • 倍率/ 6倍
  • 有効径/ 15mm
  • 重量/ 130g
  • 実視界/ 8°
  • 見掛視界/ 45.5°
  • ひとみ径/ 2.5mm
  • 明るさ/ 6.3
  • アイレリーフ/ 10.1mm

本格派ポロプリズム式。男心をくすぐるロボ的デザインは、手のひらサイズで実用的。高性能なのに超軽量の130g。7倍率のモノもありますが、見え味のシャープさでは6倍がオススメ。星だって見えるほど視界はクリアなのです。最短2mでピントが合わせられるので街中や美術館にも最適。メーカー保証は1年。デザインが目立つので、会議での使用には同社の「遊」の方がオススメ。またアイレリーフは短いのでメガネの方にも「遊」をオススメします。

少し値は張りますが、ミクロンファンにはたまらないニコンの双眼鏡史上に名を刻む双眼鏡です。

>>ニコンの特徴や評判はコチラ

第5位:ペンタックス(PENTAX) / タンクローUP 8 x 21

現在の価格はコチラ

価格と性能のバランスが優れた人気のタンクローシリーズです。

  • 倍率/ 8倍
  • 有効径/ 21mm
  • 重量/ 210g
  • 実視界/ 6.2°
  • ひとみ径/ 2.6mm
  • 明るさ/ 6.7
  • アイレリーフ/ 13mm

ポロプリズム式。初心者でも女性でも、とても扱いやすい広視野の8倍双眼鏡。「ビクセンのアリーナM」と比べられがちですが、アリーナMより90g軽いので、女性や子供にはこちらがオススメです。人気の薄いピンク色は年配の方でも恥ずかしくない落ち着いた色。目幅が小さく女性や子供にとても扱いやすく、特徴的なフォルムは手になじみやすく覗きやすくなっています。

アイレリーフが長く目当てがシリコンゴムなのでメガネに傷がつくことはありません。レンズは高い透過率とフルマルチコーティングで、フレアやゴーストを抑え視野はとても明るい。小型ボディに使いやすい機能を詰め込んだ安心スペックです。

購入の際に「1万円以下か以上か」で悩む場合、「以下」を選択する場合に、一押しの双眼鏡です。

第6位:ライカ(Leica) / ウルトラビットBCA20 8 x 20

現在の価格はコチラ

言わずと知れたドイツの有名カメラメーカー「ライカ」。ドイツの著名な商品検査機関から高い評価を獲得したモデルです。

  • 倍率/ 8倍
  • 有効径/ 20mm
  • 重量/ 240g
  • 実視界/ 6.3°
  • ひとみ径/ 2.5mm
  • アイレリーフ/ 15mm
  • 最短合焦距離/ 1.8mm

オペラグラスと呼ぶには超高級なダハ式。そこでランクは随分下になってしまいましたが、それでもオススメリストには外せません。品質の高さは折り紙つき。見た目は重厚で高級感に溢れクラシカル男性の心を鷲掴みにする、とにかくカッコイイ双眼鏡。なのに軽い!たったの240g!男性にとって200gは軽すぎて不安定。しっくりくるジャストな重みなのです。

成人男性の片手もちにはカーブ具合が絶妙で、ピントリングや視度調整の位置も抜群です。目当てはスライド式でかっちりと引き出せ、長時間使用でも疲れない設計。耐久性が最高で保証は10年。業界トップクラスの防水仕様あり。

どんな高級双眼鏡と比較しても、このウルトラビットは、特に「劇場向き」なのです。非球面レンズ仕様で周辺部まで色にじみがない。コントラストが効いていて、抜けが良く暗部も見やすいのです。小口径と思えない広視界で、安価な30mmクラスよりも明るく、中級の10倍よりよほど鮮明。こう見えてもライカの中ではお安い方なんです!

第7位:ミザールテック(MIZER) / 高級オペラグラス BOH-350 3 X 25

現在の価格はコチラ

デザインの美しさで選ぶならコレ。ゴージャスでエレガントな高級オペラグラスです。

  • 倍率/ 3倍
  • 有効径/ 25mm
  • 重量/ 185g

レトロ感満載のダハ式オペラグラス。歌舞伎やオペラ鑑賞で、美しいレースの手に似合いそうです。収縮できるハンドルが付いていて持っていても疲れません。倍率は3倍と低いのですが、視野は明るく歌舞伎座の後部座席からでも充分見えます。また至近距離2、5mmからピントが合います。

高級と名はつくけど5000円を切ります。倍率は求められませんが、ちょっとしたオシャレには最適の製品です。同シリーズのBOL-325は少しだけ値段が上がりますが、LEDライト付きなので劇場の手元明かりにもなります。

リーズナブルなので、「オシャレアイテム」として双眼鏡コレクションの一つに加えたい製品です。

第8位:オリンパス(Olympus) / 8 x 21 DPC

現在の価格はコチラ

大手国産メーカー「オリンパス」のコンパクトで実用的な双眼鏡です。

  • 倍率/ 8倍
  • 有効径/ 21mm
  • 重量/ 170g
  • 実視界/ 6.4°
  • 見掛視界/ 51.2°
  • 明るさ/ 6.9
  • アイレリーフ/ 11mm

曲線美を生かしたスタイリッシュでおしゃれなポロ式。「ダハよりポロが見える!」というポロ派には嬉しい小型双眼鏡です。また、ネックストラップが付いていて肩にかけても気にならない軽さ。手ぶれのしない8倍率でアリーナサイズのコンサートや、ドームのスタンドからでもよく見えます。

レンズが4群6枚の構成で、光軸がしっかりとしていて目が疲れません。アイレリーフが少し短いのでメガネでの使用はムヅカシイですが、視度調整が簡単で目幅調整も広いので幅広い層に使いやすいのです。UVプロテクションがなされているので、屋外でも使用が可能。合焦距離2、2と短いので美術鑑賞にも最適です。

5000円を切る安さですが、充分に期待に応えてくれるお手頃で優秀な双眼鏡です。

>>オリンパスの特徴や評判はコチラ

第9位:ケンコー(Kenko) / Pliant オペラグラス 3x25

現在の価格はコチラ

元祖ガリレオ式!とにかく、安くて小さくて見えたらいい!そんな最も手軽で気軽なオペラグラスです。

  • 倍率/ 3倍
  • 有効径/ 25mm
  • 重量/ 65g

売りはこの薄さ軽さコンパクトさ。胸ポケットに入れっぱなしでもストレスになりません。会議で使用するにも目立ちません。また、メタリックカラーがスタイリッシュでポップ。子供へのちょっとしたプレゼントにもオススメです。

あまり品質にこだわりがなく「ちょっと見れたらいよい」人には、意外に見えて便利な必需品となるでしょう。観劇ではS席ならこれで十分。ただ動きのあるものには向かないのと、二階正面のS席となるともう少し倍率の高い方が良いでしょう。

3桁で購入できるという非常に安価なオペラグラス。高いお金を払ってまで欲しくない双眼鏡でも、数百円で時々クリアな世界が手に入るのだから、価値がありますよね。

>>ケンコーの特徴や評判はコチラ

第10位:ミザールテック(MIZER) / 双眼鏡 アリエス CB-101 6 x 18

現在の価格はコチラ

ポップでリーズナブルで使いやすい。家族やカップルでお揃いで使いたくなる、そんな可愛い双眼鏡です。

  • 倍率/ 6倍
  • 有効径/ 18mm
  • 重量/ 125g
  • 実視界/ 7.5°
  • ひとみ径/ 3mm
  • 明るさ/ 9
  • アイレリーフ / 12mm

二軸のダハ式双眼鏡。3色のポップカラーから選べます。オートフォーカスで目幅の調整が容易く、子供から使えます。折りたたむとハガキの半分くらいのサイズになるので携帯にも便利。小さいけど満足のいく明るさで、アリーナ前方で使用するのに適しています。

お値段もお手頃で、コスパと使用感ともに満足のいく可愛い双眼鏡です。カップルや家族で、色違いをそれぞれが持って同じ景色を見るのも素敵ですね。

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