ナシカの特徴や評判とおすすめの双眼鏡
双眼鏡を手にしたいと考え始めたとき、最初に出会うことが多いナシカというメーカーですが、主な特徴や評判が気になるところですよね。ここではそんなナシカの双眼鏡について特徴やラインナップを紹介しています。
ナシカの双眼鏡は選び方を誤ると失敗することがあるのでしっかり読んで参考になさってください。
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ナシカ(NASHICA)とは?
ナシカは商号が株式会社サトー商事という会社のブランドです。双眼鏡、天体望遠鏡、ホームシアターを扱っています。
ナシカの歴史
ナシカはあまり歴史などを公開していません。他のメーカーとの違いはこのような所にも表れています。
ナシカの双眼鏡の特徴
ナシカの双眼鏡はとにかく安価です。双眼鏡は値段だけでは語れませんが、激安で最高の双眼鏡というのは存在しません。1つのスペックだけに注目するのでなく、すべてのバランスが大切になります。
そう考えるとナシカは安価なのでコンサートや観劇などで急に必要となった場合にとりあえず選ばれることが多いです。本格的な双眼鏡を使った活動にはあまり選ばれることはありません。
自社製品もありますが、海外契約品、輸入品も扱っています。
ナシカの双眼鏡の評価や評判
ナシカの高倍率ズーム式は買うべきではないという声が非常に多いです。これはナシカ以外でも言えることですが、防振機能もなく50倍100倍のような高倍率双眼鏡は使い物になりません。
「これは100倍で見えます!」「えっすごい高倍率!」となった方に買ってもらうための謳い文句で、100倍できれいに見えるとは書いてないのです。このように高倍率だけを謳っている商品は、双眼鏡をわかっている人からすればまず選ばないので、評判は基本的に良くありません。
ただし、価格は本当に安いので超高倍率以外であればコストパフォーマンスは良いです。これに関しては具体的に後述します。
ナシカの双眼鏡はどんな人におすすめ?
ナシカの双眼鏡は本当の初心者でまだ双眼鏡を見たことも触ったこともない人が「とりあえず持つ」のにおすすめです。安価なので練習用にもなりますし、後からもっと良いものを選ぶときにも負担になりません。
あとは急にコンサートや観劇に誘われた場合にも気軽に買える値段なのでおすすめです。ただし、倍率や対物レンズの有効径などのスペックはしっかり見ないと失敗するリスクもあります。
ナシカのおすすめ双眼鏡
ここではナシカの中でもおすすめの双眼鏡を5つ紹介します。全体的に見るととても良い双眼鏡というのは難しいですが、初心者の方におすすめのものや、急なコンサート、観劇で必要になった場合、天体観測の入門用などにおすすめのものを書いていくので参考になさってください。
SPIRIT 10×21
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こちらはとても安価なので初めての双眼鏡には負担なく手にすることができるでしょう。倍率が10倍で対物レンズの有効径が21ミリなので、明るさが4.4しかなく、相当明るい場面でないと暗いのが残念な所です。晴天時のバードウォッチングなどに良いでしょう。
8x22SC-IR
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こちらもとても安価です。これは倍率が8倍で対物レンズの有効径が22なので明るさが7.56ほどあります。先ほどの10×21よりは明るく見えるので林内や森の中での多少薄暗いバードウォッチングに使います。明るめの会場であればコンサートやスポーツ観戦にも良いでしょう。
OPTICAI 5x21-MC
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こちらは倍率は5倍ですが、対物レンズの有効径が21ミリあり、明るさが16あるので多少薄暗くても肉眼と同じに見えます。野外での使用というよりは室内のコンサートや観劇におすすめです。
20×50 ZCF
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こちらは倍率が20倍で対物レンズの有効径が50ミリなので、明るさは6.25になります。基本的には明るい環境で使用したほうが良いでしょう。重量は650グラムなので少し重いですが、脇をしめれば手ブレは少なく見えます。三脚も取り付け可能なので使用できる環境なら三脚の使用をおすすめします。
明るさが足りないので天体観測には不利ですが、バードウォッチングなどでは活躍してくれます。コンサートでは双眼鏡が大きいので少し目立つかもしれませんが20倍でしっかり見たいという場合には持って行くファンの方もいます。
NIGHT VISION 7×50
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こちらは倍率7倍、対物レンズの有効径が50ミリで明るさが50.4なので天体観測に最適です。このスペックでこの値段は信じられない程ですが、天体観測の入門編にはお手頃で扱いやすいでしょう。重量も720グラムと、天体観測用にしてはとても軽いです。