フジノンの特徴や評判とおすすめの双眼鏡
フジノンと言えばレンズに定評がありますが、双眼鏡も作っています。双眼鏡を選んでいたら一度は目にしたことがあるでしょう。
今回はそんなフジノンの双眼鏡の特徴や評判を紹介し、フジノンから出ている双眼鏡の中でおすすめの双眼鏡や、機種ごとにおすすめのシーンなどを紹介しています。
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フジノン(FUJINON)とは?
フジノンは元は富士フイルム会社の子会社でしたが、今は合併しているメーカーです。カメラやレンズ、光学機器やテレビカメラ用レンズなどを製造しています。
フジノンの歴史
1944年に富士写真光機株式会社として設立され、2004年にフジノン株式会社に社名を変更しました。2010年には親会社である富士フイルムに吸収合併しています。
吸収合併の目的は、フジノンの光学技術と富士フイルムが保有する撮像技術、生産技術、有機合成技術などの融合をさらに進め、光学デバイス事業拡大を目指したためです。
フジノンの双眼鏡の特徴
フジノンの双眼鏡は様々なラインナップがありますが、基本的には大きめで本格的な機種が多いです。オペラグラスなど小型なものは無く、野外で使うことを想定して作られたものが多いという印象です。
価格もピンキリではありますが、手が出せないものばかりではありません。もともとは大型でプロ向けとして発売されていましたが、初心者でも扱いやすいサイズの双眼鏡も出てきています。比較的安い価格帯の双眼鏡で比較した場合のクオリティはフジノンが一つ突き出てるので、初心者にもおすすめです。
細かな特徴については後半で機種ごとに見ていきましょう。
フジノンの双眼鏡の評価や評判
値段のわりにはスペックが良く、見え味も良いのでコストパフォーマンスが良いという意見が多く見られます。上級機種はそれなりの値段ですが、初心者向けでも良く見えると評判は良いです。
また、シリーズも豊富で例えばホエールウォッチングなど海で使う場合にはマリナーシリーズなどわかりやすく選びやすいのも好印象なようです。フジノンの入門機種から入って最終的にフジノンの上位機種を買い、ずっとフジノンを使い続けるというコアなファンも多く居ます。
ただ、機種によっては海外契約で作っていて国産にこだわるユーザーからは少し悪い評価もありました。もちろん海外製だからと言って粗悪な物を出すメーカーではありませんが、気になる方は製造国は要チェックですね。
フジノンの双眼鏡はどんな人におすすめ?
フジノンは機種によってスペックも様々ですが、初心者でも上級者でもしっかりとしたスペックの双眼鏡を楽しめるメーカーとなっています。特に初心者で初めて双眼鏡を持つ場合には失敗の少ないメーカーと言えるでしょう。
失敗が少ないと言ったのは使うシーンや目的によって明るさや重量に目安があるからです。例えばコンサートには倍率5倍で重量が300グラム前後が最もおすすめですが、フジノンに5倍の双眼鏡はありません。
フジノンのおすすめ双眼鏡
ここからはフジノンが出している双眼鏡から6機種をピックアップし、使いたいシーンやおすすめの点を紹介していきます。
KF 8×24 H
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フジノンから出ている双眼鏡で最も小型な双眼鏡です。倍率が8倍、対物レンズの有効径が24ミリとバランスが良いです。重量も360グラムなので持ち出しやすく双眼鏡の入門編におすすめです。明るさも9あるので明るい環境や多少薄暗くても使えるスペックなのでバードウォッチングや少し大きめのコンサートに最適です。
KF 8×32 W
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先ほど同じくKFシリーズで同じ8倍で対物レンズの有効径が32ミリなのでより明るさがとれるようになりました。KF8×24よりも暗いところで使う場合におすすめです。また、同じスペックで8×32Hという物がありますが、カタログからは製造国、ボディの素材、プリズムに違いがあり、Wのほうが高スペックです。
KF 10×42 H
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同じくKFシリーズで10倍の倍率が欲しい場合におすすめです。このスペックで重量670グラムは軽い方です。この重量なら本格的なバードウォッチングに活躍してくれるでしょう。
7X50 MT-SX
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こちらはMTシリーズの双眼鏡です。MTシリーズは高性能ながらもコストパフォーマンスを追求した機種で、倍率が7倍、対物レンズの有効径が50ミリというのは天体観測に最も適しています。値段も手ごろなので、天体観測の入門編にはもってこいです。
7X50 FMT-SX
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上記のMFシリーズよりも高性能なFMTシリーズの双眼鏡です。倍率、対物レンズの双眼鏡は同じですが、性能はこちらの方が良いです。多くのプロも愛用するスペックで中級者から上級者におすすめの双眼鏡です。
テクノスタビ TS-1440
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こちらはフジノンの防振双眼鏡です。14倍という高倍率を手持ちで使うためには防振機能が必須です。一度防振を使ってしまうと普通の双眼鏡には戻れないと言われるほどの見え味を楽しむことができます。