キャノンの特徴や評判とおすすめの双眼鏡
私達が普段目にするキャノンと言えばカメラが多いですが、双眼鏡も製造されています。現在生産されているキャノンの双眼鏡は一言で言ってしまえば高性能で高価です。
ここではそんなキャノンの双眼鏡の特徴や評判、おすすめのシーンを機種ごとに紹介しているので双眼鏡選びの参考にしてください。
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キヤノン(Canon)とは?
キャノンと言えば誰もが知るカメラメーカーとして有名ですが、カメラやビデオカメラなどの映像機器、プリンタや複合機などの事務機器、デジタルマルチメディア機器や半導体露光装置、産業機器や医療用機器などの精密機器を製造しているメーカーです。
キヤノン(Canon)の歴史
キャノンの前身は1933年に創立された精機光学研究所という小さな研究所です。1934年には国産で初となる精密小型カメラのカンノンを完成させています。
1935年には世界で通用するカメラブランドとしてCanon(キヤノン)が採用されました。その後順調に業績を伸ばし、2000年にはニューヨーク証券取引所で上場を果たし、2014年にはデジタルカメラ生産2億5000万台を突破するなどし、現在に至ります。
キヤノン(Canon)の双眼鏡の特徴
キヤノンの双眼鏡はラインナップが少ないので非常にシンプルに選ぶことができます。特に現在生産されているのもはすべてに防振機能がついていて高スペックで高価なものが多いです。
以前生産されていたものでは7倍や防振のない8倍などもありましたが、現在は販売されていません。よってキヤノンの双眼鏡は双眼鏡に慣れてきて2台目を求める中級者や上級者から定評があります。
キヤノン(Canon)の双眼鏡の評価や評判
キヤノンの防振を味わってしまうと防振なしには戻れないという意見が非常に多いです。手持ちでは倍率が10倍を超えてきたり、500グラムを超えてくると手ブレがひどくなって見えづらいですが防振機能があれば問題ありません。
どうしても防振機能を付けると本体が重くなってしまいます。これは振動を抑えるモーターを搭載するためです。しかしその重ささえも気にならなくなってしまうほどの見え味に絶大な人気があり、愛用者の評価はとても良いです。
またその人気度をうかがえるのが手に入りにくさです。ネット通販では品薄で予約販売に切り替わっているところも見かけますし、ユーザーにも「やっと見つけて即買った」と言う方もいるほどです。
キヤノン(Canon)の双眼鏡はどんな人におすすめ?
キヤノンの双眼鏡は現在発売されているのもは全機種防振機能が搭載されているので、使いどころを選びます。防振があって困る場所はないですが、必要ない場所はあるということです。
また、値段も決して安くはないので、ライトユーザーというよりはヘビーユーザー向けでしょう。本気で双眼鏡を楽しみたいという場合にはもちろんおすすめです。使うべきシーンとしては、
- 天体観測
- バードウォッチング
- コンサートやライブ
など高倍率を楽しみたいときにはどんな場面でも活躍してくれます。
キヤノン(Canon)のおすすめ双眼鏡
ここからはキヤノンのおすすめの機種と6つと、機種ごとにもう少し詳しく使いたいシーンを紹介していきます。
BINO8×25IS
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こちらはキャノンのISシリーズで最もコンパクトで軽量な双眼鏡です。倍率が8倍で防振と言うのは少し贅沢品と言う位置づけです。というのも手持ちでは防振無しでも10倍までは何とか手ブレも少なく見ることができるので、8倍に防振と言うのはある意味すごいことなのです。
しかしやはり防振のある8倍と防振のない8倍では差が出ます。防振機能があったほうがより気軽に楽しむことができるので動く対象を追うバードウォッチングやスポーツ観戦、大きめのコンサートなどで活躍するでしょう。
BINO10×30IS2
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こちらは倍率が10倍で対物レンズの有効径が30ミリなので明るさは9です。少々暗い場面でも観察が可能で、スペックのわりに軽量です。そのため少し暗い林内や森内のバードウォッチングはもちろん、コンサートやスポーツ観戦にもおすすめです。
BINO12×36IS
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こちらは倍率が12倍で対物レンズの有効径が36なので、少し大きめになっています。コンサートでは目立ってしまうかもしれないですが、バードウォッチングには最適で、遠くの野鳥もしっかりとらえることができます。
BINO10×42LIS
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倍率が10倍で対物レンズの有効径が42なので非常に明るいです。このスペックなら天体観測も十分に楽しめます。重量は1000グラムなので重いですが、三脚の使用も可能で言うことなしの双眼鏡と言えるでしょう。
BINO18×50IS
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倍率が18倍と言う手持ちでは考えられない倍率ですが、それでも防振のお陰で手持ちも可能になっています。このクラスでは天体観測が最も適していますが、数値的には少し暗いかもしれません。ただ、双眼鏡は数値だけでは語れない部分も少なからずあって今でも天体観測に使ってる愛用者はたくさんいて評判も良いです。
BINO15×501S
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1つ前に紹介したものと倍率が違う機種です。対物レンズの有効径が同じで倍率が小さくなったということは、明るさも明るくなったということになります。この15倍も防振だから手持ちが可能なわけで(防振がなければ手持ちでは10×50が限界)18倍より倍率は劣りますが、より明るく天体観測を楽しむことができるでしょう。