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単眼鏡とは?種類や特徴の基礎知識

単眼鏡について

双眼鏡と一緒に語られることの多い単眼鏡ですが、見た目は双眼鏡の半分だし、わざわざ単眼鏡を選ぶ必要はあるのか?と疑問に思うこともありますよね。でも、単眼鏡も昔からあるもので、決して時代遅れでも、使えないわけでもありません

ここではそんな単眼鏡の基礎知識として単眼鏡と双眼鏡の違いや単眼鏡の種類、使い方などを解説していますので、ぜひ単眼鏡への理解を深めていってください。

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そもそも単眼鏡って何?

そもそも単眼鏡って何?

単眼鏡を一言で説明するなら片手サイズの望遠鏡です。単眼鏡とだけ言うと小さなルーペからフィールドスコープ、望遠鏡と様々あることになってしまいますが、多くの場合は片手で持てる単筒の望遠鏡のことを指していて、焦点調節式弱視鏡とも呼ばれます。

単眼鏡と双眼鏡の違い

単眼鏡と双眼鏡ではまず筒の数が違いますが、最も違う点としては立体感や距離感の有無です。人間の目は両目で見ることにより立体感や距離感を感じることができます。これは左右の目の視差によるもので、近くから遠くまで連続した距離感を持つことができるようになっています。

双眼鏡であれば両目で覗くことができるので立体感、距離感を楽しむことができますが、単眼鏡ではこの立体感や距離感を楽しむことができません。では双眼鏡は必要ないのかと言えばそうではなく、使う目的やシーンによってその必要性も変わります。

>>双眼鏡について詳しくはコチラ

単眼鏡の必要性とは?

単眼鏡は立体感や距離感を掴めず、見え方は平面です。それでも単眼鏡には単眼鏡の使い道があり、双眼鏡とは違ったメリットデメリットがあるので、使うシーンのことを考えれば単眼鏡も必要です。

例えば、後で詳しく紹介しますが単眼鏡の種類によってはゴルフや狩猟で対象までの距離がレーザーで測れる機種などもあります。

単眼鏡のメリット

まず第一のメリットはその携帯性です。双眼鏡よりもはるかに小型で軽量なのでポケットに入れて持ち歩けるのが魅力です。登山やトレッキングなどではなるべく荷物を減らしたいので大型の双眼鏡よりも単眼鏡を持って行く方もいます。

もう一つは近接が可能なことです。もっとも近付いてピントの合う距離のことを最短合焦距離と言いますが、今出ている双眼鏡では50センチ前後が限度なのに対し、単眼鏡ではもっと近付いてもピントが合うような物もあります。そうなると美術館での絵画鑑賞やガラスケースに入った工芸品の鑑賞などにも便利です。

>>初心者必見!単眼鏡のおすすめランキング

単眼鏡のデメリット

デメリットはやはり距離感や立体感が得られないことです。そのため、遠くのものを肉眼で見ているような感覚で観察することは難しくなります。それから単眼鏡の視野は狭いため、野鳥などの動きの速い物を捉えるのが難しく、長時間の観察では目が疲れやすいというデメリットがあります。

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単眼鏡の種類

単眼鏡の種類

単眼鏡と言っても使うシーンや目的でによって様々な種類に分けられます。

  • 防振単眼鏡
  • レンジファインダー
  • ギャラリースコープ
  • 暗視スコープ
  • フィールドスコープ

それぞれ適した場面を選ぶことで最も力を発揮できます。ここからはそれぞれの特徴と使うシーンについて解説していきます。

防振単眼鏡

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防振機能がついた単眼鏡です。防振機能があるのと無いのとでは使いやすさが全然違います。防振機能さえあればある程度の手ブレを補正してくれるため倍率の高い単眼鏡も選ぶことができるようになります。

防振機能が付くということはある程度の倍率や大きさも用意されており、近くのものを見るというよりは遠くのものを見るための単眼鏡が多いです。コンサートや離れた場所に展示されている美術品鑑賞などにおすすめです。

レンジファインダー

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単眼鏡ではレーザーレンジファインダー単眼鏡と呼ばれることもあります。これは対象までの距離が計測できる単眼鏡になっています。主にゴルフや狩猟に使用されます。

ギャラリースコープ

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ギャラリースコープとは最短合焦距離が中~遠距離のものです。主に観劇やオペラなどに使用されるもので、最短合焦距離が短くないので美術館などではあまり活躍できないでしょう。

ミュージアムスコープ

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ミュージアムスコープとは最短合焦距離が近距離のものです。こちらは近いものでもピントが合うので美術鑑賞や工芸品の鑑賞などに最適です。

暗視スコープ

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暗視スコープは字の如く、暗闇でも見ることができる単眼鏡で、暗い場所で単眼鏡を使おうとした場合には暗視スコープ一択になります。例えば夜行性の動物の観察などにはもってこいです。しかし肉眼のように見えるわけではなく、色は緑色の視界になります。明るい環境では明るすぎて良く見えないので、夜間や暗所でのみ活躍します。

フィールドスコープ

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フィールドスコープは主に三脚を使用して使うほど大型な地上望遠鏡です。天体望遠鏡とは違い、内部にプリズムを使用しているので上下左右に反転しない正立像で見ることができます。手持ちよりも重くできるので高性能なものが多く、野鳥観察などをより本格的におこないたい場合に最適です。

>>フィールドスコープについて詳しくはコチラ

単眼鏡の使い方

単眼鏡の持ち方は、単眼鏡を両手に持って三角形を作るようにして持つのが基本とされていますが、少し慣れてきたら片手で持つとよりスタイリッシュに使うことができます。

まず覗きたい対象を見つけたら、肉眼でその対象に視線を合わせます。その後に単眼鏡を目に当ててください。単眼鏡は視野が狭く、覗きながら対象を探すのはとても困難です。

まだ焦点はあっていないのでボンヤリしていますが、ボンヤリでも対象が単眼鏡の視界に入ったら焦点を合わせます。近くのものを見る場合には単眼鏡のレンズを開きます。レンズを開くことでその単眼鏡のスペックに書いてある最短合焦距離まではピントを合わせることができます。遠くのものを見ているときは少しずつレンズを狭めていくことで焦点が合います。

はじめは焦点を合わせるときに時間がかかってしまいますが、自分の単眼鏡のレンズ調節機構の癖がつかめると素早く調節することが可能になります。

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