初心者必見!失敗しない上手な双眼鏡の選び方を徹底解説
双眼鏡はライブやコンサートはもちろん、セミナーや勉強会でも活躍しますし、バードウォッチングや昆虫観察、旅行やハイキングのお供、美術館に持って行っても良いし、天体観測もできてしまう、とても便利なものです。
しかし、今紹介したようにその使用目的は様々で、全部を同じ双眼鏡でまかなうのは困難です。そのため、使用目的に合ったスペックの物を選ばないと俗に言う「失敗」ということになってしまいます。
商品自体が粗悪なものも少しはありますが、双眼鏡選びの「失敗」の多くは使用目的が合わないスペックを選んでしまって、その双眼鏡の本来の力を発揮できていないことにあります。
そこで、できるだけ失敗しない双眼鏡選びをしていただくために、双眼鏡選びに大切なことを1から10まで解説いたしますので、ぜひ自分に合った最高の双眼鏡に出会ってください。
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双眼鏡を選ぶ際のポイント
双眼鏡を選ぶ際に、種類がたくさんあるし専門用語も出てきてわかりづらいですよね。しかもスペックのバランスが悪い双眼鏡や粗悪なものを選んでしまうと全然きれいに見れないという事もあります。
しかし双眼鏡を選ぶときには以下のポイントと後述する「目的に合ったスペック」を選ぶことができれば大きな失敗をすることはありませんので、ここを頭に入れておいてください。
ズームと高倍率には要注意!
双眼鏡はズームできたり高倍率な方が役に立つと思われがちですが、そうではありません。一定の性能を維持したまま高倍率にすると対物レンズの有効径も大きくなり、双眼鏡自体も大きくなります。すると双眼鏡が重くなり手ぶれも激しくなり使い心地が悪くなります。
よく見るコンパクトなのに高倍率な双眼鏡は一定の性能を有しておらず、明るさが足りなかったり解像度が悪いなどの不具合が起きます。総合的に見て、手持ちで双眼鏡を使う場合には10倍までがおすすめです。
オペラグラスと双眼鏡の違い
オペラグラスとはその名の通りオペラを鑑賞するために作られた双眼鏡で、持ち運びに便利でコンパクトな物です。一昔前はコンパクトさを実現するためにガリレオ式と言って、対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使って正立像にし、プリズムを必要としないものでした。
一般的な双眼鏡とは対物レンズに凸レンズ、接眼レンズにも凸レンズを使っており、そのままだと肉眼と上下左右の倒立像になってしまうのでプリズムを入れ、光を反射させて肉眼と同じ上下左右になるように調整されています。
定義が少々曖昧ですが、プリズムが入っていないガリレオ式のものがオペラグラスと呼ばれることが多いです。プリズムを入れると双眼鏡自体が大きく重くなってしまうため、オペラグラスにはガリレオ式が好まれていたということです。
広い範囲を見るなら広角の双眼鏡
広い範囲を見たい場合には見掛け視界が65°以上の広角双眼鏡がおすすめです。例えば動きの激しいスポーツや大人数のライブ、動きの速い野鳥の観察などは広角双眼鏡の方が良いでしょう。見掛け視界75°以上のものは超広角双眼鏡と言い、さらに広い視野が必要な時にはおすすめです。
ただ、広角や超広角は視界が広い分、解像度が悪くなります。広ければ良いわけではなく目的に合った視界の広さを選びましょう。
メガネの人はアイレリーフをチェック!
メガネを使用している人はアイレリーフの数字に注意しましょう。アイレリーフは10~15ミリで、できれば15ミリ以上、少なくとも10ミリはあったほうが良いでしょう。メガネを使用していなくともアイレリーフが長ければ疲れにくく快適に双眼鏡を使うことができます。
双眼鏡の種類の選び方
ここからはさらに深く「双眼鏡を選ぶ」ときに役立つ知識を書いていきます。まずはレンズプリズムの方式と、ピント合わせの方式で分けられる双眼鏡の種類について解説いたします。
レンズやプリズム方式の種類
双眼鏡にのレンズには接眼レンズと対物レンズが使われています。それぞれが凸レンズなのか凹レンズなのか、その組み合わせによってプリズムが必要か必要ないかが決まります。
ガリレオ式の双眼鏡
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対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使用したシンプルな光学系です。このレンズの凸凹の組み合わせでは、双眼鏡を覗いたときの像の上下左右が反転しない正立像なのでプリズムを必要とせず、小型化を実現できます。おもにオペラグラスと言われるものはガリレオ式です。
ポロプリズム式の双眼鏡
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ポロプリズム式では直角プリズムを複数個入れることで光を反射させて正立像を得る仕組みになっています。プリズムを複数個いれているため、双眼鏡自体をあまりコンパクト化することができません。本格的で大きなものが多いですが、同じようなスペックならポロプリズムの方がきれいに見えます。
ダハプリズム式の双眼鏡
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ダハプリズム式では屋根型のダハ面(ルーフ面)を持つダハプリズムを使用して正立像を得る仕組みになっています。プリズムが1つで良いのでコンパクト化することができ、初心者にも扱いやすい小型なものも多くあります。ただ、ダハプリズムの方がコストがかかり、少し値段が上がる傾向にあります。
ピント合わせ方式の種類
双眼鏡はピントを合わせる機構によって中央繰出し(CF:Center Focus)式と単独繰出し(IF:Individual Focus)式に分けられます。それぞれではピントの合わせ方や双眼鏡の形が変わります。
中央繰出し(CF:Center Focus)式の双眼鏡
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ピント調整リングが中央についていて両方同時にピント調整できるのもが中央繰出し式(CF式)です。接眼目当て(アイレリーフ)調整、目幅調整まではIF式と同じですが、その後に視度調整をするとその後対象を変えてもピント合わせだけで楽しむことができます。
単独繰出し(IF:Individual Focus)式の双眼鏡
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片方ずつピントを調整するのもが単独繰出し式(IF式)になります。接眼目当て(アイレリーフ)調整、目幅調整まではCF式と同じですが、その後に視度調整とピント合わせをおこない、対象を変えるごとに再度視度調整とピント合わせが必要になります。
双眼鏡のスペックの見方と選び方
ここからは双眼鏡の各スペックの見方と選ぶときのポイント、使用目的別のおすすめの数値をそれぞれ細かく解説していきます。
双眼鏡の倍率
双眼鏡に刻印された〇×△AA°という記載の〇の部分です。倍率は使用目的によって大きく変わるので先に目的を決めてから選ぶと良いでしょう。
- コンサートや観劇、屋外スポーツなどは4~16倍程度(会場の規模による)
- バードウォッチングには8~12倍程度
- 野球やサッカーなど、競技場の観戦には4~12倍程度(会場の規模による)
- マリンスポーツには7倍以上
- 旅行、ハイキング、ドライブなどのレジャーには6~8倍程度
- 天体観測には7~10倍
双眼鏡の対物レンズ有効径
双眼鏡に刻印された〇×△AA°という記載の△の部分です。先ほどの倍率とこの対物レンズ有効径のバランスで明るさと解像度が変わるので、倍率によって必要な対物レンズ有効径が決まります。
基本的には対物レンズ有効径が大きければ性能は良いですが、双眼鏡自体が大きく重くなってしまうので使用目的に合ったサイズを選びます。
- コンサートや観劇、屋外スポーツなどで4~8倍程度の倍率なら対物レンズ有効径は10~20ミリ台
- バードウォッチングで7~10倍程度の倍率なら対物レンズ有効径は20~40ミリ台
- 野球やサッカーなど、競技場の観戦で7~8倍程度の倍率なら対物レンズ有効径は20~30ミリ台
- マリンスポーツで7倍以上の倍率なら対物レンズ有効径は20倍以上
- 旅行、ハイキング、ドライブなどのレジャーで倍率が7~8倍程度なら対物レンズ有効径は20~30ミリ
- 天体観測で倍率7倍なら対物レンズ有効径は50ミリ以上
双眼鏡の実視界
双眼鏡に刻印された〇×△AA°という記載のAA°の部分です。実視界は双眼鏡を覗いたとき、その視野がどのくらいの角度に広がって見えるかを表しています。
この実視界は倍率によって変わるものなので、他の倍率の双眼鏡と比べることができません。しかしこの実視界と倍率をかけた見掛け視界であればどの双眼鏡とも比べることができるので、具体的な数字は次の見掛け視界で示します。
双眼鏡の見掛け視界
AA°×〇、つまり実視界と倍率をかけた数字です。この数字であれば他の双眼鏡と比べることができるので、実視界よりも頻繁に使われますし、慣れればこちらの方が使いやすいでしょう。見掛け視界が広ければそれだけ広く見ることができ、目標を捉えやすくなる半面、解像度が悪くなります。
- コンサートや観劇、屋外スポーツなどでの見掛け視界は50~70°(会場の規模によって差が出る)
- バードウォッチングでの見掛け視界は65~70°の広角タイプ
- 野球やサッカーなど、競技場の観戦での見掛け視界は、あまり激しくないスポーツの場合は見掛け視界50~60°、動きの激しいスポーツでは65°以上
- マリンスポーツでの見掛け視界は50~60°
- 旅行、ハイキング、ドライブなど、レジャーでの見掛け視界は40~50°
- 天体観測での見掛け視界は40~60°
双眼鏡のひとみ径
ひとみ径は対物レンズの有効径÷倍率(△÷〇)で表されます。この数値が大きいと暗い場所でも明るく見えるようになります。
- 晴天下でとても明るい場合にはひとみ径2ミリ以下でも可
- 普通に明るいところならひとみ径2~3ミリ
- 薄暗いところではひとみ径3~5ミリ
- 暗いところではひとみ径5~7ミリ
- 天体観測など真っ暗な所ではひとみ径7ミリ
ちなみにひとみ径の値が大きい物を明るいところで使うとまぶしくて使えないということはないので安心してください。逆に暗い場所でひとみ径の値が小さいと暗くて見えないので注意が必要です。
双眼鏡の明るさ
ひとみ径を二乗したものが明るさになります。双眼鏡で明るさを考える場合はこちらの数字を使うことが多いです。
- 晴天下でとても明るい場合には明るさ4以下でも可
- 普通に明るいところなら明るさ4~9
- 薄暗いところでは明るさ9~25
- 暗いところでは明るさ25~49
- 天体観測など真っ暗な所では明るさ49
明るさ49(ひとみ径7)は人間が対応できるギリギリの明るさです。
双眼鏡の最短合焦距離
最短合焦距離とは最も近付いてピントが合う距離です。遠くのものを見る場合にはあまり気にしなくて良いですが、美術館などで近いのもを見る場合にはなるべく距離の短い物を選ぶと良いでしょう。
双眼鏡のアイレリーフ
双眼鏡を覗いたときに視野全体を見ることができる眼の位置から接眼レンズまでの距離のことです。 アイレリーフが長いほど見えやすく、眼鏡をかけた方でも視野全体を見ることができます。一般的にはアイレリーフの長い双眼鏡を「ハイアイ双眼鏡」という名前で呼びます。
メガネを使用する場合にはアイレリーフ10~15ミリあると良いでしょう。
双眼鏡のサイズと重量
双眼鏡のサイズは基本的に高スペックほど大きく重くなります。これは高スペックにするために対物レンズの有効径などを大きくしなければいけないためです。使用する目的ごとに最適なスペックと重量のものを選びましょう。
100~200グラムだと手軽に持つことができ、300~500グラムでもまだ手持ち可能で500~1000グラムで長時間の手持ち使用が難しくなり、1000グラムを超えると三脚が必要になります。
重量は腕が辛いだけでなく手ブレの大きさも関係してくるので重要です。もちろん人によって筋力が違うので一概にこれという数字は出せませんが、使用目的に合ったスペックと重量のものを選びましょう。
双眼鏡メーカーの選び方
ここでは初めて双眼鏡を選ぶときに迷いがちなメーカー9社の特徴を一覧にしますのでメーカー選びの参考にしてください。
メーカー名 | レベル | 品質 | 価格設定 |
ビクセン (Vixen) |
初心者~中級者 | 良い | 安い~普通 |
ニコン (Nikon) |
初心者~上級者 | 非常に良い | 普通~高い |
ケンコー (Kenko) |
初心者~中級者 | 普通 | 安い~普通 |
オリンパス (Olympus) |
初心者~中級者 | 良い | 普通 |
コーワ (KOWA) |
中級者~上級者 | 良い | 高い |
ナシカ (NASHICA) |
初心者 | 物によっては悪い | 安い |
キャノン (Canon) |
中級者~上級者 (取り扱いが防振のみ) |
良い | 普通~高い |
フジノン (FUJINON) |
初心者~上級者 | 良い | 安い~高い |
スワロフスキー (SWAROVSKI OPTIK) |
上級者 | とても良い | とても高い |
初心者におすすめな双眼鏡メーカー
双眼鏡の初心者と上級者の違いは、扱ってきた双眼鏡の経験から、見え方のこだわりや目的がしっかり定まっているかどうかなどの違いがあります。双眼鏡はこれまで紹介してきたように操作は難しくなく、初心者だと扱えない双眼鏡なんてものはありません。どれを選んでも使うことはできます。
しかしどのくらいの見え方が良いのか、自分が何の目的で双眼鏡を使うのかが定まらないまま最初から高い双眼鏡を買ってしまうと、あまり使わずに終わってしまうことがあります。そこで初心者の方でも気軽に買えて、尚且つ性能が悪くないおすすめのメーカーを3社ご紹介します。
ニコン(Nikon)の双眼鏡
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言わずと知れた有名な大手メーカーです。1917年設立の日本のメーカーで、カメラ、デジタルカメラ、双眼鏡、望遠鏡、ステッパー、メガネ、測定機、測量機、光学素材、ソフトウェアなど光学機器および関連製品を製造、販売しています。
双眼鏡のラインナップも多く、まず失敗のないメーカーと言えます。ニコンの双眼鏡は初心者向けで軽めのものから本格的で大きなものまでそろっているので、ずっと使い続けられるのも魅力です。
ビクセン(Vixen)の双眼鏡
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1949年に創立し、1954年に設立された歴史のある日本のメーカーです。天体望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡、スポッティングスコープ、ルーペ、コンパス、CCDカメラ等の開発、設計、製作業務及び各商品の国内販売、輸出、輸入業務等をおこなっています。
双眼鏡のラインナップも多く、値段も安いので一番最初の双眼鏡として気軽に買うことができます。品質も悪くなく、まさに初心者に最適な双眼鏡メーカーでしょう。
オリンパス(Olympus)
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1919年設立の日本のメーカーです。オリンパスは精密機械器具の製造販売をしていて、双眼鏡も出していますが、売り上げの70%は医療機器が占めている会社です。
あまり馴染みはないかもしれませんが、値段も手頃で品質も良いので初めての双眼鏡におすすめです。本格的で大きな双眼鏡でもそこまで高くないのでいろいろなスペックを状況に応じて使いたい初心者の方にも良いでしょう。
目的に合わせた双眼鏡の選び方
ここからは双眼鏡を選ぶ際に最も重要な「目的に合った」双眼鏡選びについて解説していきます。使用する目的によって明るさなどの環境が変わり、どの場面でも高性能なものが適しているというわけではありませんので、自分が使用する目的を想像しながら参考にしてみてください。
もうすでに目的が決まっている方は上述のリンクを選択していただければ、適した選び方と、おすすめの双眼鏡を紹介した部分へジャンプできます。
夜間のライブやホールコンサート向けの双眼鏡選び
- 倍率:4~16倍(会場の規模による)
- 見掛け視界:40~65°(人数が多く動きが激しい場合)
- ひとみ径:3~5ミリ
- 明るさ:9~25
夜間のライブやホールコンサートで最も重要なのは明るさで、最低でも明るさ9以上はあったほうが良いでしょう。会場の暗さにもよりますが、倍率が一定なら対物レンズの有効径が大きいほうが明るくなります。よって、高倍率ならそれだけ大きな対物レンズ有効径が必要になってしまい、携帯性に欠け、バランスが悪くなってしまいます。
見掛け視界はグループのコンサートなど多人数のアーティストをいっぺんに見たい場合や、激しい動きがある場合には広い方が見やすくなります。
倍率は会場の大きさによって使い分けます。自分の席とアーティストとの距離を調べて距離÷倍率がそれだけ近付いて見えるという距離の値です。手持ちでは10倍以上だと手ぶれが激しくなるので防振機能を持った双眼鏡も視野に入れましょう。
おすすめの双眼鏡
ビクセン(Vixen) / アリーナM 8×25
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キャノン(Canon) / BINO 12X36 IS3
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サイトロン(SIGHTRON) / SAFARI 5×20
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劇場での観劇やミュージカル向けの双眼鏡選び
- 倍率:3~5倍
- 見掛け視界:50°前後
- ひとみ径:3~5ミリ
- 明るさ:9~25
観劇やミュージカルは会場の広さにもよりますが、倍率は5倍もあれば十分でしょう。例えば劇団四季(夏)は、
- 客席数が1200席
- 舞台前から客席最後列(22列)までの距離が25.5メートル
- 舞台奥行きが18.8メートル
キャストが舞台中央に立ったとして客席最後列からの距離は34.9メートルです。5倍の双眼鏡であれば7メートルまで近付いて見たときと同じ大きさで見えます。薄暗いことも考慮して明るさは9以上のものを選びましょう。
おすすめの双眼鏡
サイトロン(SIGHTRON) / SAFARI 5×20
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ミザールテック(MIZAR-TEC) / SW-550
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ビクセン(Vixen) / アリーナM 8×25
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昼間の野外ライブや音楽フェス向けの双眼鏡選び
- 倍率:4~8倍
- 見掛け視界:40~50°
- ひとみ径:2~3ミリ
- 明るさ:4~9
昼間の野外ライブや音楽フェスは明るいので明るさは4~9あれば十分明るく見ることができます。このようなライブでは激しく動くものは少ないので見掛け視界もそこまで広い物は必要ないでしょう。
野外ライブということで突然の雨も心配されるので防水仕様のものだと安心して楽しむことができます。
おすすめの双眼鏡
ニコン(Nikon) / トラベライトEX 8x25
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コーワ(Kowa) / SV25-8
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ニコン(Nikon) / スポーツスターEX 10×25D
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スポーツ観戦向けの双眼鏡選び
- 倍率:野外でのスポーツ観戦なら8~12倍、室内なら4~8倍、会場が広い場合は8~10倍
- 見掛け視界:動きの激しいものは65°前後、動きの少ないものは50~60°
- ひとみ径:昼間の明るいスポーツは2~3ミリ、ナイターなど少し暗い場合には3~5ミリ
- 明るさ:昼間の明るいスポーツは4~9ミリ、ナイターなど少し暗い場合には9~25
どんなスポーツかにもよりますがいろいろ見に行くことが多いのであれば見掛け視界は広めの方が良いでしょう。10倍以上の場合は防振の双眼鏡で、野外の場合には防水仕様のものもおすすめです。
おすすめの双眼鏡
ニコン(Nikon) / スポーツスターEX 10×25D
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ビクセン(Vixen) / ニューアペックスHR 10×28
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ニコン(Nikon) / アキュロンT01 8x21
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旅行やアウトドア向けの双眼鏡選び
- 倍率:6~8倍
- 見掛け視界:40~50°
- ひとみ径:3~5ミリ
- 明るさ:9~25
旅行やアウトドアではポケットに入るサイズが理想で、具体的には300グラム前後がおすすめです。ふとした瞬間に取り出せる携帯性を重視しましょう。野外で使うので防水機能もあればさらに安心です。
おすすめの双眼鏡
ニコン(Nikon) / トラベライトEX 8x25
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コーワ(Kowa) / SV25-8
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ニコン(Nikon) / スポーツスターEX 8×25D CF
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バードウォッチング向けの双眼鏡選び
- 倍率:8~12倍
- 見掛け視界:50~65°
- ひとみ径:干潟など明るい場所では2~3ミリ、森内など薄暗いところでは3~5
- 明るさ:干潟など明るい場所では4~9ミリ、森内など薄暗いところでは9~25
バードウォッチングでは速い野鳥を捉えるために視野が広い双眼鏡が適しています。明るさは観察したい場所に応じて決め、10倍を超える場合には防振機能や三脚の使用をおすすめします。野鳥観察も基本的には野外なので防水機能も必要と言えます。
おすすめの双眼鏡
コーワ(Kowa) / SV8x32
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ニコン(Nikon) / MONARCH 7 8x30
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ニコン(Nikon) / EDG 10×42
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美術鑑賞向けの双眼鏡選び
- 倍率:4~7倍
- 見掛け視界:40~50°
- ひとみ径:3~5ミリ
- 明るさ:9~25
- 最短合焦距離:できるだけ短い方が近付いて見えます
美術鑑賞ではなんといっても軽量でスタイリッシュなデザインと最短合焦距離の短さが大切です。最短合焦距離が短ければそれだけ近付いて見ることもでき、だからと言って離れても困ることはありません。
おすすめの双眼鏡
リコー(RICOH) / Papilio
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ビクセン(Vixen) / ジョイフル H6×18
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ビクセン(Vixen) / Saqras H6×16
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天体観測向けの双眼鏡選び
- 倍率:7~10倍
- 見掛け視界:40~60°
- ひとみ径:5ミリ以上
- 明るさ:25以上
天体観測では明るさが最も重要です。明るさは人間が対応できるギリギリの25~49のものを選びましょう。この明るさを実現するために倍率は7倍がおすすめで、それ以上なら防振機能や三脚の使用も視野に入れて対物レンズの有効径が大きなものを選びましょう。
おすすめの双眼鏡
ビクセン(Vixen) / アスコットZR 7×50 WP
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ニコン(Nikon) / アクションEX 7X50
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ニコン(Nikon) / 7x50 SP防水型
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