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フルートのアンブシュア(口の形)と高音低音の吹き分け方

フルートのアンブシュア(口の形)

フルートを吹くときその独特の演奏姿勢や指の動きに目が行きがちですが、奏者が最も意識を向けているのは口の形であることをご存知でしょうか?運指は慣れてこれば、あるいは体に染みつくほど練習していれば自然と動くようになります。しかし口の形だけはそうもいきません。

フルートは口の形と吐き出される息の使い方次第で音量や音域を調整することができるのです。慣れが必要であり、少しでも気を抜けば音が小さくなったりおかしくなったりしてしまいます。

こちらではフルートのアンブシュア(口の形)と高音低音の吹き分け方をご紹介していきます。

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アンブシュアの目次

アンブシュア(口の形)ってなに?

アンブシュア(口の形)ってなに?

フルートを吹くためには息を吹き込むことが絶対条件ですが、ただ口をつけて息を入れればいいわけではありません。

フルートを吹くために必要な息を吹き込むためには、専用の口の形というものが存在します。それをフランス語でアンブシュア(embouchure)と言います。

ただ口の形と言われても単純ではなく

  • 口の中の状態
  • 唇の形と位置
  • 顎の形

3つのポイントが大きく関わってきます。

これらを自在に操ることで高音と低音を吹き分けるのです。こちらではこの3つの要素を説明しながら、アンブシュアの正しい作り方をご紹介していきます。

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アンブシュアの作り方

アンブシュアの作り方

アンブシュアの作り方は人によって様々です。

フルートを演奏している方々の口元に注目すると、十人十色でありそれぞれ個性があります。ただ誰もが基本を学んだ上で作り出したものであり、基本が身についていないと変な癖が付いてしまうこともあります。

まずは基本のアンブシュアを覚えることが大切です。ここからは覚えて損はない基本となるアンブシュアをご紹介していきます。

口の中の状態

口の中は基本広くとります。理由としては響きをよくするためです。

口の中が狭いと吸い込んだ息が普通の時よりも勢いよくフルートに伝わります。これが高音の時であればいいのですが、中音域や低音の時は勢いがよすぎてオーバーフローしたり、音の響きが失われます。ですので、基本的には口の中は広くしておくことが重要です。

また、口の中を広くするためには舌を下げる必要があります。舌を下げる際、初心者の方は力んでしまい音がうまくでないのでリラックスして吹きましょう。

東洋人が陥りやすい間違ったアンブシュア

本場ヨーロッパのフルート奏者やそれを教えている方々からすると、東洋人のアンブシュアの作り方は間違っている場合が多いとされています。正確にはアンブシュアも含め、その吹き方が根本的に間違っているケースが後を絶たないという事です。

これは東洋人の頭蓋骨、特に下顎の骨の形状が小さいことが原因とされていますが、これにより十分に口の中の空間を作り上げられていないとのことでした。

基本的に空間を広く取るためには舌の表面を下の歯列に沈める必要があるのですが、顎が小さいせいで難しいそうです。

また沈めると言っても凹ませるのではなく、下の歯列に合わせて舌の表面が水平になっている状態を作る必要があるのです。

これが出来なくてもある程度の曲までは吹くこともできるでしょうが、より深い領域でフルートを吹きたいのであれば音量の幅や音の跳躍、音色の表情などを作れないという壁に突き当たることになるでしょう。

唇の状態

唇の状態は口角が大きく関係しており、上げる派と下げる派で分かれます。これは高音を出すか低音を出すかでも変わりますが、絶対にどちらかでないといけない決まりはないので二派に分かれているのです。

全体的には口角を上げる派の意見が多く、フルートを習っている方の多くは口角を上げるように指導されるようです。

アパチュア(上唇と下唇の隙間のことで息の通り道となっている)を作る上で大事なのが唇の形ですが、口角を少し上げることで下唇が自然と平らになります

下唇を平らにしようとして唇全体を引っ張る様にすると力が入ってしまうので、自然な状態が望ましいと考えられています。あとは上唇を下唇よりも前に出るようにすることで、実際にフルートのマウスホールに息を吹き込む際、適した軌道になるのです。

ただ下唇に関しては口角を上げることで自然な状態が作れるのですが、上唇は前に出そうとして力が入ってしまうことがあるというデメリットもあります。それに対し、口角を下げると上唇を自然と前に出して固定することができます。

人それぞれ力が入ってしまう部分は違うので、それに合わせて上げるか下げるかを決める必要もあるのです。

どちらも自然な形が作れるようになればそれほど気にするほどのことでもないのですが、基本的に人は口角が下がった状態の方が多く、上唇を前に出した状態は作りやすいので、慣れないうちは下唇に力が入りやすくなることから上げる派が多くなるのでしょう。

顎の位置

フルートは基本的に三点支持という方法で楽器を支えます。唇・左手の人差し指の付け根・右手親指で支える方法です。ただしこの中の唇というのは、正確には唇の下の付け根と顎の突き出している部分の間を指します。

顎の位置も重要になってくるのですが、前後することで音程を変えることができます。顎を前に出せば音程が上がり、引けば音程が下がるということになります。これは前後させることで楽器自体も前後し、息の当たり方が変わるためです。

ただこれで音程を変えるのはおすすめしません。顎の位置はフラットな状態、つまり顎を前に出さず、かつ引かない中間の位置にする必要があります。

音程以外にも前に出したり引いたりすることによって、顎や唇に余計な力が入ってしまい、正しいアンブシュアやアパチュアが作れないリスクも発生する為、フラットな位置にするのが最も基本的とされています。

良いアンブシュアと悪いアンブシュアの違い

良いアンブシュアと悪いアンブシュアの違い

基本はありますがアンブシュアは個人差があります。良いアンブシュアや悪いアンブシュアというものも存在しますが、確認方法は知らない方も多いようです。

「良いアンブシュア」であればどのような音域になったとしてもきれいな音が出ます。

逆に音が出ても「悪いアンブシュア」だとどこかで行き詰ってしまうことがあります。

確認方法をしっかりと知って、良いアンブシュアを作り上げられるようにすることがフルートを上達するための一歩となります。

アンブシュアの確認方法

主には以下の2点を確認するようにしましょう。

  • 唄口とアパチュアが合っているか
  • 音域によってムラがないか

まずアパチュアが合っているかという点ですが、唄口の反対側に三角形の曇りが出来ているのが理想的と言われています。

また良い音が出たとしても、他の音域になると音量が小さくなる、音がガサつくなど吹き辛くなることがあるという経験をされる方もいらっしゃるのではないでしょうか?これは悪いアンブシュアになっている証拠でもあります。

高音と低音に多少の差があれど、ムラが出来ているのであれば補正しなければいけません

確かにムラがあるのであればアンブシュアをその都度変えて補えばいい、という考え方もあるかもしれませんが、その時々でいちいち変えていては曲に追いつけなくなってしまいます。それどころか音が揺れてしまう要因にもなってしまうのです。

わずかな補正程度で吹き分けられるのであればリスクはなくなるのですが、ムラが大きいようなら直す必要があります。その補正方法としては全音階のロングトーンをしてみると修正しやすくなります。

アンブシュアの直し方・矯正方法

アンブシュアが正しくない、自分に合っていないのなら直す必要が出てきます。ここからはその修正方法や矯正方法をご紹介していきます。

鏡を見る

唄口部分に三角形の曇りができない場合は、鏡を見てその形を直すという手があります。自分の口の形は自分では確認できないので、鏡を見てその形をしっかり修正するといいです。

またこの時、鏡に逆三角形の曇りが出来るようなら正しく修正できたという確認にもなります。

プロの動画をみてマネしてみる

どうしてもアンブシュアが上手くいかないときはプロの動画のアンブシュアを見て、ひたすら試してみるというのもおすすめです。YouTubeなどの動画サイトには実際に演奏しているプロの動画があがっています。

こうすることで新しい発見があったり気分転換にもなりますし、模倣も1つの立派な練習法です。ただ動画が粗く、口の形を確認できないものもあるので、根気よく探す必要があるかもしれません。

ストローを潰して口にくわえる

ストローが通っている大きさの穴が、ちょうどアパチュアと同じ大きさになるのです。ただし気を付けていただきたいのが穴の大きさです。あまり太いストローでは練習になりません。500mlのパックジュースなどを購入したときに付いてくるやや細めのストローで行うのが良いとされています。

最小限の力でくわえ、ストローが下を向くように歯と唇で調整して呼吸をする練習をしてみましょう。その際四拍で大きく吸い、四拍で大きく吐くことを意識してみてください。

ティッシュを壁にあてて離れた所から息を吹きかける

ティッシュを壁に当てた状態で、それに向かい20cmほど離れた位置から息を吹きかけます。正しく鋭い息を保てていればティッシュは落ちません

出来るだけで長く落とさないようにすることで、アンブシュアの練習と同時に正しいアンブシュアでのロングトーンの練習にもなります。

高音と低音の吹き分け方

高音と低音の吹き分け方

アンブシュアの基本、そして確認方法をご紹介していきましたが、それだけでは高音と低音が吹き分けられないという方も出てくることでしょう。悪いアンブシュアだと音程にムラが出てしまうという事は先で触れましたが、正しいアンブシュアでも高音と低音の吹き分けは難しいです。

その為、ここからは高音や低音を上手く出すためのコツを押さえておきたいポイント共にそれぞれご紹介していきます。

>>フルートの運指と基本の吹き方についてはコチラ

フルートの息のスピード

息のスピードは音程を作ることに直結しています。息のスピードが速ければ高音、スピードが遅ければ低音になってきます。

ただし息のスピードを速くしようとするあまり、量が少なくなってしまうと高音でも小さい音になることがあるため、スピードだけに意識を向けすぎないよう注意する必要があります。

フルートの息の太さ

息の太さはの息の量に直結します。息を細くすると音色にまとまりが出てきますが、これが細くなりすぎると響きの無い音が出来上がってしまいます。

逆に太くなれば大きな音が出ますが、音にまとまりがなくなってしまうのです。息を吐く量を増やせば息は太くなりますが、量を減らせば細くなります。

例えば高音でも大きな音となる様にするには、息のスピードは速く、そして太くする必要があるのです。また低く響く音を出すためには息のスピードはゆっくりと、しかし太くなりすぎればまとまりがない為、注意しなければいけないのです。

フルートの息の温度

息の温度を使い分けるのも、高音低音を吹き分けるコツです。

よく言われているのが、高音は熱い食べ物を冷ますときに「フーフー」とする冷たい息遣いで、低音は寒い冬の日、手を温めるために「ホーホー」とする温かい息遣いという例えです。

息の温度というのは息のスピードや太さに大きく関わっています。

例えば食べ物を冷ます時の息遣いは、息にスピードがあり比較的アパチュアが狭いです。ですから高音に向いている息の温度は冷たいのです。

反対に、手を温めるためるときの息遣いは息のスピードは遅く比較的アパチュアは少し広いです。だから、低音に向いている息の温度は温かいと言えます。

フルートのアンブシュア

フルートの練習をする際、まず頭部管のみで練習します。この時、高音と低音の吹き分けをするのですが、これはアンブシュアが正しく行えていることで吹き分けることが可能となっています。

具体的に示すと、高音を出したいのであればアンブシュアの中でもアパチュアを小さくし、鋭い息を出せるようにすると息のスピードを上げることができます。低音であればアパチュアを少し開いてスピードを遅くすることで吹き分けることができます。

高音と低音における息のスピードと太さの考え方

高音と低音の息が違うのは分かるけど、実際にやってみると頭が混乱して結局どうすればいいのか良くわからない!という人いませんか?分かりやすい例があります。それは「ホース」です。

ホースを使うときに皆さんは、どこに水を飛ばすかで使い方を変えませんか?例えば、近くにある花壇や車を洗うときはホースを太い口のまま水をかけますよね。また、花壇であればお花を傷めないように蛇口をひねって少し弱めに、車を洗うときは花壇の時よりも水の勢いを強く調節するかと思います。

反対に、遠くに水を飛ばしたいときはどうしますか?恐らく、ほとんどの人がホースの口を潰して勢いをつけて飛ばすと思います。

ここで、「いったいなんの関係があるんだ?」と思う人が多いと思いますが、高音と低音の吹き分けを考えるうえで先ほどのホースの原理はとても重要なのです。

フルートで例えると、「ホースの口はアンブシュア」、「水はフルートを吹くときの息」を表します。

低い音を出したいときはアパチュアを少し広めにして息は太く、高い音を出したい時はアパチュアを狭くして息を勢いよくするといい音がでます。

唄口(リッププレート)の位置

高音を出したい場合、リッププレートのコーナー目がけて吹くようにすることで、音が出やすく鋭くて透明感のある音を出すことができます。

逆に低音を出したいのであれば、コーナーに当てるのではなく、少し下に当てることを意識することで低音を出しやすくなります。

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高音と低音の練習方法やグッズ

高音と低音の練習方法やグッズ

コツは分かっても、いざ練習しようと思うとどうしたらいいのか、という状態に陥ることもあるでしょう。

そこでここからは高音と低音を上手に吹き分けることが出来る練習方法やお助けグッズを紹介していきます。

>>フルートの運指と基本の吹き方についてはコチラ

ロングトーン

フルートは同じ運指で息のスピードなどを変えることで、1オクターブの違いがある高音や低音あるいは違う音(倍音)を吹き分けることができます。

意識的に吹き分けているのか、アンブシュアが定まらず震えているのかでは大きな違いがあります。そのため意識して音を作り、音程を安定させるにはロングトーンがおすすめです。

具体的な練習方法としては以下の通りです。

  1. 中音域のソを出す
  2. 息のスピードを上げて、倍音の高音域のレを出す
  3. 他の運指でも、息を調整しながら高音域の倍音を出す
  4. 1つずつ、確実に音が出せるようになったら本来の運指でその音を出す

こうすることで高音の吹き分けを練習できますし、低音も同様の方法でできます。この時、息の量やスピード、口の形をしっかりと覚えるのがポイントです。

ホイッスルトーン

ホイッスルトーンとは、簡単に言うと初心者の方に特に多い意図せず出る高い音のことです。本来なら意図せず出るものなので練習のしようがないのでは?と思われるかもしれませんが、実は方法があるのです。

まずは基本的なフルートの構え方をした上で、一番低いドの運指でゆっくりと静かに息を吹き入れ音を出します。しばらくやっているとよく鳴るポイントが見つかると思います。普段吹く時よりも唄口の少し上の縁を狙って当ててみてください。

これが出来るようになるという事は、正しいアンブシュアで力まず、頬や口の力が抜けているという事です。それこそいきなりきれいな音を出すのは難しいですが、毎日少しずつでも練習するだけでアンブシュアの柔軟性が増し、普通にフルートを吹いたときの高音や低音がきれいに出るようになります。

フラッタータンギング

フラッタータンギングとは舌を細かく動かすことにより音を震わせる管楽器の特殊奏法になります。練習方法としては、とにかく時間があれば「ルルルルル」と声を出さず、舌を動かす練習をしてみることです。

舌を口の中の天井部分前方に当て、舌を天井からほんの少し離して息を通してみてください。この時点で出来たら上出来ですが、そうでなかった場合は息を通したまま天井部分に近づけ、そのまま天井に舌の先端でそっと触れてみてください

舌で高速振動が出来るようになると、フルートを吹く時に正しいアンブシュアで息を吹き出せるようになっているはずです。

>>フルートのタンギングの種類と練習方法についてはコチラ

ニューモ(Pneumo)

ニューモはフルートの初心者用器具で、「ニューモ」とは空気や気体、呼吸、肺といった意味を持つ言葉です。ニューモはリッププレートに唇を当てた状態で、息を吹き入れることで自分の息の角度が確認できる器具になっています。

その為、高音や低音の吹き分けには息を吹き入れる角度も重要となってきますので、いい音を出すためにもおすすめの器具となっています。

具体的にはフルートに挟む形で取り付けたニューモにいくつも風車が付いており、フルートに息を吹き入れると、その角度によって回る風車が違いがあり、どの角度に息が出ているか分かるようになっています。

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