錆びる?傷む?エアロバイクの汗対策
エアロバイクに乗ることはトレーニングである以上、必ず汗をかきます。その程度は使用時間は負荷の度合いによりますが、大粒の汗をかく方もみえるでしょう。
この汗、そのままにしておくと身体やバイク、それを置いている床に様々な影響を及ぼしてしまいます。そこでこちらではエアロバイク使用時の汗対策についてご紹介していきます。
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エアロバイク使用時に出る汗の対策方法
エアロバイクに関わらずトレーニング中には汗をかきます。汗は上昇しすぎた体温を冷ますために汗腺から水分が出てくる現象であることは皆様ご存知だと思います。
そのため汗が出てくることは悪いことではないのですが、代謝の良し悪しやトレーニング量でその発汗量は変わってきます。当然長時間トレーニングを続けていけばそれなりに汗はかいてしまうでしょう。
あまりそのままにしておくと、当然身体だけでなくエアロバイクや床にも汗が着いてしまいます。そうなるとエアロバイクが錆びてしまうことや床が傷んでしまうことがあります。
また汗を放置しすぎるのも問題で、体調自体も崩してしまうことがあります。それを未然に防ぐためにも汗をかいた時の対策は必要になります。
そこでまずは自分自身にできる汗の対策からご紹介していきます。
汗拭き用タオルを準備する
これは必需品になります。まず発汗したらタオルで汗をぬぐいましょう。どんなトレーニングであっても続けていけば汗をかきます。そのままにしておけば汗が滴り下に落ちてしまうことは誰もが分かることだと思います。
そうなれば、落ちてしまった汗がエアロバイクや床についてしまうのでそれを未然に防ぐためにもタオルを使います。
これは地面に落ちるのを防ぐだけでなく、体調不良を防ぐ意味もあります。体温を下げるためとはいえ、汗を放置しすぎれば体が冷えすぎてしまい風邪に繋がることがあります。そうならないためにも汗はしっかり拭きとりましょう。
ドリンクを用意する
ドリンクは直接関係なく、むしろ汗が出やすくなってしまうのではないかと思われるかもしれません。しかし、そもそもが体温上昇を防ぐための発汗であるため、一時的ではありますが水分を摂ることで体温を下げる効果が期待できます。
また汗をかきづつければ、脱水症状になってしまう可能性もあります。これは汗をかいてバイクを痛めてしまう以前に、体調に支障をきたすため、それを防ぐ意味でも水分は必ず用意しましょう。
扇風機やサーキュレーターを使う
エアロバイクは外で走るわけではないので風が起こりません。そのため体温を冷やす効果を得られるものがないのです。エアコンのきいた部屋で行うのもいいですが、風邪が直接当たる場所ではなかなかやらないと思います。
エアコンを使わない季節となると、余計に風を得ることは難しくなります。そこで扇風機やサーキュレーターを使って風を当てることで、体温を下げることができます。
直接当たりすぎると冷えすぎる危険はありますが、適度に当たっていれば発汗を抑えることができます。
エアロバイクにかかる汗の対策方法
それでは汗が落ちてしまいエアロバイクにかかってしまった場合はどのようなことがありえるでしょうか。
先述したようにバイクの本体が錆びてしまうことがあります。フレームは塗装してあるものもありますが鉄製のものが多く、汗がつきそのままにしてあると酸化してしまうことがあります。
また電磁負荷方式など、電気制御されているものについては本体カバー内部に制御用の基盤が入っています。滅多に汗が侵入することはありませんが、使用期間が長くなってくると、やがて隙間が出来てしまい汗が侵入することがあります。
そうなると基盤に汗がついてしまい、ショートや酸化による損傷といった不具合が出てしまうことがあります。
いずれも使用をしていく上で不具合が出る可能性が出てくるため、未然に防いでいく必要があります。
フレームにタオルを被せる
人同様にフレームに汗がつかないようタオルをかけておくといいです。フレーム部分を覆っておけば、汗がついてもタオルが吸収してくれますし、終わったら外して洗えば衛生的にも問題ありません。
ただスピンバイクのようなフライホイール近くは巻き込む危険があるので注意が必要です。
専用ネットを使う
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スピンバイクで巻き込みが心配という場合には、セーフティーネットなどロードバイクに被せる専用のネットを使用するといいです。
フレームにフィットして装備できるため、汗が付く心配もフライホイールに巻き込まれる心配もありません。
使用後にバイクの汗を拭く
汗がつくのは仕方ないとして、そのまま放置してしまうのが錆びなどの原因になります。そのためついてしまった汗を使用後しっかり拭き取るだけでも違いが出てきます。タオルを巻いておいたとしても、一度確認しておきましょう。
床に垂れる汗の対策方法
汗が床に落ちるのは更なる損傷を招きます。床はフローリングであることが多いため、水分である汗を落とすことで、シミが出来たり床材が傷んで来たりします。
僅かな汚れのように見えますが、床材の痛みは最悪その部分の交換となってしまうため、大きな損失となります。そうならないためにも未然に防ぐことは必須となります。
耐震・防音マットを敷く
耐震や防音マットを敷くと汗が落ちても床にダメージを与えることはありません。また騒音を防いでくれる、床に凹みができないないなど汗対策以外でも効果を発揮してくれます。
場所は多少とりますが、床を守るためと思えば大した幅にはならないと思います。エアロバイク専用のマットというのがあるわけではありません、一般的にエアロバイクユーザーはヨガマットを使用しています。
汗の量が多い!という方は、ヨガマットの下にブルーシートなどを敷いておけば、大量に汗をかいても床材まで浸透しませんので快適にトレーニング可能です。
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段ボールやパズルマットを敷く
防音マットなどは少々高いということであれば、パズルマットなどでも代用はききます。また見た目は悪いですが、段ボールなども汗対策には有効です。ただどちらも傷みやすいため、定期的に交換する必要が出てくるのが難です。
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