初心者必見!おすすめのエアロバイクと失敗しない選び方
運動不足解消やダイエット、トレーニングと幅広い分野で使用できるエアロバイクですが、慣れた人ならともかく初めて購入する人は何をポイントとして購入していいかわからない方もいるのではないでしょうか?
エアロバイクを選ぶポイントは目的に合わせ様々なポイントを押さえておくことが必要となります。こちらでは初心者の方向けにおすすめなエアロバイクと失敗しない選び方をご紹介していきます。
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エアロバイクを選ぶポイント
まずエアロバイクを選ぶときには先述した通り目的を決めることが大切です。ただ何となくエアロバイクを買う方はいないと思いますが、その目的に合わせて形状や負荷方式を選び、自分に合ったサイズを選びます。
最後に付属している機能を選ぶことで失敗が少なくなります。ついつい機能を優先してしまいがちですが、実は最初に目的に合わせなければいけないのは形状なのです。
後述させていただきますが、形状の種類は少ないもののはっきりと違いがあります。この形状選びを間違えると目的の効果を得ることが出来なくなってしまいます。
その次の負荷方式も大切です。これにより運動強度や静音性が全く変わります。形状で搭載される負荷方式は大体決まりますが、選択肢があるものは価格も変わってくるので、予算との兼ね合いも出てきます。
あとは自分に合ったサイズのものを選ぶことで、無理なく運動をすることが出来るようになります。
機能面は脈拍センサーや消費カロリーの表示など様々な物がありますが、最悪無かったとしても他のもので補う方法もあるので、こちらの選択は優先度が低くなります。
最後にまとめておくと以下の順番で選ぶことになります。
- エアロバイクを使う目的を決める
- 形状を決める
- 負荷方式を決める
- サイズを決める
- 機能を選ぶ
という形になります。それでは続いてこの選択肢の詳細を見ていきましょう。まずは形状であるエアロバイクの種類です。
エアロバイクの種類
エアロバイクの種類としては形状で分けることができます。
- アップライトタイプ
- 折りたたみタイプ(Xバイク)
- スピンバイク
- リカンベントタイプ
- クロストレーナー
- ミニサイクル
以上の6種類になります。エアロバイクを使うときの主な目的としてはダイエットやトレーニングが挙がります。それに適した形状のものはアップライトタイプ、スピンバイク、リカンベントタイプの3種類となります。
さらにエアロバイクではないですが固定ローラー台や3本ローラー台と言ったものを選択する方法もあります。以上のことを踏まえた上で、3種類のエアロバイクの形状+αのご説明をさせていただきます。
アップライトタイプ
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アップライトタイプは見た目や乗っている感覚が自転車に一番近く、一般的に普及している身近なエアロバイクです。
アップライトと呼ばれるのは普通に自転車を自転車を運転するようにサドルにまたがり、上半身を起こした状態で運動するように設計されているためです。
このタイプは最もオーソドックスな使い方が出来るため運動不足解消やダイエットを目的とした人におすすめの形状です。トレーニング目的の方でも使えますが、高強度のトレーニングにはあまり向きません。
折りたたみタイプ(Xバイク)
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本体支柱がクロスしており、そこを中心として折りたたみが可能なエアロバイクです。非常にシンプルな造りとなっており、使用する上で複雑な操作などはありません。
シンプルであるがゆえにダイエットやトレーニングには向いておらず、手軽に室内で運動をしたい運動不足解消を目的とした方向けの形状となっています。
スピンバイクタイプ
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前部あるいは後部に重くて大きなフライホイールが使用されており、スポーツタイプの自転車のようなハンドルとサドルとなっており、運動姿勢は前傾となるのが特徴となっている点です。
高い負荷をかけることが出来るものが多く、高強度のトレーニング向けのエアロバイクとなっています。自転車競技者向けであると考えていただければ良いでしょう。
固定ローラー台・3本ローラー台
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普段使用する自転車を使ってトレーニングが出来る機器となっているため、本格的なトレーニングでは選択肢の1つとなります。しかしスピンバイクより音が大きく、タイヤの摩耗も激しいので交換が必要になってきます。
また使用に慣れるまでは転倒する危険もあるため、注意が必要な機器です。室内で安全にトレーニングでき、音の問題もタイヤの摩耗の心配もないためスピンバイクの方がおすすめです。
リカンベントタイプ
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リカンベントとは「もたれかかる」という意味を持ちます。その名の通りサドルの代わりに背もたれ付きのシートがついており、後ろにもたれかかって運転する自転車のことを言います。
シートにもたれかかった姿勢で足を前方に向けた屈伸運動でペダルを漕ぐ事が出来るので、高齢者の方でも安心して乗ることができます。またこのシートのおかげで腰の負担も小さくなるので腰痛持ちの方にもおすすめです。
そのためリハビリなどを目的としているのなら、このタイプを選ぶといいです。
エアロバイクの負荷方式の種類
続いて負荷方式です。先述通り形状である程度搭載される負荷方式は決まってきますが、負荷の強弱の幅でも使える目的が変わるので、こちらもしっかり把握しておくことが大切です。
- ベルト負荷方式
- マグネット負荷方式
- 電磁負荷方式
- 摩擦負荷方式
負荷方式は以上の4種類になります。また、負荷方式によってエアロバイクの連続使用時間が変化します。一般的には30分となっていますが、30分で足りるの?30分以上使用したら壊れるの?といった疑問について解説したページもございますので、連続使用時間が気になる方はご確認ください。
それでは負荷方式について順に見ていきましょう。
ベルト負荷方式
ベルト負荷方式は名称の通り、テンションベルトというゴム製のベルトでフライホイールを押さえつけて、その摩擦力で負荷をかけます。安価なため、家庭用に採用されている低価格の様々なタイプのバイクに搭載されることが多いです。
テンションベルトの強弱で負荷をかけるため、負荷が弱く調整幅も少なくなっています。そのため初めてエアロバイクを使う人には無理なく使えます。
ただベルトとフライホイールの擦れ音がするのが気になるのがこの負荷方式のデメリットです。またベルトは熱に弱いため連続使用時間は短いもので30分程度のものが多くなっています。
そうでなくても摩耗して切れてしまうことがあるので、購入後も維持管理コストがかかるというデメリットもあります。
負荷の小ささや連続使用時間の関係から、ある程度の負荷で長時間の使用を目的とするダイエットやトレーニングには向いていません。運動不足解消やリハビリといった健康目的の方には向いている負荷方式です。
マグネット負荷方式
マグネット負荷方式はフライホイールに永久磁石を近づけたり遠くしたりすることで、負荷をかける方式になります。
家庭用のアップライトタイプに使用されることが多く、ベルト式に比べると負荷も強くなり、調整幅も広いのが特徴です。非接触型なので音がしないのもメリットです。
負荷が放射線状にかかるため突然負荷が変わることや、発熱のため連続使用時間が30分以内という制限がある製品もあるため、ハードな運動を求めている人には向いていないというデメリットがあります。
連続使用時間が30分を越えるものに関してはダイエットでの使用もできますが、そうでないものはこちらも運動不足解消の方向けとなっています。
電磁負荷方式
電磁磁石にかける電圧を変えることで負荷をかける仕組みです。マグネット負荷方式の永久電池が電磁磁石に変わっただけで、こちらも非接触型となっているため音はほとんどしません。
業務用としてジムに設置されているもの、家庭用のものでかなり高価格なものに採用されているのが特徴です。またアップライトタイプに搭載されることが多い負荷方式です。
マグネット負荷方式より強い負荷をかけることができ、広い負荷調整ができます。また連続使用時間も100分近く設定されているものもあり長い時間使用できる商品もあります。
デメリットは100Vの電源が必須で重量もあるため設置場所を考慮する必要があることです。
負荷の幅が広く長い時間使えることからダイエットを目的とする方向けになっています。また体力向上など軽いトレーニングであればこちらの負荷方式でも十分に対応できます。
摩擦負荷方式
フライホイールにフェルトを挟んだ接触型のブレーキを調整することで負荷を発生させる方式になります。この方式はスピンバイクに搭載されることがほとんどで、かなりハードなトレーニングに向けられています。
調整次第でかなり強い負荷をかけることが可能となっており、バイクトレーニングを主とした自転車競技者やアスリートに向いている負荷方式となります。そのため初心者やダイエットを始める方には向いていません。
連続使用時間に制限がないものがほとんどですが、製品によってはマグネット負荷方式同様、負荷によって発熱するため連続使用が出来ない場合もあります。
それでも90分など長いものが多いのでそのあたりはよく調べて購入するのがポイントとなってきます。
エアロバイクのサイズの選び方
続いてサイズ選びです。この際重要なのは「サドルからペダルまでの距離」つまり、サドルの高さを重要視する必要があります。サドルは高くても低くても膝を痛めやすく、トレーニング効率が悪くなってしまいます。
しかも商品の中にはベストな高さが調整範囲内に入っていない場合があります。さらに商品スペックのサドルの高さには、地面からサドルまでの高さが記載されているため、それを目安に購入してしまい失敗するケースもあります。
脚の長さはそうそう変わらないため、股下から踵までの長さをあらかじめ把握しておき、その高さが調整範囲内に入っているかをチェックして選ぶ必要があるのです。
それではそのベストなエアロバイクのサイズの合わせ方について見ていきましょう。
自分にとってベストなエアロバイクのサイズとは?
エアロバイクのサドルのベストな合わせ方は、サドルに座り、ペダルに踵を置いて、最も下(下死点)まで来たときに膝が真っ直ぐになる高さとしています。
まずこれより低い場合、膝が曲がってしまいます。負荷が軽い場合はそれほど影響はありませんが、負荷が重くなるにつれて踏み込んだと時、膝に負担がかかってしまい故障してしまう可能性があります。
またこれより高い場合、踏み込んだ時にサドルに乗せた腰が左右に揺れてしまい、負担をかけてしまいうため腰痛になる恐れもあります。
そのため、膝や腰の負担を少なくし最も力を入れて漕ぎやすいのがこの高さとなるのです。
エアロバイクのベストなサイズの測り方
これは計算で求めることが可能です。大抵の商品が地面から本体の回転軸までの部分が24cm程度となっています。
予め股下の長さを計ったことを前提で、その長さに0.85をかけ、この24cmを足せばベストな高さを出すことができます。具体的に股下76.5cmの人を例に考えてみましょう。
76.5cm × 0.85 + 24cm =89.025cm
つまり地面から89cmの高さがサドルの高さとしては最適ということになります。
またこれは商品によって違いがあるため一概には言えませんが、クランクの長さは11~12cm程度となっています。先ほどの24cmからこのクランクの長さを引けば、おおよそ地面から下死点までの高さが出ます。
そのため記載されている地面からサドルまでの高さから先ほどの地面から下死点までの長さ12~13cmを引くという方法もあります。
エアロバイクのサドルの高さ早見表
上記の計算が面倒という方の為に、日本人の平均身長から平均の股下を算出し、そこにクランクの長さやピッチを鑑みた形で高さの早見表を作成してみました。調整範囲内にその高さが入るエアロバイクがベストな製品となります。
身長(cm) | 股下の長さ(cm) | サドルの高さ(cm) |
140 | 53.5 | 77.5 |
145 | 55.4 | 79.4 |
150 | 57.3 | 81.3 |
155 | 59.2 | 83.2 |
160 | 61.2 | 85.2 |
165 | 63.1 | 87.1 |
170 | 65.0 | 89.0 |
175 | 66.9 | 90.9 |
180 | 68.8 | 92.8 |
185 | 70.7 | 94.7 |
190 | 72.6 | 96.6 |
195 | 74.5 | 98.5 |
200 | 76.5 | 100.5 |
目的別!おすすめエアロバイク
エアロバイクの適切な選び方が分かったところで、ここからは具体的に目的に合わせたエアロバイクをご紹介していきます。目的として挙がるのは以下の4種類だと思います。
- ダイエット
- 運動不足解消
- リハビリ
- 本格的なトレーニング
またエアロバイクを購入する上で合わせて買っておきたいものもありますが、そちらはこのサイトの関連ページで紹介させていただいています。あるとエアロバイクでの運動が捗るので是非とも参考にしてみてください。
ダイエット目的におすすめなエアロバイクの選び方
ダイエットには30分以上の使用が可能なものを選ぶ必要があります。これは脂肪燃焼が20分以上の運動により可能となるためです。また脂肪燃焼と心拍は密接な関係があり、心拍計測が出来るものを選ぶ必要があります。
アクセスジャパン / サイクルツイスタースリム
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ぺダリングだけでなく、ハンドルを持ったローイング運動、そしてそれに伴うツイスト運動のおかげで、全身運動を可能となっており消費カロリーが非常に高い効果的なエアロバイクです。ただ他の商品より音が大きいのが玉に瑕です。
アルインコ / AF6200R
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アップライトタイプの中だけでなく、エアロバイク全体の中でも人気が高い商品です。連続使用時間は30分ですが、ダイエットに必要な心拍表示機能などを装備しており、多機能で高性能となっています。
しかし低価格となっているので、コストパフォーマンスの面でも優秀です。
運動不足解消解消におすすめなエアロバイクの選び方
運動不足解消が目的なら、比較的安いものでも大丈夫です。まずは手頃で無理なく運動を継続することが大切です。
そのため性能の良い高いものを購入してもいいですが、コストパフォーマンス重視で運動を始めることからスタートするといいです。そうなると扱いやすいアップライトタイプか折りたたみ式がおすすめです。
アルインコ / AFB5215
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負荷の幅は狭いですが、運動不足解消には十分な負荷調整となっています。静音性が高く脈拍測定もできるためコストパフォーマンスは高いと言えます。
アルインコ / AFB4413
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本体サイズは縦には長いものの幅と奥行きは非常に小さくまとまっています。重量も15kgと軽量となっています。そのため移動もしやすく扱いやすい商品です。低価格でコストパフォーマンスも悪くありません。
リハビリ目的におすすめなエアロバイクの選び方
リハビリが目的なら上述したように腰の負担も少なく無理なく運動が出来るリカンベントバイクや、紹介では省きましたがミニサイクルがおすすめです。
ミニサイクルは椅子に腰かけて脚だけバイクの様に回転させられるエアロバイクとなっています。
ダイコー / DK-8604R
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マグネット負荷方式を採用しているため静かでトレーニングもしやすくなっています。また簡易温度計も付いているため現在の体調を見ながら運動でき、特に体調に変化の出やすい高齢者には嬉しい機能となっています。
AS ONE / PBE-100 エスカルゴ
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負担をかけず大腰筋を鍛えることができ、無理なくぺダリングが出来る仕様となっています。仮想消費カロリーの表示や自動停止安全機能などの機能が搭載されています。
トレーニング目的におすすめなエアロバイクの選び方
トレーニングには高負荷がかけられるスピンバイクがおすすめとなります。連続使用時間も長いものが多く、長時間のトレーニングを可能としています。
ハイガー産業 / HG-YX-5001
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自宅で気軽に本格的なエクササイズができる、がコンセプトのスピンバイクです。摩擦負荷方式を採用しているのでかなり高い負荷をかけることが可能となっています。また連続使用時間の制限もないので長時間運動できます。
リーディングエッジ / SPN-ES08
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後輪駆動の珍しいスピンバイクとなっています。8kgと軽量のフライホイールを搭載しているため、トレーニング初心者でも扱いやすい商品となっています。
モニターに搭載された機能も充実しており、低価格であるためコストパフォーマンスは良いです。