ヨガマットの必要性について
ヨガを行っている風景を見れば必ずと言って良いほど使われているヨガマット、自宅で軽いヨガを行う程度ならヨガマットを用意する必要性は無いないなんて言われたりもしますが、実際の所多くのヨーギ達はヨガマットを愛用しており、自宅であろうとスタジオであろうとヨガマットを使用してヨガに取り組みます。
確かにヨガマットというのは必ずしもなければヨガが行えないというわけではありませんが、あったほうが効果的にヨガを行えます、はたしてヨガマットの必要性とはどういったものなのでしょうか?
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ヨガマットが必要な理由
ヨガが生まれた時代にヨガマットというものは存在していませんでした、しかし文明の発達とともにより効果的にヨガを行える道具として誕生したのがヨガマットです、必要不可欠な存在ではありませんがヨガマットを使用するメリットは多く、ヨガマットには必要性があると言って差し支えないほどに浸透しています。
そんなヨガマットが必要な理由というのは
・硬い床から身体を保護する
・グリップ力を高めてヨガのポーズが作りやすくなる
・ヨガの最中に出る汗を吸収してくれる
・床の冷え込みから身体を守る
・ヨガの動作から床を保護する
という5つの必要性を全て1枚のヨガマットで満たしてくれるからです。
ではそれぞれの「理由」について詳しく解説していきましょう。
硬い床から身体を保護する
まずヨガマットの必要性として最たるものなのがクッション性です。
ヨガをフローリングなどの硬い床の上で直接行えば、骨や皮膚に負担がかかり痛めてしまう可能性もありますし、実際問題痛すぎてヨガを継続するのすら困難と言えるかもしれません。
ヨガを「修行」として捉えるのであればコンクリートの床の上で直接行うのも良いかもしれませんが、エクササイズや健康法として捉えるのであれば出来る限り身体の保護を行いつつ、継続可能な状態を維持してヨガを実行するのが大切となります、つまりヨガマットは身体を守るためにも必要と言えるのです。
グリップ力を高めてヨガのポーズが作りやすくなる
ヨガマットのグリップ力はヨガマットの必要性でもかなり重要な部分です、アイアンガーヨガで有名なアイアンガー師が絨毯の上で滑りながらヨガを行っている生徒を見て、絨毯を取り除いて残った滑り止めのマットでヨガをさせたことからヨガマットが生まれたとも言われているほどですから、ヨガマットによって生み出される高いグリップ力はヨガにおいてとても必要なことと言えるでしょう。
ポーズによっては滑ると怪我をする場合もありますし、滑ってしまうことで力が逃げて効果的にヨガを行えない事もあります、動きの多いヨガであったり床に対して力をかけるポーズの多いヨガを実践する場合は、ヨガマットのグリップ力はとても重要なポイントとなってきます。
ヨガの最中に出る汗を吸収してくれる
ヨガには瞑想やリラックスを中心とした静的なヨガだけでなく、エクササイズに近い流動的にポーズを取る動的なヨガがあります、こういった筋力トレーニングやシェイプアップの効果が期待できるヨガを実践している人の場合、ジョギングやエアロビクスなどに近い量の汗が出ます。
ヨガは畳一枚分程度のスペースで行うフィットネスですから、汗が足元にたまれば滑りやすくなり危険を孕みます、そこでヨガマットが敷いてあれば汗を吸収してくれるため安全で快適にヨガを実践することができるのです。つまり、ヨガを行う際にヨガマットを敷いておくのは重要な事となります。
>>ヨガマットのお手入れや洗濯の方法について詳しくはコチラ
>>ヨガマット専用タオル(ヨガラグ)の選び方はコチラ
床の冷え込みから身体を守る
自宅でヨガを行うにしても、スタジオなどで行うにしても、ヨガは基本的に裸足で行う為、特に冬場であればヨガマットなしで実践するのは寒くてとてもじゃありませんが集中できません。
暖房などを入れたとしても、床の冷たさはすぐに取れないですし、頭寒足熱なんて言葉にもある通り足は冷やすのはあまり良いことではないとされています、ですからヨガマットの使用が推奨されるのです。
ヨガの動作から床を保護する
ヨガには座ってゆっくりと瞑想するようなスタイルもあれば、エアロビクスのように活発に動き回るスタイルもあります、当然ヨガマット一枚分のスペースで行い続けるため、床へのダメージは蓄積されてしまいます。
ヨガマットを引いておけば体と床が擦れて劣化させる事も少なくなりますし、汗などが染みになってしまうことも防げるため、ヨガを続ける人なら自宅でヨガを行う際にヨガマットは必需品となるのです。
ヨガマットは絶対に必要なの?
ヨガマットは絶対に必要なものというわけではありませんが、その機能性の高さやヨガの効果向上などのメリットから考えると「絶対に必要だと言っても過言ではない」でしょう。
ヨガ発祥の地であるインドのヨガの修行場ではヨガマットを使用してヨガをしている人はいませんし、綿の布などをコンクリートの床に敷いてポーズをとっていますが、これは”修行”としての側面が強いため、エクササイズとしてヨガを実践しようと思っている人であれば絶対に必要なヨガグッズと言えます。
「ヨガを快適に行おうなんて本末転倒」とおっしゃる方もいるかもしれませんが、精神性の高いヨガを行うわけではなく、シェイプアップやフィットネスとしてヨガを行うのに、硬い床の上でポーズをとって関節を壊したりしては元も子もありませんから、ヨガマットなしてポーズをとって痛みを感じるならマットが必要です。