今さら聞けない!ゼロワンのルールやコツと上達方法
ダーツと言えば、最もプレイされるゲームの1つに01(ゼロワン)があります。ダーツをプレイする上で避けては通れないゲームとも言えるでしょう。今回はそんなゼロワンについて、どんなゲームなのかということや公式のルール、コツや上達方法を解説していくのでぜひ参考にしてみてください。
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ゼロワンとは?
ゼロワンは最初に決められた持ち点からダーツが刺さった点数を引き算していき、ちょうど0点にできた人が上がりになるというゲームです。単純ながら奥が深く、ダーツの大会やトーナメントの正式種目に選ばれています。
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ゼロワンのルール
ゼロワンにおいて最初の持ち点は301、501、701、901、1101、1501があり、ダーツが刺さった点数をマイナスしていってぴったり0点にした方が勝ちになります。最初の持ち点によってルールが違うということはありません。最終で0よりもマイナスになってしまった場合はバーストになり、直前の数字から再スタートとなります。
また、ブルの得点はハードダーツではアウターブルが25点、インナーブルが50点、ソフトダーツではアウターインナーともに50点とカウントします。
ゲームの始まりには3つのルールがあります。
- オープンイン…どこに刺さってもカウント開始
- ダブルイン…最初の1投がダブルにヒットしたらカウント開始
- マスターイン…最初の1投がダブルかトリプルにヒットしたらカウント開始
ゲームの終わりにも3つのルールがあります。
- オープンアウト…どこに刺さっても0にすれば上がり
- ダブルアウト…ダブルにヒットさせて0にすれば上がり
- マスターアウト…ダブルかトリプルにヒットさせて0にすれば上がり
これらの組み合わせでゼロワンのルールを決めますが、日本ではオープンイン、オープンアウトでおこなわれることが多いです。
ゼロワンのダブルアウト
ダブルアウトは上がるのがとても難しいので一般的にはあまり採用されません。ただ、中級者以上ではゲームの難易度を高めるためにあえてダブルアウトやマスターアウトを採用してプレイというのはアリです。
ゼロワンのコツ
ゼロワンを上達するためには「狙いの正確性」を上げる必要があります。あとは基本的な戦略やアレンジ方法を覚えておくと比較的勝ちやすくなるでしょう。
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基本的にブル狙いで攻める
ゼロワンで最も大きい数字は20のトリプルである60点です。しかし、実際は難易度の高い場所なので50点であるブルを狙って攻めていきます。残り60点くらいまではブル狙いで良いでしょう。
残り32点を目指す
残り32点の場合はゼロワンでは大きなチャンスになります。理由は16のダブルを狙って入れば上がり、外して16のシングルでも次につながる、外して8のシングル、ダブルに入っても次につながる、といった具合に、外しても次につなげやすい数字なためです。
得意な数字にアレンジする
ダーツをしばらくやっていると自分の狙いやすい数字がわかってきます。この場合、最後に狙いやすい数字になるようにアレンジしておくと楽に上がれるようになるので、簡単に計算しながら狙うべき場所を決めていくと良いでしょう。
先攻が有利
ゼロワンでは先に0点にした方が勝ちなので、同ラウンドで先攻が先に0にした場合は後攻はなすすべなく負けてしまいます。最初の時点で先攻になれるようにしておくと非常に有利です。
ゼロワンの上達方法
ゼロワンはどれだけ早く0に近付けても、ピッタリ0にできなければ上がれないので、狙いの正確性はとても大切です。そこで、狙いの正確性をあげる練習方法を2つ紹介していきます。
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腕の力を抜く
「腕を振る力だけ」でダーツを投げるように意識してみてください。この時は、あまり狙いに固執する必要はありません。まずは腕の力に頼らないフォームを確立し、毎回同じように投げられるようになると、徐々に狙いも安定してきます。
シングルに3本入れる練習をする
腕の力を抜いて投げられるようになったら、1つのシングルに3本入るように投げてみましょう。ダブルやトリプル、ブルに最初から3本入れることはできないのでシングルで良いのです。同じシングルに3本入れられるようになればフォームも定まってきている証拠なので、それからやっとブルを狙って練習していきます。
そうなるとブルの外れ方が一定になってきます。3本のダーツが全てブルの右にずれて刺さった、全て左に刺さった、となるはずなので、そうなったら横ラインの調節をして完成となります。