初心者必見!長さや規格で違うダーツチップの種類と選び方
ダーツのパーツの中で一番消耗が激しいともいわれるのが、ダーツチップです。そのため頻繁に買い替える必要があり、ダーツをプレイする人たちにとってはかなりの手間になります。
この記事では、ダーツの種類や選び方、そして一押しの定番ダーツチップをご紹介します。
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チップ(ティップ)とは?
チップとはダーツの先端でダーツボードに刺さる部分のことです。ソフトダーツではプラスチック製、ハードダーツでは金属製となっており、一般的なソフトダーツでは基本の2BA、逆ねじタイプの4BA、新規格のNo.5などがあります。
また、自宅での練習用で騒音対策として使用するハードダーツボード用には、ソフトダーツのチップ部分のみを金属製にするコンバージョンポイントというものもあります。
チップ選びの基本
基本的にチップは消耗品なので使いながら自分の好みのチップを見つけていくのが良いでしょう。バレルの規格によって対応するチップの種類が異なってくるのでそこは注意が必要です。
長さや形状は人それぞれの好み次第なので投げつつお気に入りのチップを見つけていくか、様々な種類のチップをセットで買ってみるのも良いかもしれません。
ダーツチップの種類の選び方
ダーツチップの種類の選び方は大きく分けて3つです。
- バレルの規格
- チップの長さ
- チップの形状
持っているバレルの規格から選ぶか、長さと形状で選ぶようにします。特に規格は合わないと付けることができないので、絶対に確認しておきましょう。
ダーツチップの規格の選び方
規格が合わないと使えないので、自分のバレルを必ず確認しておきましょう。
規格名 | 直径(mm) | ネジタイプ | 特徴 |
2BA | 4mm | 凸ネジ | バレルに差し込む凸ネジタイプ。最も主流の規格で初心者からプロまで使われ種類・デザインが豊富な規格です。 |
4BA | 2.4mm | 凹ネジ | バレルに差し込む凸ネジタイプ。ネジ山の直径が1.6mと細くなっているため、グルービング時に弾かれてしまうリスクが少なくなります。 |
NO.5 | 1.6mm | 凸ネジ | 主にハウスダーツで使われている規格で、投げやすさを出すためにネジ山の直径が5.5mとかなり太いのが特徴です。通常の2BA、4BA規格のソフトダーツには使えないので注意が必要です。 |
1/4(ハウスダーツ) | 5.5mm | 凸ネジ | 主にハウスダーツで使われている規格で、投げやすさを出すためにネジ山の直径が5.5mとかなり太いのが特徴です。通常の2BA、4BA規格のソフトダーツには使えないので注意が必要です。 |
バレルの規格の選び方
メーカー名 | 2BA | 4BA | NO.5 |
ハローズ | 〇 | × | × |
サムライ | 〇 | 〇 | 〇 |
ユニコーン | 〇 | × | × |
バサラ | 〇 | 〇 | × |
ティガ | 〇 | 〇 | × |
コスモダーツ | 〇 | × | × |
グラン | 〇 | × | 〇 |
アスカダーツ | 〇 | × | × |
モンスター | 〇 | × | 〇 |
基本的には、初心者からプロまで使用している2BAのチップを使用するのが良いですが、バレルの形状や重心を前に置きたい人は4BAのチップを選んでください。
ダーツチップの長さの選び方
チップの長さ | メリット | デメリット |
ロング | 長い分、ボードに刺さりやすい。 またグルーピングに有利。 | 折れやすく、曲がりやすい。 上手くボードに刺さらないと、ダーツの重みで垂れるリスクがある。 |
通常 | 最も主流なタイプで種類もデザインも豊富。初心者におすすめ。 | 特になし |
ショート | 丈夫で折れにくい。 ダーツが刺さった時に揺れが少ない。 |
グルーピングがやや不利になる。 |
初心者は通常サイズのチップを選ぶのが良いです。少し慣れてきて、折れにくさや曲がりにくさを重視したい場合はショートサイズのチップ、刺さりやすさやグルービングを良くしたい場合はロングサイズのチップというように自分に合うものを選びましょう。
ただロングサイズのチップはしっかりとボードに刺さらないと、ダーツの重みでチップが曲がる「垂れる」という現象が起こり、2投目や3投目が不利になるので注意が必要です。
ダーツチップの形状の選び方
形状 | 主なモデル名 | 特徴 |
ストレート系 | リップポイント | 多くの人に愛用されている。 |
コンドルチップ | 先端が鋭いので弾かれることが減る。チップの根元に穴が空いているのできつく締まる。 | |
マスターチップα | 弾かれにくくて折れにくい、耐久性を重視したチップ。 | |
特殊型 | マスターチップx | 指をひっかけやすいので安定するが、落とすと折れやすい。 |
マスターチップθ | チップの根元が六角形になっているので指をひっかけやすいが、少し折れやすい。 | |
シャークティップ | シャークラインの入ったチップ。指離れも良く、相性が良いと使いやすい。 | |
フィットポイント | しっかり刺さってしっかり留まるチップ。刺さった後の揺れが少なく、口コミも良い。 | |
トルネードティップ | チップ後方にリングがあしらわれているチップ。相性が良ければグリップが安定する。 | |
スーパーキーポイント | 最強チップと言われるくらい硬い。ハードボードにも刺さる。 |
規格別:人気の定番おすすめチップ厳選3種
それでは最後に規格ごとの定番チップを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。
2BA:コンドル(Condor) / コンドルティップ
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コンドルティップは、ボードへの刺さりやすさ、ねじの緩みやすさ、折れにくさなどどれをとっても最高品質のチップです。
デザインから生産までをすべて日本国内で行っている信頼性の高い商品です。他のチップより若干価格がしますが、使いやすさや耐久性を考えれば、文句なしの商品です。
4BA:エルスタイル(L-style) / アキュートリップ
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こちらはセグメントを傷めにくく、刺さりやすくも抜きやすい4BAのチップです。刺さった後も垂れにくく、ねじを締めやすい滑り止め加工となっているので、使い勝手の良いチップとなっています。
NO.5:エルスタイル×モンスター(L-style×Monster) / リップポイントNO.5
現在の価格はコチラ |
2BAと比較すると、非常にチップの形状がスリムになり、グルーピング時に起こる、他のダーツに弾かれてしまう現象を防ぐことに成功しました。また通常のチップに比べ、耐久性が高く、長持ちするのもこのチップの大きな特徴です。