今さら聞けない!クリケットのルールやコツと上達方法
クリケットはゼロワンと並んで多くプレイされるゲームです。しかし、ゼロワンよりも難易度が高く、奥も深いゲームになります。
今回はそんなクリケットのルールやコツ、上達方法などを解説していくので、これからクリケットをやってみようという人はぜひ参考にしてみてください。
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クリケットとは?
クリケットは一言で表すと「陣取りゲーム」です。細かいルールや遊び方は次項で解説しますが、ダーツの技術のみではなく、戦略や駆け引きも重要なゲームで、プロの公式戦にも選ばれています。プレイ人数は1~4人(ダブルスなら2~8人)となります。
>>カウントアップのルールやコツと上達方法について詳しくはコチラ
クリケットのルール
クリケットは15、16、17、18、19、20、ブルの7つのみを使ったゲームです。6つのナンバーとブルにダーツが刺さるとマークがつきます。3マークすると自分の陣地(オープン)となり、以降ダーツが刺されば自分の得点となります。
相手が3マークして陣地にした後、こちらが再度同じ場所を3マークすれば無効化(クローズ)させることができ、以降は得点が加算されません。
また、クリケットには「スタンダード」「ランダム」「ヒドゥン」「カット・スロート」など様々な種類がありますが、今回はスタンダードクリケットについて解説していきます。
STEP1:ターゲットナンバーを狙う
ターゲットナンバーである15、16、17、18、19、20、ブルのうちいずれかを狙います。通常のクリケットの場合、この7つ以外は無効です。
STEP2:ターゲットナンバーを自陣にする
1つのターゲットナンバーを3マークすることで自分の陣地にすることができます。シングルで1マーク、ダブルで2マーク、トリプルで3マークとなります。
STEP3:得点を加える
3マークしてオープンした自分の陣地に、さらにダーツを刺すことによって自分の得点となります。
STEP4:相手の得点を防ぐ
相手がターゲットナンバーをオープンしたら、そのナンバーに自分が3マークすることでクローズさせることができます。クローズしたターゲットナンバーはそれ以降得点が加算されなくなります。
STEP5:ゲームの勝敗が決まる方法
- 両者の得点差が200点以上ついた場合(オーバーキル)
- 20ラウンド数を消化したときに得点の高い方が勝者
- 全てのターゲットナンバーがクローズしたときに得点の高い方が勝者
その他のクリケットのルール
通常のスタンダードのクリケットの他に、以下のようなルールのクリケットが存在します。一緒にプレイする人の好みによっては以下のようなルールのクリケットを行う場合もありますので、ぜひ覚えておきましょう。
- ランダムクリケット…ターゲットナンバーが5~20とブルのうちランダムで7つ選出される。
- ヒドゥンクリケット…ターゲットナンバーが5~20とブルのうちランダムで7つ選出され、なおかつどの数字がターゲットナンバーかは当ててみないとわからない。
- カットスロートクリケット…3人以上でおこなうゲームで、得点に加算される点数が、そのエリアをクローズしていないプレイヤー全員に加算される。最終的に得点の低い人の勝ち。
クリケットのコツ
クリケットでは技術面はもちろんですが、戦略や駆け引きも非常に大切になります。
基本的には先行のプレイヤーが点数の高い20を狙いに行くのが通常の攻め方で、先行のプレイヤーが20をオープンした場合に後攻のプレイヤーが20をクローズするべきか、それとも19を狙いにいくべきかは、相手と自分の力量を見極めて決定していく必要があります。
これには自分が得意なナンバーや相手の不得意なナンバーなど様々な要素が絡んでくるので、何がベストな選択かはその時の状況によります。
横ラインを狙うと安定しやすい
ただ、1つやりやすい方法としては「横ラインで狙っていく」という方法です。点数だけで言えば20→19→18と狙った方が良いように思えますが、20→18→19→17のように狙っていくと狙いを横にずらすだけで良いので安定しやすくなります。
経験を積む
狙いの安定性はもちろんですが、クリケットは特に経験がものを言う世界です。毎回同じパターンでは勝てないので、様々な相手と対戦し、様々な戦況に応じて適切な戦略を練ることができるとクリケットで勝ちやすくなります。
クリケットの上達方法
クリケットを上達しようと思ったら戦術の経験を積む以外に狙いの安定性は必須です。そもそもターゲットナンバーをオープンできないと話にならないので、まずは同じナンバーのシングルに3本入れられるように練習しましょう。
1つのナンバーのシングルに3本を確実に入れる
オーソドックスな練習ですが、1つ決めたナンバーのシングルに連続で3本入れる練習をしましょう。どのナンバーでも良いですが、クリケットで使われるナンバーで練習したほうが一石二鳥です。
ここで最も大切なのが「狙う場所をこまめに変えないこと」です。体に感覚を覚えさせる目的もあるので、成功するまでひたすら同じナンバーを狙いましょう。
苦手なナンバーがある場合
苦手なナンバーはリリースポイントと体の角度を調整すると上手くいくことがあります。縦のラインで苦手ならリリースポイントを変えて投げてみる、横のラインであれば投げ方は変えずに体の向きを調節すると安定しやすいでしょう。