フライトを固定!ダーツリングの装着方法と種類や選び方
ダーツはバレルやチップ、フライトなど全体を構成する重要なパーツに目が行きがちですが、それぞれのパーツがしっかり固定できなければボードに到達する前にバラバラになってしまいます。そのため組み立ても重要になってきますが、この組み立てでフライトを固定するためのパーツがあることをご存知でしょうか?
フライトはダーツの飛びに大きく関わるため、特にしっかりと固定されていなければいけません。そのフライトをシャフトに確実に固定するために専用のパーツがあるのです。こちらではフライトを固定するダーツリングの装着方法と種類や選び方をご紹介していきます。
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ダーツリングとは?
まずダーツリングとは何なのか、そこからご紹介していきましょう。
前提としてダーツをやったことがない初心者の方にはイメージに無いかもしれませんが、ダーツをプレイしているとフライトと呼ばれる羽根にあたる部分は外れてしまいがちのパーツになります。これは構造上仕方ないことなのですが頻繁に外れると、練習にもゲームにもなりません。
そこでそのフライトの脱落を防ぐために使われるのが、このダーツリングと呼ばれるパーツになります。
ダーツリングの装着方法と特徴
ダーツリングはいくつかの種類がありますが、基本的な装着の仕方は2種類に分かれます。まず通常の装着方法はシャフトにリングを通し、フライトを設置する方法です。
こちらは至って簡単であり、次に説明するスロットロック式のようにフライトに穴をあける必要もありません。
そのスロットロック式は、上述通りフライト部分に専用の穴をあける必要があります。その穴にダーツリングを設置し、そこを通る様にシャフトにフライトを装着します。
そうすることでシャフトがダーツリングの中も通るので、ホールドされるという仕組みです。それぞれ特徴がありますので、装着方法と特徴を以下の表にまとめておきます。
装着方法 | 特徴 | |
通常 | シャフトにリングを通してフライトを設置 | 穴あけ加工が不要 |
スロットロック方式 | フライトに穴あけ加工をしたうえで、リングを設置 | 強力にフライトとシャフトを固定 |
ダーツリングを選ぶポイント
ダーツリングの基本的な役割はフライトが外れないようにすることであり、ダーツの飛び自体にはほとんど影響しません。
そのため選ぶ基準は、デザイン性、そしてフライトとの相性、グルーピングの強さになります。フライトエルを使用しているのであれば「Lリング」、グルーピングが気になるのであればシャンパンリングを使用するようにするといいです。
ダーツリングの種類や選び方
ダーツリングには以下のような種類が存在します。
- フレックスリング
- 指輪リング
- シャンパンリング
- Lリング
ここでスロットロック方式で装着するのであれば、いずれも専用の穴あけ加工が必要となってきますので、併せて覚えておいてください。それではそれぞれの特徴も見ていきましょう。
フレックスリングの特徴
フレックスリングはフライトを固定する細めのリングになります。オーソドックスな形状でスリムなので、風の流れなどを損なわずフライトをしっかりと固定できるのが特徴です。オーソドックスなリングとか考えていただくといいでしょう。
指輪リングの特徴
フレックスリングよりも大きめのリングになります。これは指輪という名の通り、外観に華やかな装飾が施されています。もちろんフライトを固定する性能もありますが、スロットロック式の場合は開ける穴が大きくなるため、フライトが衝撃などに弱くなるリスクがあります。ただダーツを装飾したい方にはおすすめです。
シャンパンリングの特徴
シャンパンリングはエルスタイルが開発した新型リングであり、従来のリングに比べて寿命を延ばすとともに、グルーピングの時の弾かれ軽減、フライトへのホールド力が格段に改善され、さらに外れにくくなった優秀なリングになります。
その形状は独特であり、弾丸のような形状のものに十字のスリットが刻まれており、これをシャフトにつけることでフライトの固定力を上げます。使用用途や方法は以前と変わらず、特に特別な使い方をする必要がないため、今まで他のリングを使ってきた方にも扱いやすいものとなっています。
Lリングの特徴
Lリングはフライトエル専用のリングとなっています。リングの重さが0.01gと軽量なため、ダーツの重さに影響することがなく、重心もほぼ変わらないためバランスが崩れません。専用でありホールド力もあるためフライトエルとの相性は抜群となっています。
フライトに穴をあける方法と道具
フライトに穴をあけるには専用の加工を行う必要があり、大抵はダーツショップなどにお願いすることになります。店頭やネットでも申し込みが出来るため簡単に依頼できますが、店によって料金がかかるところもあれば、無料で行ってくれるところもあるので、しっかりと調べてから注文するといいです。
ただこれは機材さえあれば自分でもできます。ホチキスのような形状の機材があり、リーズナブルな価格で販売していますので、そちらを購入すれば気軽に穴あけ加工ができます。
注意点としてはスロットロック、シェルロック、ウィズロックで商品が違いますので、こちらもしっかり調べてから購入するようにしてください。
おすすめダーツリング:厳選3種
さて、ダーツリングの種類や選び方など理解していただけたと思いますので、ここからは数多くあるダーツリングの中でもおすすめのものを3選厳選してご紹介していきます。購入でお悩みの方はこちらも参考にしてみてください。
定番:エッジスポーツ(EDGE SPORTS) / シャフトリング
現在の価格はコチラ |
エッジスポーツから販売されている定番のフレックスリングです。三重に巻かれた形状のリングになっており、フライトをしっかりと固定してくれます。カラーリングはブラック、ゴールド、シルバーから選べ、3個セットで価格もリーズナブルなためおすすめです。
高性能:エルスタイル(L-style) / シャンパンリング
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先ほども触れましたが、エルスタイルが開発した高性能なダーツリングがこちらのシャンパンリングになります。フライトのホールド力、リングの寿命の延長、グルーピングの弾かれ軽減など優れたポイントが満載のリングになります。フライトの脱落を防ぎつつ、ダーツの性能を上げたいという方にはおすすめのリングとなります。
超軽量:エルスタイル(L-style) / L-リング
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Lリングもエルスタイルが開発したフライトエル専用のリングです。その軽さはどのリングにも勝るものとなっています。その軽さから重量バランスを崩すことなく使用できるため、重心を変えたくないという方にはおすすめです。専用という事もあり、フライトエルを使う方には特に使っていただきたい商品です。