最高のマイダーツが見つかる!
ピントルのダーツ専門ページ

ダーツバレルの手入れの仕方と洗浄の手順や注意点

ダーツバレルの手入れの方法

ダーツは手で触るものであり、本体が金属であることから錆が発生しやすいです。錆は本体の重さを変え、飛びにも影響を及ぼすため手入れは非常に大事なのです。そこでこちらではダーツバレルの手入れの仕方と洗浄の手順や注意点をご紹介していきます。

スポンサーリンク

ダーツバレルの手入れの必要性

ダーツバレルの手入れの必要性

バレルは、指で持つために指紋の間に付着した皮脂や、水分がバレルについてしまうのは必然です。どれだけ手を綺麗に保っても、これはどうしても避けられません。

バレルに用いられている素材であるタングステンやブラスは金属であり、その性質上、錆びやすいという特性を持っています。これによって空気中の水分と酸素でさえ、放置しているだけで酸化してしまい、その分だけ重量が増えてしまうことになります。

この加重は飛びに影響を及ぼしてしまいます。保管しているだけでも酸化してしまうので、手垢や皮脂、湿気によってさらに錆は加速してしまうのです。こうなると飛びだけでなく、本来のグリップ感が失われ、いわゆる手から抜ける滑りやすい状態になってしまうのです。

そのためバレルはこまめに手入れをする必要があることが分かると思います。正しい手入れを行わないと、酸化を加速させバレルを良い状態に保ち続けることは出来ないのです。

ダーツバレルの手入れの基本

ダーツバレルの手入れの基本

そんな大切なダーツバレルの手入れの基本についたご説明していきます。本来であれば練習後は毎回時間をかけて丁寧にバレルを手入れするのが理想なのですが、人によってはなかなか時間が取れない方もいらっしゃると思います。

そこでバレルの性能を保つために最低限これだけは守っておかなければいけない基本をご紹介していきます。それが以下の3点のポイントです。

  • ダーツプレイ前は必ず手を清潔にする
  • ダーツ使用後は乾いた布でふく
  • 持ち運ぶ時は必ず、ダーツケースで保管する

空気中でも少しずつ錆は進行しますが、それ以上に酸化を加速させるのは手垢や脂であり、汚れの要因もこれになります。プレイ中、バレルへの手垢や皮脂などの汚れの付着をすこしでも抑えるために、手を清潔にしてからバレルを握るようにしましょう。

ただプレイ前にどれだけ清潔にしても、プレイ中の発汗や手脂はどうしても出てきてしまい、バレルに汚れとして付着してしまいます。それらをすぐに乾いた布で拭くことによって沈着を防ぐことができます。そのため必ず拭き取る様にしましょう。

また手垢や皮脂のみならず、持ち運んでいる最中の汚れ、特にバッグ内の埃や湿気はバレルの酸化を加速させてしまいます。これを防ぐために必ずケースに入れて運ぶようにすることも大切です。

>>ダーツケースのおすすめランキングはコチラ

>>ダーツケースの種類と選び方はコチラ

スポンサーリンク

ダーツバレルの洗浄方法の種類

ダーツバレルの洗浄方法の種類

では実際の洗浄方法についても見ていきましょう。自宅にあるものや身近にあるものでも簡単にダーツバレルの手入れをすることができます。しかし一番理想的な洗浄方法は、バレルを磨くことなく汚れを落とすことができる超音波式洗浄機が挙がります。他に以下のものが洗浄方法の道具として有るといいです。

  • 超音波式洗浄機
  • 中性洗剤
  • アルコールスプレー
  • その他の方法

超音波式洗浄機を使用した手入れ方法

超音波式洗浄機はメガネや時計、アクセサリーなど細かい装飾が施された金属系のものなどの洗浄をする製品となっていますが、バレルも同様に洗浄することができます。

超音波式洗浄機と聞くと、据え置きの大きな機械の印象もあるかもしれませんが、乾電池仕様の持ち運びが可能なタイプも販売されています。

名称からも分かる通り、超音波を利用して水を細かく振動させ、付着している微細な汚れやゴミなどを振るい落とすという原理を用いています。この場合、金属に水は禁物では?と思われるかもしれませんが、洗浄後にしっかりと拭き取れば問題ありません

バレルの場合は細かい刻みの間に汚れが溜まるので、超音波式洗浄機での手入れは有効です。携帯用の洗浄機本体に水を入れスイッチを入れれば簡単操作で洗浄が行えるので、簡単に手入れできます。洗浄後は水分をしっかり拭き取り、乾かして錆びないようにしてください。

>>バレルの洗浄におすすめな超音波式洗浄機について詳しくはコチラ

中性洗剤を使用した手入れ方法

中性洗剤を使う場合は自宅のみでの洗浄となります。中性洗剤は金属と反応して化学反応を起こすことはありません。そのため酸性洗剤やアルカリ性洗剤よりははるかに安全に洗浄できます。

中性洗剤を使う場合は、ぬるま湯と柔らかめのスポンジ、歯ブラシも一緒に用意してください。桶の中などバレルをぬるま湯につけられる状態を作り、2~3分程浸けておくと汚れが浮いてきます。

そうしたら柔らかめのスポンジに中性洗剤を含ませ、泡立てて優しく洗浄してください。それこそ泡で洗顔をするつもりで行うイメージで良いです。

刻みなど細かい部分に頑固な汚れがある場合は歯ブラシで落としてあげるといいです。汚れが落ちたらよくすすいで、乾いた布などで水分を拭き取りましょう。刻み部分など細かいところには水分が残りやすいので、綿棒を使って水分を取り除くといいです。

水分が取れたらドライヤーで乾かしますが、熱風ではなく冷風を使いましょう。熱風では熱による化学反応が起こりやすくなるので注意です。水分が残ると錆の原因となるので乾燥作業は念入りに行ってください。

アルコールスプレーを使用した手入れ方法

アルコールスプレーを使うのも有効です。アルコールスプレーは皮脂汚れなどが落ちやすいため、バレルの汚れを落とすには打ってつけです。またアルコールは揮発性が高いため、スプレー後、乾いた布などで拭き取るだけすぐに乾燥するため、錆びを起こす水分が残りにくいのも有難いところです。

殺菌効果も期待できることから、清潔に保つことができるのもポイントでしょう。アルコールを吹きかけ、乾いた布などで汚れを落としつつ乾燥させ、そのままティッシュで包めば清潔に保管することが可能となります。

その他の磨き方や洗浄の手順

その他にも研磨剤や塩素系薬剤でもバレルを洗浄することができます。例えば研磨剤であれば、歯ブラシなどで擦ると金属表面を研磨してこびり付いた汚れを落としてくれます。しかしこれはバレルそのものも削ってしまう行為なので、重量に変化が出てしまうリスクもあります。

汚れを放置してしまい、超音波式洗浄機や中性洗剤などを使用しても落ちない場合の緊急処置として考えておいてください。研磨剤と聞くと歯磨き粉が思い浮かびますが、こちらはあくまで石灰である歯の洗浄に用いられるものであり、金属であるバレルにはあまり効果を発揮しません

塩素系の薬剤というと漂白剤などになりますが、これは水に漂白剤を溶き、その中にバレルを30分程浸けておくという方法になります。終わったら取り出して布で水分を拭きつつ汚れを落とすという手順になりますが、思いの外汚れは落ちるようです

バレルの素材に使われるタングステンは塩素と常温では反応しないものの、200~300℃程度で塩化タングステンに化学変化します。そのような温度になることはないので塩素系薬剤も問題ないですが、出来れば中性洗剤をまず試してみるようにしてください。

ダーツバレルを手入れする際の注意

ダーツバレルを手入れする際の注意

汚れを落とすことも重要ですが、手入れの跡に必ず水分が残らないようにすることも大切です。水分が残っていると急速に錆びる原因になるのはイメージも付くと思いますが、絶対にしてはいけない注意点になります。

また理想は出来るだけバレルを傷つけることが無いよう超音波式で行うようにしてください。バレルの傷は飛びに影響しますので、手入れでそれが付いてしまうのは本末転倒となってしまいます。注意を払うようにしてください。

ダーツバレルを手入れする際に便利なグッズ

ダーツバレルを手入れする際に便利なグッズ

本格的にダーツを行うのであれば手入れの際の便利なグッズも揃えておくといいでしょう。そこでここからは時間や手間をかけずに効率的にバレルを手入れできる便利グッズを紹介していきます。

バレル洗浄機

現在の価格はコチラ

先ほど超音波式洗浄機などをご紹介しましたが、バレルの洗浄に特化したバレル洗浄機も存在しています。これは洗浄機の中に入れておくだけで、振動によって汚れや手垢を浮かせて落としてしまうという優れものです。超音波式と原理は似ていますが、入れておくだけで良い分便利です

価格もそれほど高くないので時間がない方は購入しておくと手入れも簡単に出来るというメリットがあります。もちろん時間がある人もこれがあることで、手入れにかかる時間を短縮できます。ただいずれにしても、洗浄後の乾燥は手動で行うので、念入りに行ってください。

バレルクリーナー

現在の価格はコチラ

バレルクリーナーは高純度アルコールを浸したバレルの洗浄用に販売されているクリーナーです。使用方法はアルコールスプレーと大差ありませんが、高純度であるためより汚れが落としやすくなっています。クリーナーをつけ、拭き取るだけでみるみる汚れが落ちるのは便利です。

ディップクリーナー

現在の価格はコチラ

ディップクリーナーは漬け込み式のバレル専用クリーナーです。1カ月ほどで溜まった汚れ程度であればこれに漬け込むだけでしっかりと落とすことができます。そのため頻繁に手入れできないときにも、月単位で手入れすれば汚れを落とすこともできる優れものです。

バレルリカバリー

現在の価格はコチラ

バレルリカバリーは細かい繊維で出来た研磨用の布です。とは言っても研磨がメインではなく、表面に付着した汚れを取り除くことが目的となっています。水分を使わず乾拭きするので、錆びの心配もないのはメリットです。また付属効果で研磨が含まれているので、磨けば磨くほど輝きも取り戻せます。

スポンサーリンク

ダーツバレルの手入れの際のおすすめグッズ

ダーツバレルの手入れの際のおすすめグッズ

便利グッズも理解していただけたと思いますが、具体的にどんなものを購入したらいいのか悩むところでしょう。そんな方々のために、ここからはダーツバレルの手入れの際のおすすめグッズをご紹介していきます。

ディークラフト(D-Craft) / BARREL WASH

現在の価格はコチラ

ディークラフトから発売されているバレル洗浄機です。1分間に5000回以上も起こる高速振動でミクロの汚れであっても落としてしまう優れものです。水を入れて3~5分浸けておくだけで汚れがみるみる浮いてきます。頑固な汚れであっても10分もあれば落ちてしまうとのことです。

終了後はティッシュや拭き取りグッズで水分をしっかりと落とす必要があります。洗浄だけとはいえ高性能で、リーズナブルな価格となっているのでおすすめの洗浄グッズです。

ジョーカードライバー(Joker Driver)/ MAGIC CLEANER

現在の価格はコチラ

スプレータイプのバレルクリーナーです。全体に吹き掛けるだけで、10秒ほどで汚れが浮いてきます。あとはそれを拭き取るだけで簡単洗浄できます。

ただし頑固な汚れが残る場合は超音波式洗浄機などでないと対応できないこともあります。

高級ダーツを扱うジョーカードライバーの商品なので、容量のわりに価格が少し高めですが、かなりの人気商品で品切れ状態も起こるほどとなっており、効果は確かです。

エッジスポーツ(Edge Sports )/ Dip Cleaner

現在の価格はコチラ

エッジスポーツから発売されているディップクリーナーです。効果は先述した通りですが、価格もそれなりで評価も高い人気商品です。同メーカーのバレルリカバリーと併用することで相乗効果により、さらに汚れが落ちやすくなるのでそちらもおすすめです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
おすすめの記事はコチラ
初めてのマイダーツ!初心者向けダーツセットの選び方
初心者向け
ダーツセット
初心者必見!長さや規格で違うダーツチップの種類と選び方
ダーツチップ
選び方
初心者必見!素材や形状で違うバレルの種類と選び方
バレル
選び方
初心者必見!素材や長さで違うシャフトの種類と選び方
シャフト
選び方
初心者必見!面積や形状で違うフライトの種類と選び方
フライト
選び方