シャフトやチップが緩みやフライトが外れるときの対処法
ダーツはバレルを中心にシャフトやチップが付いていますが、投げているうちにチップが緩んだり、フライトが外れたりすることがあります。せっかく良いフォームで投げられても、ダーツ自体のコンディションが悪いのではいい結果は出ません。
このシャフトやチップの緩みやフライトの脱落はダーツをしていれば大抵出くわす悩みになります。そこでこの記事では、このような問題が起こったときの対処法をご紹介していきます。
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強く締めつければ緩まない?
シャフトやチップの緩みを抑えるためには、やはり基本は締め込みとなります。特に金属製シャフトの場合は締め込みが強ければ、それだけ緩みにくくなります。ただし力任せに締めるのが、締め込みとは言いません。締め込む上での注意点もしっかりと把握して、最適な締め込みをするのが重要となります。注意点は後述していきますので、そちらを読み、最適な締め込みを行いましょう。
ダーツフィグジット(Darts Fixit)を使用する
では、ただ締めるだけで他に方法はないのでしょうか?実はハローズから発売されているダーツフィグジットというアイテムがあります。ダーツを行う上で必需品ではないですが、あると便利なツールとなっています。これ1つでシャフトやチップを締める以外にもダーツについて様々な使い方ができます。
- 折れたチップを外す
- シャフトを締める
- 折れたシャフトを外す
- 詰まったチップをテコの原理で取る
- フラットなポイントやキーポイント系のチップを締める
- シャフトスロットを広げる
- チップを締める
- 開ぎ過ぎたシャフトスロットを締める
以上、8つの使い方が出来る便利グッズになっています。上述の通りなくても良いですが、持っておくと何かと使えるアイテムになりますので、こちらを使ってシャフトやチップを締めるのもいいでしょう。
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シャフトやチップの締め過ぎに要注意
シャフトやチップは基本的にネジ式による取り付けになります。このネジは精度が良く、緩みなくすんなり回っていきます。裏を返せば緩まりやすく、プレイ中に抜けてしまうことがあるのです。そうなると出来るだけ緩まないように強く締めたいところですが、力いっぱい締めると、かえってバレルやシャフトの破損に繋がります。
チップもそうですが、シャフトはプラスチックのものが多いです。もちろん金属製などその他のものもありますが、価格や重量などの関係から初心者の方はプラスチック製の方が扱いやすくなっています。プラスチック製のものとその他のものの性能差はここでは置いておいて、バレルは全て金属製になります。
このバレルがネジ穴となるため、チップやシャフトにネジが切ってあることになります。すんなりと入るのはそのためでもありますが、これを力いっぱい締めたらどちらに負担がかかるのかは明らかでしょう。
プラスチックの耐久性では金属には敵いませんので、もれなくネジ部分から破損し、最悪ネジ部分だけバレルの中に残って取り出せなくなってしまうのです。もしシャフトが金属である場合、必ずしもシャフトが破損するとは限りませんが、バレルの方に負担がかかり壊れてしまうことがあります。いずれにしてもパーツの寿命を縮める原因となるので、締め過ぎは良くないという事です。
シャフトやチップが緩むときの対処法
じゃあ締め過ぎて破損するならどうすればいいの?という疑問も出てくるでしょう。そんな時のために緩みを防止するパーツがあるわけです。シャフトやチップが緩めば飛びに影響を与えてしまい、思ったように飛んでくれなくなってしまいます。それを防ぐためにも緩みを防ぐと同時に、こまめに緩みのチェックをする必要があるのです。
- Oリング
- パーツの交換
対処法は以上の2つになります。それぞれの方法を見ていきましょう。
Oリングを使用する
Oリングはシャフトのネジ山に装着することで、シャフトとバレルの緩みを防止するグッズになります。結局のところ、ネジ穴とネジ山の滑りが良いことから緩んでしまうので、ゴム製のリングで摩擦を起こすことで緩みを発生しないようにする効果を持ちます。これを付けるだけで緩みやすさは変わってきます。
ゴム(Gomu)を使用する
ただしOリングも万能ではないため、それでも緩んでしまうことがあります。そんなOリングをさらに進化させたのがゴムというグッズになります。
エルスタイルから発売されているこちらの商品は、シャフトの先端につけることで、バレル内に発生する隙間を埋めてくれます。言葉だけでは難しいところがありますが、シャフトをバレルに入れて締めた場合、シャフト先端とバレル内のネジ穴には空間ができます。こちらを埋めることで緩みににくくするというのが、こちらのグッズの効果になります。Oリングと違い、かなり効果が期待できる商品として現在人気のグッズにもなっています。
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パーツを交換する
Oリングでも緩んでしまうことがあることには触れましたが、これは何もOリングの性能が低いわけではありません。既にパーツ自体のネジ山が劣化してスカスカになっている可能性があるためです。この場合、Oリングをつけても緩みは解消されない可能性の方が高いです。パーツの劣化が原因なのであれば、交換することをおすすめします。
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フライトが外れるときの対処法
シャフトに取り付けられるフライト部分が頻繁に外れるときは以下のような対処法があります。それぞれの対処法についても併せてみていきましょう。
- カーボンシャフトを使用
- ダーツリングを使用
カーボンシャフトを使用する
カーボンシャフトは文字通りカーボンを素材として使っています。カーボン、つまり炭素は今注目の素材です。カーボンナノチューブなどもその1つですが、これらは耐久性のある強度を持っているのに柔軟性もある非常に便利な素材なのです。
このカーボンシャフトも例に漏れず、プラスチック製だと折れやすいところをカーボンでカバーしています。それだけでなく、この強度と柔軟性のおかげでフライトをしっかりとホールドしてくれるのです。つまりプラスチックシャフトよりホールド力が強いため、フライトが外れにくいという事です。重さもそれほど変わらないので、投げる上での大きな影響もないためおすすめです。
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ダーツリングを使用する
ダーツリングというパーツがあります。これには以下のような種類があります。
- フレックスリング
- 指輪リング
- シャンパンリング
- Lリング
それぞれ性能に違いはありますが、これについて細かい詳細は割愛させていただきます。効果的な使い方はフライトにあるリングを通す部分に専用の穴あけ加工をおこなってダーツリングを入れて置き、そこを通る様にシャフトとフライトを繋ぐだけになります。これがあるとないとではホールド力に違いが生まれるため使う方も多いです。ただ僅かですが重さや重心も変わることがあるので注意が必要です。
シャンパンリングを使用する
上記のダーツリングの中でもシャンパンリングは最も機能的に優れていると言われています。エルスタイルが開発した新型のロックシステムで、ホールド力が高いことも然ることながら、ダーツを上達する上で大切なグルーピングにも対応し出来る絶妙なものとなっているのが、シャンパンリングが推される理由になります。
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