ダーツボードまでの距離や高さとスローイングライン
ダーツをお店でプレイする際には、すでに筐体がセットされスローイングラインも設置されている状態なので具体的な距離や高さはあまり気にすることがないかもしれません。しかし、自宅に練習用で筐体をセットするときやダーツをプレイする際の基礎知識として、正確な距離や高さを知っておくと何かと役に立ちます。
そこで今回はダーツにおける正しい距離や高さ、筐体ごとの設置方法などを紹介していくので参考にしてみてください。
スポンサーリンク
ダーツボードまでの距離
ダーツの公式ルールにおいて設定されているスローイングラインの後端からダーツボードまでの距離(ダーツボードから床に向かって引いた垂直線までの距離)は以下の通りです。
- ソフトダーツ:距離 244cm
- ハードダーツ:距離 237cm
距離の許容誤差は±1.5cmです。
スローイングラインって踏んでも良いの?
スローイングラインは踏んでも大丈夫ですが、踏み越えてはいけません。ただし、上半身がラインよりも前に出るのは大丈夫です。
スローイングラインはダーツボードに対して平行で、最低でもライン自体の幅を61cm以上は用意します。足で確認できるようにオキ・ホッケイといった1段高い仕切り板を置くことができ、これの高さは3.8cm以上で長さは61cm以上、オキの後端がスローイングラインの後端と一致するように設置します。
筐体別の距離一覧
ダーツの筐体を設置する際は、ステップまたは壁からスローイングラインの距離が目安になります。
ダーツライブ
機種名 | ステップからの距離(cm) |
DARTSLIVE2 EX | 211cm |
DARTSLIVE2 DX | 212cm |
DARTSLIVE2 CVT-KIT | 206cm |
ダーツライブの場合はステップからの距離になります。
フェニックス
機種名 | 壁からの距離(cm) |
VSPHOENIX S | 248.6cm |
VSPHOENIX | 257.0cm |
フェニックスの場合は壁からの距離になります。
ダーツボードまでの高さ
ダーツの公式ルールにおいてダーツボードまでの高さは以下のように設定されています。
- ソフトダーツ:高さ 173cm
- ハードダーツ:高さ 173cm
高さは床からダーツボードの中心までを測るようにします。こちらも許容誤差は±1.5cmです。
身長による投げ方の違い
ブルの高さが173cmと決まっているので、180cmを超えるプレイヤーはブルへの目線が低い位置になり、直線的にダーツを投げることができます。
一方で身長が173cmより低い場合は、上へ向かって投げるイメージになります。ブルや20を狙う場合は山なりにダーツを投げる必要があるなど、身長によって適したフォームには違いがあると言えるでしょう。