マミー型?封筒型?寝袋の形状の種類と特徴
誰もが知っているであろう寝袋には、いくつかの形状があるのをご存知でしょうか?形状によって特徴が異なりますから、寝袋を購入するときには形状選びから入る人も少なくはありません。
そこで、寝袋の形状にはどのようなものがあるのか?ということから、それぞれのメリット・デメリットを紹介していきます。寝袋を求めている人は必見です!
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形状で違う寝袋の使い心地とは?
寝袋と一口でいっても、その形状や使い心地は様々です。自分の求める用途によって形状を選ばなければ、後悔してしまう可能性もあります。
寝袋を購入するときの価格もそうですし、使用する季節によっても形状選びは重要なポイントです。寝袋の形状によってどのような違いや性能があるのかを把握しておけば、購入するときにそこまで悩むこともありません。
寝袋の形状には大きく分けて以下の4種類が存在しています。
自分の目的にピッタリの寝袋を見つけるためにも、形状選びをおろそかにしないようにしましょう。それぞれの形状について、特徴やメリットデメリットなどを1つずつ解説していきます。
封筒型寝袋の特徴
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封筒そのものの形をし、布団に近いタイプの寝袋です。スタンダードで、一般のキャンプ場で多く使用されています。長方形で四角く、低価格のものが多く市販されているのが特徴です。
一人で寂しく寝るタイプのものもあれば連結可能なタイプもあるので、行く人や人数に応じて選ぶことができます。最低使用温度が高く、ほぼ夏だけの使用に限られてしまいます。
封筒型寝袋のメリット・デメリット
知っている人も多い封筒型寝袋だけに、何も考えずにこのタイプを購入してしまう人が多いようです。購入するにあたり、まずはメリット・デメリットを把握しておきましょう。
メリット
- 価格が安い
- 圧迫感が少ない
- 使用感が布団に近い
- 丸洗い可能なタイプもある
- 連結タイプもあり大人数での使用も可能
デメリット
- 重い
- 保温性が低い
- 収納サイズが大きい
封筒型寝袋はこんな人におすすめ
封筒型寝袋の最大のメリットとして、低価格というのがあります。ただ、保温性に優れていないため、寒い時期には向きません。
夏場のキャンプに車を利用して家族で良く行く人や、寝袋は安いもので十分と思っている人にはおすすめです。
マミー型寝袋の特徴
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ミイラ(マミー)が語源となった寝袋で、ダウン素材が大半を占めています。顔や首周りの空き具合も調節可能で、自分の思った通りのスタイルで睡眠をすることができます。
また、身体への密着度が高く、保温性に優れているという特徴を持ちます。最低使用温度が低くて高性能なため、価格も高額なものが目立ちます。
マミー型寝袋のメリット・デメリット
高性能と噂のマミー型寝袋ですが、どのようなところが高性能なのか?メリットと共にデメリットも一緒に紹介していきます!
メリット
- 軽い
- 保温性が高い
- 収納サイズがコンパクト
- 丸洗い可能なタイプもある
デメリット
- 圧迫感がある
- 高いものが多い
- 寝返りをうちにくい
マミー型寝袋はこんな人におすすめ
マミー型寝袋は保温性に優れているので、寒冷地や寒い時期に使用したい人に向きます。また、軽くてコンパクトに収納できることから、山登りなどで、寝袋を自分で持ち運ぶ人にとっても便利です。
マミー型寝袋は寝返りがうちづらいと感じている人には、伸縮性に優れたストレッチタイプがおすすめです。
ラップ型寝袋の特徴
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マミー型と形状が似ている寝袋です。マミー型に比べると肩口が広く、寝袋の中に入りやすいのが特徴です。ドローコードを引けば寝袋が頭まで包み込んでくれます。
最低使用温度はそこそこ低く、秋までであれば問題なく使用することができます。価格帯も低いものが多く、手を出しやすい寝袋です。
ラップ型寝袋のメリット・デメリット
マミー型と似た形状ではありますが、性能は違います。ラップ型寝袋には、どのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
メリット
- 価格が安い
- 収納サイズがコンパクト
- そこそこの保温性がある
- 丸洗い可能なタイプもある
デメリット
- 重い
- ダウンが少ない
- 真冬には向かない
ラップ型寝袋はこんな人におすすめ
ラップ型寝袋は、そこそこの保温性がありますから、冬以外のシーズンで使用したい人には向いています。低価格なので手が出しやすいこともあり、コスパに優れた寝袋を探している人にはおすすめです。
ただ、使用しているダウンが少ないため、床が直に当たっている感覚が気になる人もいるかもしれません。
人型寝袋の特徴
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人型寝袋は、手と足を入れるところがあり、洋服と同じような形をした寝袋です。ほかの寝袋と違って2本足に分かれているため、立って歩くことができるのも特徴です。
人型寝袋にも様々な商品があります。最低温度の低いものから高いもの、デザイン性に富んだものまで多岐に渡ります。人型寝袋は、洋服感覚で楽しみながら選べる寝袋です。
人型寝袋のメリット・デメリット
選ぶのが楽しくなってしまいそうな人型寝袋。そんな人型寝袋の気になるメリット・デメリットを紹介していきます。
メリット
- 動き回れる
- 開放感がある
- 寝返りがうちやすい
- 丸洗い可能なタイプもある
- デザイン性に富んだ寝袋が多い
デメリット
- 意外と大きい
- しまうのが面倒
- 脱ぎたいときにすぐ脱げない
人型寝袋はこんな人におすすめ
歩き回ることができる人型寝袋は、寒い日のキャンプ場では重宝します。キャンプ場だけではなく、家の中で着て、真冬の暖房費削減をしたい人にもおすすめです。
商品数も多く、様々なデザインのものがあるので、デザイン重視で寝袋を選びたい人にもピッタリです。