大縄跳びの必勝法!跳び方と回し方が上達するコツ
小学校や中学校教育の中で取り入れられる大縄跳びですが、実際運動会や体育祭で連続で繋がると盛り上がる競技です。団結力も磨けて一石二鳥なこの競技、もし勝負ならやっぱり勝ちたいですよね。
今回は大縄跳びの必勝法を跳び方や回し方からご説明していきます。
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覚えておきたい大縄跳びの必勝法
では早速ですが大縄跳びの必勝法から説明していきましょう。大縄跳びで勝つためには何といっても団結力です。全員の息が合っていなければいけません。
また、全員の息が合っていてもロープが適切な物でなければ上手く跳べません。そのような点から以下の2つが重要と言えます。
- 大縄跳びはチームワークと掛け声が大切
- 大縄跳びのロープの選び方
この2つが重要な要素となります。それはこの要素を詳しく見ていきましょう。
大縄跳びはチームワークと掛け声が大切
大縄跳びには団結力、つまりチームワークと掛け声が必要です。これを上手く行うためにはどうしたらいいのでしょうか。
まずはリーダーを決めましょう。出来ればチームを引っ張っていけて、きちんと話が出来る人がいいです。誰かを起点とすることでまとまりやすくなります。
また声掛けもリーダーを中心として行うことで、全体で意思を合わせて声出しをすることも可能になります。そのためリーダーの資質としては大きな声を出せることも重要となります。
タイミングを合わせるため、全員の意識を集中させるためにもリーダーの存在は不可欠になります。
意外と見落としがちな大縄跳びの選び方
学校だと支給される大縄跳びなので難しいかもしれませんが、やはり長さや重さにはこだわりたいものです。
理想の長さは人数によって違います。子供の場合、足の幅を考えると平均25㎝としたとき前後の空きを含め40㎝ほどの広さを確保しなければいけません。大人はさらに間を広めにとらなければいけないので前後の空きも含めて70㎝の広さを確保します。これに回してからそれぞれ1m50㎝ほどの間隔をとることを考えると以下のようになります。
長さ | 使用人数目安 | |
子供(人) | 大人(人) | |
5m | 6~8 | 4~5 |
10m | 12~15 | 8~10 |
15m | 18~20 | 13~15 |
25m | 30~50 | 20~30 |
取り組む人数で選んでいただけるといいです。学校で使う場合は一クラス30人程度になると思います。横に2人並んで行うため縦15人並ぶと考えると、10mの大縄跳びが適切となります。
この10mを基準に考えた時、重さは1.5㎏程度が理想的です。一見重いように思いますが、ロープが長いため軽いとコントロールが利かなくなります。重さがある方がコントロールが利きやすいので、回し手に多少負担にはなりますが、回しやすい重さはこれくらいの重さになります。
大縄跳びの基本動作のコツ
それでは大縄跳びの基本動作を練習していきましょう。ここでは回る大縄跳びの「入り方」、「抜け方」、そして「並び方」について触れていきます。
入り方のコツ
大縄跳びで回っている中に入るのはなかなか難しいと思われています。しかしこれはタイミングさえ掴んでしまえばそれほど難しくはありません。
まず入るタイミングですが、ロープが下に着いたタイミングで走り出すという意識でいくといいです。ロープが上にあがったタイミングで入れていれば、ジャンプにつなぐことができます。
視線はロープを回している人を見ましょう。また立ち位置も回している人の隣で待ってください。また上ではなく前方に跳ぶイメージで入ってください。
ただ1回の回転で入るのは難しいので、5回目で入るなど決めておくといいです。どうしてもタイミングがはかれない人がいるのなら周りの人が声を掛けてあげるといいです。
抜け方のコツ
抜けるタイミングは着地したら回している人の横を駆け抜ける形で走り抜けるといいです。
苦手な人は引っかかってしまう人の多くは回している人から遠い場所から入ったり抜けたりしていることが多いです。回し手の近くを動くように心がけましょう。
並び方のコツ
回数を跳びたいのであれば、並び方にも工夫がいります。まず回し手の近くは身長が低く、上手に跳べる人を配置しましょう。ここは回転する速さが中心より速く、またロープの軌道も狭い円を描くためです。
また中央部は身長が高く、体力があり高く跳べる人にします。これは中心部の方がバウンドで跳ねやすく引っかかりやすくなるからです。跳ぶのが苦手な人は前後を上手い人で挟んであげてください。そうすることで連鎖的に引っかかる可能性を低くします。
あとは前後の間隔は小さく前ならえの状態で、2列になる場合は左右は肩がぶつからない程度に並びましょう。
大縄跳びの回し方のコツ
それでは大縄跳びの回し手の練習に移りましょう。動きとしては単調ですが、全員が上手く跳ぶためには回し手のブレない回し方は重要となります。
また、回し手の人を誰にするかもポイントとなります。大縄を安定して回し続けるのは体力勝負ですから、チームの中で最も体力のある人を選びましょう。
回し方の基本姿勢
まずは基本姿勢から正していきましょう。まず足は肩幅より広く開きます。その状態から踏ん張りやすいように足を一歩ズラしておきましょう。その状態から腰を落として構えます。
大縄の持ち方
大繩の持ち方は片方の手で縄の端を持ち支点を作ります。もう片方はロープの軌道を決めるため、端から少し離れた内側を持ちます。このとき両手の間隔は広めにとりましょう。
縄の中央部が軽く地面につく程度の長さにします。そのため、回し手同士の間隔が狭い場合には少し離れて、この状態になるようにしましょう。
大縄の回し方
回し方のコツはとにかく縄がたるまないように引っ張りながら行うことです。縄を上げるときは膝を伸ばして背伸びをし、下げるときには膝を曲げてしゃがむイメージで回します。回し手は腕や肩で回すのではなく、体全体で回します。
こうすることで回し手に近い人も引っかかることなく跳ぶことができます。ロープが大きく回るように腕も最大限大きく回しましょう。
また地面にバウンドしてイレギュラーな動きを減らすために、地面に着く瞬間には引っ張りつつ素早く回すように心がけてください。
大縄跳びの跳び方のコツ
では続いて跳び方を見ていきましょう。先述した通り、回し手から両端1m50cmほど開けることが重要となります。
これは近ければ近いほどロープが回し手の手元に近くなるため、地面にロープが着いていないところで跳ぶことになります。それでは跳びにくく、引っかかる可能性が高くなります。回し手からは離れることが大切なのです。
大縄の中央で跳ぶ場合
大縄は必然的に中央が最もロープが上にあがります。そのため先述の通り、並ぶときも身長が高い人が自然と中心に配置される形になります。
この中央で跳ぶ人の注意は、ロープが一番地面に着く場所でもあるためイレギュラーバウンドしやすく、跳ね返ってきたロープに引っかかりやすくなります。そのためより高く跳ばなければいけないのです。身長もそうですが体力がある人を配置し、高く跳ぶことがコツになります。
大縄の端で跳ぶ場合
こちらも先述の通り端で跳ぶ場合は、あまりロープが上下に動かないため背が低い人が配置されます。
回し手に近いため、真ん中よりも少し早めにロープが回ってきます。そのた中心部よりも早めに動く必要が出てきます。端で跳ぶ人はしっかりと回し手を観察し、ロープの動きに合わせて跳ぶ必要があります。