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素材と持ち手で何が違う?縄跳びの種類と選び方

縄跳びの種類

私たちが小学生時代にお世話になった縄跳びですが、実は様々な種類があることをご存知でしょうか?1人用の短縄と大人数用の大縄の区別ではなく、短縄にも実は用途などに合わせて種類が設けられています。

今回はそんな縄跳びの用途や種類についてご説明させていただきます。

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縄跳びの区分け

縄跳びの区分け

一般的に1人用の縄跳びである短縄跳びは、プラスチック製の持ち手の部分とビニールで覆われた縄部分が付いたものをイメージするでしょう。それが小学生のときに使った短縄跳びのイメージです。

これは小学生が使用しても扱いやすくなっていますが、壊れやものが多いです。体育などスポーツの中で縄跳びを上達できるようにするためには、小学生でさえしっかりとした縄跳びを使う必要がある場合もあります。

ただ私たちも小学生以降なかなか使うタイミングが無くそこまでこだわりを持っている人も多くないため、そのイメージに留まってしまうのは仕方の無いことでしょう。

しかし、考えてみてください。ボクサーのトレーニングなどで縄跳びが使われているのを見たことは無いでしょうか。あれはこの子供向けの縄跳びとは明らかに違うものを使っています。また、トレーニングジムなどへダイエットに行かれている方がもしここを読まれているのであれば、そのトレーニングの中で縄跳びを行ったことがあるかたがみえるかもしれません。

このどちらもトレーニングの効果として縄跳びは優れていると言うことを認められているのです。有酸素運動としての面もありますが、筋力トレーニングも兼ねています。

今回はトレーニングに大きく触れませんが、それでもプロであるボクサーのトレーニングに利用されると言うことはやり方や使う縄跳び次第で十分な効果を得られます。あるいは私たちが触れないだけで、大人になってもスポーツとして縄跳びに取り組む人もみえます。ダブルダッチもその1つですが、個人の競技と言うのもあります。

縄跳びは何も小学生だけのスポーツではないのです。トレーニングやダイエット向けに活用できる手ごろで優れた運動であり、用途に合わせて様々な種類が展開されているのです。それではそのような観点も含めて縄跳びを詳しく見ていきましょう。

一般的な縄跳び

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一般的な縄跳びは先述の通り、小学生が使いやすいものを指します。最近は100円ショップなどにも置かれていますが、子供が遊ぶ目的で作られた「おもちゃ縄跳び」と言えるものです。

跳びやすいものもありますが壊れやすく、決して強度が高いものとはいえません。あくまで短期的な目的で使用するだけの作りになっていることが多いです。

軽いため慣れている人には扱いやすく、二重跳びなど早く振ることを求められる技には使いやすい縄跳びとなっています。

トレーニング用縄跳び

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トレーニング用のものは、まさしくトレーニングあるいはダイエットなどの使用を目的として作られた縄跳びになります。効果が上がるように設計されているため、一般的なものよりも重くなっています。

そのため縄跳びが苦手な子供にも効果が見込まれることがあります。重さのおかげで回しているという感覚を得やすいからです。しかしデメリットもあり、二重跳びや交差跳びには不向きであり、またそれなりの筋肉量も必要となってくるため、長時間は使えません。

ただ大人が使う目的としては有酸素運動や筋力トレーニングが主になるため、打ってつけの縄跳びになります。

>>縄跳びトレーニングの効果と方法

競技用縄跳び

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競技用は技術上達のために考案され、いかに跳びやすくいかに上達を早めるかを突き詰めた縄跳びになります。

軽めに設計されており、スピードを求める技には特に適しています。しかしその軽さゆえに扱いに慣れている人で無いと跳びにくいと感じることもあります。まさに競技をする人のために作られた縄跳びなのです。

>>縄跳びのコツと練習方法

エア縄跳び

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ダイエット目的のために作られた縄跳びです。名称よろしく、エアギターのように「縄跳びは無いのにロープがあるように跳んでトレーニングをする」という、まさしくエアで縄跳びをすることを指します。

有酸素運動の効果が高く、最近ひそかなブームとなっているようですが、「物を持っていないと違和感がある」という人がみえるため、持ち手の部分と、先に錘を付け回すとロープを回しているような感覚を得られる商品が開発されました。

>>エア縄跳びダイエットの効果的な方法

縄跳びのロープの素材

縄跳びのロープの素材

先の4つの区分分けで重さについての記載させていただきましたが、その重さを決めるのはこのロープの素材と言っても過言ではありません。そのため回しやすさなどもここで決まってきます。

また強度の半分もこのロープで決まります。あるいは縄跳びに恐怖している人の多くが感じる縄が当たったときの痛みも実は素材に1つの要因があります。つまり、ロープの種類で次の3つの要素が決まります。

  • 重さ(回しやすさ)
  • 強度
  • 当たったときの痛み

どれも縄跳びをする上では重要です。ここではそんなロープの素材についてご紹介していきます。

布製(ヒモ製)ロープの縄跳び

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布製のロープは編んで作られているため重く、太めの仕様となっています。そのため空気抵抗が大きく回している感覚が掴みやすくなっています。太い縄のおかげで回すスピードも遅くなり、また当たったとしても面積の関係で圧力が小さくなり痛みはビニールロープなどと比べて小さくなります

強度はそれなりにありますが、引きずったり長期で使うと編んでいた縄が解れ、切れていくため高いとはいえません幼稚園児など縄跳び初心者の人たちに縄を回している感覚を掴ませやすくなっており、そのような現場でよく使用されています。

ビーズロープの縄跳び

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ビーズロープは名前の通りビーズが連なっており、ロープの重さを感じやすくなっています。その重さもありロープコントロールもしやすくなっています。当たったときの痛みは布製よりもありますが、ビーズが付いていることもあり多少は軽減されます。それでも早く回せば痛みはあるので注意してください。

ビーズが多少壊れやすく、時間が経つと劣化しビーズがなくなっていくため強度としてはあまり期待できません。こちらも短期的な使用を目的として使ってください。主な用途は2人跳び(ツーインワン)や連鎖跳び(チャイニーズホイールズ)をしたい人にオススメです。

ビニールロープの縄跳び

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最も一般的なイメージの縄跳びの素材になります。この縄跳びは軽いため扱いやすく、縄を回すとき縄がしっかりと伸びて素早く回転させられるので跳びやすくなっています。

この伸縮性が縄の強度も高めており、中長期的な使用を可能にしています。ただ雑な扱いをすればその限りではありません。

軽さや素材の影響で細い仕様となっており、当たれば痛いです。さらに使用用途としては二重跳びや交差跳びなどロープを回すスピードやテクニックに向いているため、そのような状況で当たればさらに痛みが増します。

ワイヤーロープの縄跳び

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このロープは競技者用の縄跳びに使われます。細さと重さのバランスが絶妙で、他の素材に比べて圧倒的に細いのにも関わらず一定の重さがあります。細さのおかげで空気抵抗がなく軽く回すことができ、重さのおかげでコントロールもできるのです。

ただコントロールがし易いわけではありません。使用には慣れが必要ですし、高度な技ともなるとこのロープで簡単にできるものではないのです。

強度としてはワイヤーを使っているので早々切れることはありませんが、折ってはいけないという注意事項があります。折ってしまうとロープに癖が付いてしまい回し難くなります。また酸化による経年劣化をしていくため、使用頻度によってはワイヤーが解れて切れやすくなるのも注意です。

そしてもう想像されている方もみえるかもしれませんが、当たると痛いです。しかも細さと出せるであろうスピードによってかなりの痛みになります。また解れたワイヤーで切り傷を作る可能性もあります。

三重跳びや長時間の使用には適しており最大六重跳び用のワイヤーロープ縄跳びが存在しているため、まさしく上級者向けのロープと言えます。

チューブロープの縄跳び(タイロープ)

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ワイヤーロープと対をなすような縄跳びです。一般の方が回せば3分で手首・上腕二頭筋(二の腕の力こぶ)・肩がパンパンになる重さの縄跳びです。主に有酸素運動と筋力トレーニングの用途で使われます。

強度もあり、太さもしっかりしているので切れることはなかなかありません。ただし雑に扱えば劣化は避けられないのでご注意ください。

こちらも面積はそれなりにあるので接触部分の痛みはビニールロープやワイヤーロープよりは小さいです。ただこれを使うとなるとそれなりの筋力を持っていることが多いので、力強く回せば痛みも増します

革などで作られているものもあります。タイロープというのはタイのムエタイ選手がトレーニングで使い1時間は回すそうで、このような名称が付けられました。プロボクサーもこれを使っていることがほとんどです。

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縄跳びの持ち手の種類

縄跳びの持ち手の種類

縄跳びのロープの種類については、ここまでで理解していただけたと思います。ただロープだけで回しやすさが決まるものではありません

縄跳びは回すために持ち手の部分でテコの原理を使います。そのためロープの真ん中部分、つまり手元から一番遠いロープ部分に遠心力がかかる事で小さな力でも回すことができるのです。

遠心力がかかる部分は、中心から遠ければ遠いほど大きな力がかかります。つまりロープが長くなればなるほど、小さな力で早く回せるということです。ただし、この原理の影響で、長くなればなるほど回さなければいけない距離は伸びるので、二重跳びなど速さを求めるときには不向きです。

ではこの長さの調整はどのようにしたらいいでしょうか。これは購入する縄跳びの種類によりますが、3種類の方法があります。この調整の種類をここから説明していきます。

ストレート方式の縄跳び

ストレート方式と言うのはロープの先端部分に留め具がついており、真っ直ぐな状態で持ち手部分の中で留めておく方式です。

この方式は止める力が強く、よほど強引に引っ張らない限り取れることはありません。ただそれだけ長さの調整がし難いです。

折り曲げ方式の縄跳び

折り曲げ式は100円均一などの縄跳びに多い留め方です。持ち手の部分の中に仕切りがあり、その中でロープの先端部分を折り返し固定しておくものです。

この方法は簡単に調整が出来ますが、その分だけ外れやすく、かなりの頻度で抜けることがあります。留め方としてはオススメできません。

ベアリング式の縄跳び

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ベアリング式の縄跳びは持ち手の中にベアリングを内蔵した縄跳びになります。このベアリングのおかげで縄の部分にねじりが出来にくく、運動抵抗の少ない回転が可能になっています。

先端に止め具もついているためベアリングから抜けることはありません。そのため長さの調整は少々面倒になっています。またベアリング部分が磨耗により壊れることもあります。その場合は補修用ベアリングが付属しているので、それに付け替えることで長く使うことが出来ます

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