コルグ(KORG)のシンセサイザーを徹底解説
その高い品質、クオリティから多くのトップミュージシャンからも支持を得ているコルグ(KORG)、シンセサイザーを購入する上でも選択肢から外すことのできないブランドと言えるでしょう。
そんなコルグ(KORG)のシンセサイザーについて詳しく解説していきます。
スポンサーリンク
シンセサイザーの人気ブランド【コルグ(KORG)】とは?
シンセサイザーの名門コルグ(KORG)の歴史
コルグ(KORG)が誕生したのは1963年のことです。東京都世田谷区桜上水で加藤孟によって電子音楽楽器を製造する会社として創業されました。
当初は、京王技術研究所という社名でスタートしたものの、その後同社のオルガンの商品名、ブランド名であったコルグ(KORG)という会社名に変更となりました。
コルグ(KORG)というのは、創業者である加藤の「K」と、アコーディオン奏者の長内端(おさないただし)さんの「O」からとられています。RGというのは、フランス語でオルガンを意味する「Oruge」からきています。
コルグ(KORG)というブランドの歴史を語る上で外すことのできないことと言えば、国内で最初国産シンセサイザーの発表を行ったことでしょう。
1967年よりスタートしたシンセサイザーの研究開発によって1970年に第一号機が完成、これが1973年に発売された「miniKORG700」へとつながっていきました。
1978年には名器「MS-20」を発表して大ヒットとなり、3年後にはポリフォニックシンセサイザーを一般層に取り入れるいくきっかけを作りました。
その後、1980年代には一時的に経営が悪化するもヤマハの傘下に入ることによって経営再建。2004年には本社を東京都稲城市に移しています。
コルグ(KORG)のシンセサイザーの魅力
そんなコルグ(KORG)のシンセサイザーの最大の魅力として多くの人が挙げるポイントは、音の厚みという点だと言えるでしょう。
メーカーとしても、この音の厚みという部分に関しては、かなり力を入れて開発をしたと言われている通りのクオリティとなっています。
ドラム音源が充実しており、HIPHOPシーンにおいても非常に重宝され、ベースラインなどが得意なブランドというイメージが強くあります。
一般的な音源ももちろん充実はしているものの、ダンスミュージックを中心としたコアなファン層を取り込んでいるのは、コルグ(KORG)のシンセサイザー独特の音源を持っているからと言えるのではないでしょうか。
ちなみに、アナログシンセサイザーを使う人にとって伝説的存在とも言える、「MS-20」を作り出したのも、このブランドとなっており、アナログシンセと言えばコルグ(KORG)、というイメージを持っている方も多いでしょう。
初心者におすすめなコルグ(KORG)のシンセサイザー
コルグ(KORG)のシンセサイザー【コルグ(KORG) KROSS-61】の特徴
現在の価格はコチラ |
コルグ(KORG)のKROSSの最大の特徴と言えば、機能が多彩であるにも関わらず、非常に軽量化されている点だと言えるでしょう。
自宅以外の練習への持ち運びも行いやすいので、行動範囲が広い方にはおすすめです。その軽さは61鍵盤モデルでなんと4.3kg。もちろん電池駆動も可能なので、演奏場所も選びません。
シンセサイザー初心者の方にも十分に納得していただける機能性も持っているので、まずはシンセサイザーを手軽に使ってみたいという方にはおすすめです。
コルグ(KORG)のシンセサイザーの特徴
コルグ(KORG)のシンセサイザー【microARRANGER】
現在の価格はコチラ |
オリジナルの曲がパッと思い浮かんでも、それを作品に仕上げるのは難しい。そんな方におすすめなのが、このmicroARRANGERで。鍵盤が少し弾けるのならば、好みのスタイルを選んで思い浮かんだメロディーを弾く。
それだけで一つの形を作ることが可能なシンセサイザーです。
コルグ(KORG)のシンセサイザー【MS-20 mini】
現在の価格はコチラ |
30年以上たった今でも伝説とされる、本物のアナログシンセサイザー、MS-20の復刻版をサイズを小さくして登場させたものです。
当時の回路を再現することで、アナログシンセサイザーの独特の音をしっかりと復活させました。
コルグ(KORG)のシンセサイザー【KROME】
現在の価格はコチラ |
3.8GBにも及ぶ大容量PCMを搭載しているのが特徴です。しっかりとしたピアノの音だけでなく鍵盤のタッチにもこだわっています。
多くのパラメーターを一目で確認できる大型ディスプレイによって、奏者を助けるとともに、快適な音作り環境を提供してくれるでしょう。