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フットサル戦術の最後の手段:パワープレー

フットサル戦術の最後の手段:パワープレー

フットサルにおける最後の手段は「パワープレー」です。この戦略を使い、フットサル日本代表がワールドカップで3点差を追いついたことは記憶に新しいと思います。ここでは、パワープレーの基本的な動きと、行う上での注意点、気を付けたいルールについてご説明します。

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フットサルにおけるパワープレー戦術

パワープレーとは

パワープレーとは、ゴレイロも攻撃参加し5人全員でボール回しをして攻める戦術です。ゴレイロがそのまま攻撃参加することもありますが、足元の技術がより高いフィールドプレーヤーと交代して行うことが多いです。

パワープレーは常に数的優位の状況でパス回しが行えますので、得点チャンスは必然的に増えます。しかし、当然ですがゴールを空けて攻撃する為、ボールロストすると即失点に繋がります。

リスクが大きい戦術であるため、ビハインド時にどうしても得点したい時に用いられる戦術です。パワープレーでゴレイロとしてプレイする選手には、キープ力・判断力が必要であり、カウンター時に素早く戻れるスピードが要求されます。

具体的なポイントとしては、パス回しを行う際は、1タッチや2タッチでシンプルで確実にボールを繋ぐことが基本です。ディフェンスに寄せられたら素早くプレーを変更し、チャンスを伺います。そのためにも、パワープレーを行うには、システムと最後にシュートを打つフィニッシャーを決めておいた方が良いでしょう。

>>残り9分から3点差追いついた、あまりにも有名なパワープレイの解説動画はコチラ

パワープレーの参考動画

 >>動画はコチラ

過去のFリーグの動画です。ペスカドーラ町田VS名古屋オーシャンズでのパワープレーです。カウンターから失点されるなど、失敗している場面もありますので参考にしてみて下さい。

フットサルに関するその他の応用戦術
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パワープレー戦術で注意が必要なフットサルのルール

バックパス

パワープレー時に気を付けなければならない点は、ルールにもあります。ゴレイロは、通常のフィールドプレーヤーとは異なり、エリア内では手でボールを扱うことが出来るため、フィールドプレーヤーとは異なるルールがあります。その一つが、「バックパス」です。バックパスのルールを以下に記載しますのでご確認ください。

・ゴレイロは、味方選手が足で出した意図的なパスを手で扱うことが出来ません

・ゴールクリアランスで出たボールは、相手選手がボールに触れない限りゴレイロへ戻せません

ただし、これは自陣コート内でのルールですので、相手陣内だと他のフィールドプレーヤーと同様にプレーすることが可能です。(もちろん手を使うとハンドになります)それゆえ、パワープレー時はゴレイロも相手陣内でプレーするのです。

4秒ルール

もう一つ、気を付けておきたいルールが「4秒ルール」です。キックインやセットプレーと同様に、ゴレイロは4秒以上ボールを保持することが出来ません。セットプレー時に蹴るまでに4秒以上時間をかけると相手ボールになります。

これは、ゴレイロのゴールクリアランスと同じです。ゴレイロがプレー中にボールをキープできる時間は4秒以内です。これもセットプレーと同様に4秒以上時間を要すると相手に間接フリーキックが与えられます。

しかし、このルールも、自陣コート内だけですので、相手コートでプレーする分には問題ありません。繰り返しになりますが、それゆえ、パワープレー時にゴレイロは相手コートでプレーするのです。これらのルールをうっかり忘れてしますと 思わぬピンチとなりますので、気を付けてください。

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