フットサルの戦術に生きるテクニック:ドリブル編その2
フットサルの戦術に生きるテクニックドリブル編のその2です。今回はターン系と、テクニカル系ドリブルの紹介となります。実戦で使えればかなり有効なテクニックとなりますので、是非トライしてみてください。
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フットサルの戦術で使えるドリブルテクニック【ターン系】
ターン系のドリブルテクニックと言えば、相手を背負った状態で非常に有効なテクニックです。コートの狭いフットサルにおいては、相手を背負う場面は多く発生します。そんな時にいくつかのターン系のドリブルテクニックがあれば、次の動きへの選択肢が広がるので、非常に有利に戦術を展開できるでしょう。
またチーム戦術の中で取り入れることでその戦術はより有効になり、相手は非常に守りにくい状態へと追い込まれることになると言えるでしょう。
オセロターン
こちらは、ゴール近くに限らず相手を背負ってボールをもらった時に有効なテクニックです。まず、味方からのボールを通常通り足裏で(利き足)正確にトラップしましょう。そこからボールを舐めて横へ運びます。
サイド付近にいるときには中へ運ぶ方が相手は中への動きを警戒してより有効となるでしょう。そのままカットインしていくとみせかけて、ボールを舐め終わった足のアウトサイドにボールを当て、ボールを反対サイドへはじきだしましょう。
この時に顔は最初にボールを運んだ側のままにしておけば、ノールックとなりディフェンダーは混乱します。そこからボールを運んだ足とは反対の足を軸足にして一気に方向転換し、最終的にアウトサイドではじき出した方向へとターンします。カットインを予測していたディフェンダーを置き去りにするターンになります。
ルーレット
ルーレットと言えば、サッカーをやっていた人なら誰もが知っているのではないでしょうか。最も有名なのは、ジダンのマルセイユルーレットではないでしょうか。もちろん昔から技かもしれませんが、実戦であれだけ使いこなせたのは彼だけではないでしょうか。
まずは足の裏でボールを止めるところから始まります。そこから体を反回転させ相手を背にしたところで、最初に止めた足とは反対の足裏でボールを進行方向へ引きながらさらに反回転し、相手を背中にしたままで抜き去るという技になります。ルーズボール気味のボールを自分のものにしつつ相手を抜き去る時にも有効です。
フットサルの戦術に活かすその他のテクニック
>>フットサルのテクニック:ドリブル編
フットサルの戦術で使えるドリブルテクニック【テクニカル系】
ファルカンフェイント
フットサルブラジル代表の英雄、ファルカンからとられた名前を持つテクニックです。彼が最も得意とするボールさばきで、ちょっと使うだけでもかなりテクニシャンに見えますね。
簡単に言えば、足裏でボールを横運ぶと同時に、反対の足でボールを外側から内側に振り、振ったその足で横に流れているボールを足裏で止めるという技です。これを繰り返すことでディフェンダーに足を出させ、隙ができたら抜き去ります。
横に流れるボールを止める時に、あまり自分に近すぎると効果がありません。ある程度遠くにボールを止めるようにしつつ、なおかつ相手の足が届かない位置が最適です。相手はボールを取れると思って足を出したところで素早くボールを引き反対に抜き去ります。使えるようになると非常に有効なテクニックなのでぜひ練習しておきましょう。
エラシコ
こちらもサッカーをやっている方なら知らない方はいないでしょう。ブラジル代表のロナウジーニョが得意とする独特のフェイントです。片足だけでボールを離さずに、切り返しを行います。まずはアウトサイドでボールを外に運び、素早くインサイド、もしくはインフロントで内側に切り返します。
ダブルタッチを片足で、尚且つ高速で行うレベルの高いテクニックと言えるでしょう。ライン際に追い込まれた時なども有効で、できるようになればフェイントの幅が広がります。いつかは自在に扱えるようになりたい憧れの技と言えますね。
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