ランニングシューズの足にマメができる原因と対策
ランニングをしていて足にマメができてしまった経験がある人も多いかと思います。痛みだけではなくその痛みによってランニングフォームが崩れたり、ランニングフォームが崩れることによって違う部分の負担が大きくなってしまったりなど当然ですが悪い事しかありません。ここでは『足マメができる原因と対策』について紹介していきます。
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ランニング中に足マメができる原因
マメとは繰り返しの摩擦よる低温火傷の一種です。最初は皮膚が赤くなるくらいで痛みもそこまでありませんが、そのままランニングを続けることによって水泡ができ痛みが増していき、マメはできてしまうと擦れたりしてしまうことで簡単に悪化してしまいます。まず原因を知ることが大切です。
ランニングシューズが合っていない
基本的な原因は足のサイズ・形とシューズが合っていないのが原因で足マメができます。特定の部分が圧迫されることによって血液の循環が悪くなってしまうのも原因になりますし、あそびがありすぎるとシューズと足の摩擦が増えてしまう為マメができやすくなります。
>>足に合わせたランニングシューズのサイズ選びについてはコチラ
ランニングシューズの中がムレている
ランニング中に豆が出来てしまうのはシューズ内で足に生じる摩擦が原因です。つまりシューズ内におけるムレは足を湿らせて乾燥している時よりも豆が出来やすくなってしまいます。
最近のランニングシューズだと、アッパー部分がメッシュでできている通気性の良いランニングシューズ以外にも、靴底からシューズ内に空気を送り込む仕組みのものもありますので、シューズ内の換気を行えるものを選ぶのがおすすめです。
シューズソックス(靴下)のシワ
シワが寄ったままランニングシューズを履いて運動をしてしまうと、シワの接触している部分が余計に圧迫されマメができやすくなります。
スポーツ用のソックスであればシワができにくく、足にぴったりとフィットするものや、換気に一役かってくれる作りになった靴下もありますので、ランニング用に自分にあった靴下を探してみるのも良いでしょう。
シューレース(靴紐)の締め具合
シューレースを締めすぎると圧迫されて血液の循環が悪くなります。そこに締めすぎによる摩擦によってマメができやすくなってしまうことになります。
逆に緩く締めてもシューズと足のずれが多くなることによって摩擦が増えマメができやすくなってしまうので、シューレースは適度に締めるようにしましょう。
ランニングフォーム
長時間つま先から着地していたり片方の足に負荷が強くかかっているなど、特定の部分に過度の負担がかかっている場合にも当然ですが圧迫や摩擦も強く引き起こされる為マメができる原因になります。
ランニング中の足マメの対策
では、ランニング中に豆が出来てしまう原因がわかったところで、ランニングする際にマメが出来てしまわないように注意したいポイントや、準備しておきたい対策方法について解説していきます。
絶対にマメを作りたくない!というランナーから、どうしても長時間ランニングするとマメが出来てしまうと悩んでいるランナーまで、しっかりと対策方法を覚えて快適なランニングを目指しましょう。
足に合ったランニングシューズ選び
足マメ対策においてシューズ選びは最も重要なポイントになります。自分の足にフィットしたランニングシューズを選ぶことによって無駄な圧迫や摩擦が起こらなくなるので、当然足マメもできにくくなります。
足マメができやすい人はまず自分の足にシューズが合っているか確認するようにしてみましょう。
クリームを塗る
シューズと足の摩擦を減らす為にマメができそうな部分に広くワセリンを塗っておくとマメができづらくなります。 マメを予防する為の専用のクリームもあるので試してみるといいでしょう。
指と指の間にできる場合は5本足ソックス
走る時は当然足の指も使うことになり指と指の摩擦によってマメができる場合もあります。足の指にマメができやすい人は5本足ソックスを履いてみるといいでしょう。
指自体の摩擦を軽減することができる為マメができづらくなります。
テーピングで皮膚を補強
長く走りこんでいると皮膚自体が摩擦に強くなりますが、手っ取り早く皮膚を強くする方法がテーピングです。なるべく表面が滑らかになっているテープを選べば皮膚が摩擦にさらされることもない為マメの防止になります。
ランニングフォームの改善
常につま先を中心に蹴り・着地を行っていたり片足に負荷がかかるフォームなど特定の場所に負荷がかかる走り方をしていると、当然その部分の摩擦が大きくなりマメができやすくなります。
マメができる原因が見当たらない場合にはランニングフォームをチェックしてみましょう。
ランニングで出来た足マメの治療法
足マメができてしまった時に誤った処置をしてしまうと悪化させてしまい治りが遅くなってしまいます。正しい処置を施せば早い段階でランニングを再開できるようになるので手順を確認しましょう。
- マメができている部分を消毒する
- 消毒した針を使ってマメに数箇所穴を開けて中の水を抜く
- ドライヤーなどでマメの中を乾かす
- 皮を剥がさすに絆創膏を使って保護する
- マメが治る2,3日の間はランニングを控える
これを手順通り行うことによってマメは早く治ります。