煙が出ない?電子タバコ(VAPE)のトラブルシューティング
電子タバコを使用していて電子タバコの調子が悪くなった経験ありませんか?機械なので自分で簡単に修理できるわけでもなく、困った経験をしたことがある人も多いかと思います。また、今までは問題なく使用できていても、故障の可能性がある症状が出たら困ってしまいますよね。
そんな人の為のここでは電子タバコ(VAPE / ベイプ)のトラブルシューティングを用意しました。おかしいなと思ったらぜひ活用してみてください。
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メーカーに問い合わせる前に!電子タバコ(VAPE)のトラブルシューティング
電子タバコは現在、日本製のものよりも海外メーカーのものが多く、故障の疑いがある場合の対処がなかなか大変な状況かと思います。まずメーカーに問い合わせる前に、以下の症状別に対処方法をまとめてみましたので、同じようなケースで困っているという人は参考にしてください。
- リキッドがバチバチ跳ねて口に入る
- 吸うとリキッドがジュルジュルする
- アトマイザーが熱い!
- 吸うと喉がイガイガする
- アトマのドローホールからリキッドが出る
- 煙の量が少ない
- 煙が出ない
- 吸うと笛みたいにピューピューと音がする
- 充電できない
- パーツが固くて分解できない
- 使っていないのに加熱している
ここで紹介している方法で改善しなかった場合はメーカーに問い合わせるようにしてください。無理にあれこれすると壊れて使用できなくなる可能性もあります。メーカーが海外の場合は問い合わせはもちろん、問い合わせ内容を伝えるのも難しいケースもあるかもしれません。そういった場合はメーカーではなく購入した店舗に相談するようにしましょう。
また、当サイトでは普段から行っておきたいベイプのお手入れ方法についても紹介しています。手入れなんて一度もしたことない!という人は、こちらの手入れを行うだけで改善する場合もありますので、一度読んでみてください。
ベイプのリキッドがバチバチ跳ねて口に入る
コイルの抵抗値が低いとリキッドが爆ぜてバチバチ音がすることがありますが、珍しいことではないので問題はありません。しかし加熱されたリキッドが口に入るのは火傷の可能性もあるので危険ですし、なによりニコチン入りリキッドを使用している人は非常に注意すべき問題になります。
原因はコイルユニットと口元の距離が近いことにあります。対処法としてはその距離が遠くなるように丈のあるアトマイザーに交換するか、長めのドリップチップに交換するようにしましょう。もしくは抵抗値が高めのコイルに交換することによってバチバチ跳ねて口に入るのを防ぐことができます。
ベイプを吸うとリキッドがジュルジュルする
俗に言う「ジュルる」という症状です。これは蒸気となったリキッドが外に出ず、空気の通り道で結露することで起きます。空気の通り道で液体になってしまうことによって、吸うとじゅるじゅる音がしてしまいます。
対処法としてはアトマイザーをMODから外して、吸い口から数回強く息を吹きかけてあげましょう。そうすると、空気の通り道に溜まったリキッドがエアフローから外に飛び出て、アトマイザーの内部をスッキリさせられます。
エアフローが付いているアトマイザーの場合は、エアフロー側からも数回吹きかけるとじゅるじゅるを解消することができます。
アトマイザーが熱い!
熱いと言っても、スマートフォン程度の熱さであれば問題ありません。しかし熱湯に近いような熱さや、ずっと触っていられないほどの熱さの場合、ベイプが故障している場合があるので注意です。
まず、コイルにリキッドがしっかり染み込んでいないことによる空焚きの可能性があります。アトマイザーのみならずコイルやウィックの故障の原因になるので無理にスイッチを入れないようにしましょう。
使用していく上でウィックが乾燥しないようにこまめにリキッドを補充するのはもちろん、コイル部分のジュースホールに直接リキッドを染み込ませる方法も試してみてください。
もう一点注意してほしいのが吸う間隔です。あまり間隔を置かずにチェーンで吸っていると、アトマイザー(コイル)が冷却されないことになります。ある程度間隔を置いて吸うようにしてください。
ベイプを吸うと喉がイガイガする
コイルの焦げ付きが原因でなる症状で、電子タバコでは「イガる」という表現で呼ばれています。考えられる1番の原因はコイル(ウィック)にリキッドがしっかりと染みこんでいないことです。この現象をドライヒットと呼びますが、簡単に言うと空焚き状態になって焦げてしまうわけです。
まずはリキッドが少なくなってきたら、余裕を持ってすぐに補充するようにすることが大事です。特にコイルがアトマイザーの上部に付いているトップコイルはこの症状になりやすいので余裕を持ってリキッドを補充するようにしましょう。
また、初めて電子タバコを使用する時も注意です。リキッドを入れたらコイルに染み込むまで10分以上は放置しましょう。もしくはコイルユニットのジュースホールに直接リキッドを注入する方法もおすすめです。
アトマイザーのドローホールからリキッドが出る
まずアトマイザーにひびなどが入っていないかしっかり確認してください。もしひびなどの破損がない場合は、アトマイザーの真ん中の穴にリキッドを加熱したりする時に出る結露が溜まってしまっている可能性があります。
アトマイザーを外して綿棒などを使って蒸気の通り道を掃除してみてください。
ベイプの煙の量が少ない
コイルに汚れが溜まっていると蒸気の量が少なくなります。コイルの洗浄や交換が必要です。洗浄する場合はしっかりとコイルを乾燥させるようにしてください。
アトマイザーの中も綿棒などで掃除するようにしましょう。アトマイザーは水洗いが可能なのでしっかり洗った後、綿棒などで水分を取って仕上げるようにしてください。
ベイプから煙が出ない
まずMODに電源が入っているか、十分に充電がされているか確認してみてください。それに加えて電源のon/offの方法も確認してください。電子タバコは連続して数回ボタンを押すと電源のon/offができるものが多いです。
もう一点確認が必要なのはアトマイザーとMODの接続についてです。この2つが通電していないともちろん蒸気は出ません。アトマイザーとMODの接続部分に汚れがないか確認し、あれば綿棒などを使って汚れを取ってください。
コイル部分も確認してください。コイルの交換が可能なアトマイザーの場合、コイルがしっかりと締まっていないと接続不良を起こす可能性があります。しっかりと締まっているか確認し、コイルの汚れについても確認してください。
まれに、コイルユニットが指定された抵抗値よりも低く巻かれている場合があります。下限抵抗値0.15ΩのMODの場合、0.14Ωのコイルユニットは使用できません。0.15Ωのコイルを購入したにもかかわらず、製造時の誤差で範囲外の抵抗値になっているコイルもありますので、煙が出ない時は確認してみましょう。
ベイプを吸うと笛みたいにピューピューと音がする
アトマイザーに付いている、空気の流入を調節するエアフローを絞りすぎている可能性があります。エアフローを調節しつつ、音がしない段階を確認するようにしましょう。
エアフローが無段階調節のアトマイザーは空気の通りが笛のような形状となるため、どうしても音がなってしまう場合があります。楕円形のエアフローではなく、真円系の段階調節型エアフローになっているアトマイザーに交換すると良くなることもありますが、このトラブルは治すよりも受け入れるしかないケースがほとんどです。
ベイプが充電できない
バッテリーと充電ケーブルの接続部分がホコリなどで汚れている可能性があります。綿棒などを使って汚れをしっかりと取って、再度充電してみてください。
もしそれでも充電がされない場合は、バッテリーもしくは充電ケーブルが故障しているので買い換える必要があります。
パーツが固くて分解できない
電子タバコはパーツを分解することができますが、アトマイザーとMODが接続されている部分などなど、固く締まっていて開かないなんてこともあります。
そういった時はゴムシートや滑り止めシートを使ってゆっくりと外すようにしてください。力を入れすぎるとアトマイザーを割ってしまう可能性もあるので注意が必要です。
ペンチを使う方法もありますが、電子タバコに傷が付いてしまうので最終手段と思っておいたほうがいいかもしれません。
使っていないのに加熱している
アトマイザーとMODの接触不良の可能性があるので、一旦取り外し、接続部分を掃除した後しっかりと確認しながら接続してください。ボタンにも異常がないか確認する必要があります。軽く叩いたりしてみましょう。
それでも改善されない場合は、アトマイザーが故障している可能性が高いので買い替えが必要になります。この手のトラブルは非常に危険ですので、アトマイザーをMODと離して、販売店やメーカーに相談してください。