高音質!重低音スピーカーおすすめランキング
音響にこだわりがある方なら必ずチェックされるのが重低音です。スピーカーを通して響く低音がよりずっしりと響き渡り、全体的な音に重厚感が増すため、スピーカーを購入するのであれば、この重低音も気にしたいところです。
重低音が注視されることはメーカー側も承知の上なので、こだわりを持った商品がいくつも出されています。そうなると選ぶ側も数が多くて悩むところです。そこでこちらでは高品質の重低音スピーカーおすすめランキングをご紹介していきます。
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重低音スピーカーの選び方
重低音スピーカーは、深くお腹に響くような重厚な音響になることから、人気が高いスピーカーです。
そもそもスピーカーは、スピーカーユニットから発せられる振動によって音が伝わるのですが、その周波数レンジはこのユニットの性能によって異なり、フルレンジと呼ばれるものはこのユニットが単体であるため、ある程度の音域しかカバーできません。
そうなると低音域や高音域がきれいに出ないこともあるのですが、それを補うため、それぞれの音域を役割分担した2WAYや3WAYと言ったマルチウェイのスピーカーが存在します。
例えば2WAYであれば、このスピーカーユニットが2つ付いており、それぞれが担当する音域が違うのです。
音域が違うユニットは、低音域をウーハー、中音域をスコーカー、高音域をツイーターと呼び、それぞれが強みを持つ音域で活躍してくれます。
重低音スピーカーとは、この低音に特に強みを持つスピーカーであり、大型ウーハーやスペックが高いウーハーが複数取り付けられた商品で、100Hz以下でお腹に響くような低くずっしりとした低音を再生できるスピーカーなのです。
しかしそれを求めて店頭へ行っても商品が数々あり、どれを選ぶといいか悩んでしまう事でしょう。
そこでまずは重低音スピーカーの選び方のポイントをこちらでご紹介しておこうと思います。
- エンクロージャーの大きいスピーカーを選ぶ
- 口径の大きなスピーカーを選ぶ
- 2.1chのスピーカーを選ぶ(サブウーハーの有無)
- デジタルアンプを選ぶ
- パッシブラジエーターを選ぶ
ポイントとしては上記の5つになります。それはそれぞれのポイントについて見ていきましょう。
エンクロージャーの大きさの違いと特徴
まずはエンクロージャーですが、これは別名キャビネットとも言い、簡単に言えばスピーカーユニットを取り付けてある筐体のことです。
エンクロージャーはただの筐体ではなく、構造の工夫により、スピーカーの前面と背面の音を分け、より低音を響きやすくしています。
詳しい構造については割愛しますが、エンクロージャーが大きいものの方が分けられた低音は響きやすく、重低音がより明白に再生できるようになるのです。
ただしやたらと大きいものを購入しても、設置場所に困ってしまうので、スピーカーを置く場所を考慮した上で大きめのものを選ぶようにしていただくと良いです。
口径の大きさの違いと特徴
音として空気を振動させるスピーカーユニットは円形であり、円である以上、口径と呼ばれる内径でそのサイズを示します。
通常の口径は平均的なサイズで12~20cm程度になりますが、これで中型スピーカーユニットになります。
重低音を響かせることができるものになると、これより大きい大型サイズの方が適しています。
ただし上手く再生できているかと言われれば難しいところです。専門的になってくると音は波であり、この波長を上手く利用してあげないと打ち消し合ってしまい、低音域や高音域などが聞き取り辛くなります。
玄人ともなれば、これを調整して中型スピーカーでも低音や高音を上手く再生できるようになるのですが、それが出来る方は多くはないですし、ましてや初めて買う方にそれを求めることは出来ません。
大型スピーカーであれば、無理矢理低音を大音量で響かせることができるので、多少打ち消されても力技で再生することができるのです。
逆に小型のスピーカーは高音域を再生するのには向いており、高音用にツイーターには適していますが、低音用のウーハーには向いていないので、あまりおすすめは出来ません。
ただし小型でもサブウーハーが搭載されており、低音域を補っていれば別ですが、必ずしもバランスが良いかどうかは初めて購入するとなると判断するのは難しいため、やはり口径が大きいものを選ぶのが無難でしょう。
2.1chのスピーカーの特徴
最近2.1ch(チャンネル)や5.1chと言った言葉を耳にされることがあると思います。これはスピーカーの数をオーディオで数えるときに使う単位がこのチャンネルになります。
しかしそうなると小数が含まれているのはおかしいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは担当しているスピーカーで数え方が違います。
全音域再生を可能としたスピーカーの数を整数値、重低音専用サブウーハーを小数点以下で示します。
つまり、2.1chであれば全音域スピーカーが2つ、サブウーハーが1つと言うことになります。ただしこの表記はホームシアターで使われる重低音専用サブウーハーの数であることに注意してください。
とは言え、ホームシアターであればより立体感のある音の方が良いですが、音楽を楽しむのであれば2.1chでも十分な良質な音を得られます。
しかも重低音専用サブウーハーがあることで、より深みのある低音を楽しむことができるのです。重低音スピーカーを求めるのであれば2.1chスピーカーを選ぶのも1つの手であると言えます。
デジタルアンプの特徴
アンプも重要ですが、そもそもアンプがどういったものか知らない方もいると思います。アンプとはスピーカーに送る電気信号を増幅し、音質や音量を向上させる働きのある機器になります。
この中でもデジタルアンプのものを選ぶと良いのですが、通常アンプと言えばアナログアンプと言い、電気信号をそのまま増幅するものを指します。
それに対してデジタルアンプは一度受け取った電気信号をデジタル信号、つまり0と1というパルス信号に変換して増幅し、再びアナログ信号に戻してスピーカーに送ります。
一見手間のように見えますが、こうすることで高効率であり低発熱、そして小消費電力となっているので、小型軽量化が可能となっているのです。
アナログアンプは一般的にも効率が悪く、消費電力も多くて、しかも使用されなかった電力は熱に変わって発熱しやすいと意外とデメリットが多かったので、デジタルアンプになることで大幅に機能が向上したことになります。
このデジタルアンプを選ぶことで、全体に占める大きさも抑えられますし、より効率よく増幅ができるので高音質を望めるという事です。
ただしスイッチングによる高周波ノイズが発生しやすく、電源の変動に弱いと言ったデジタルならではのデメリットもあるので注意してください。
パッシブラジエーターの特徴
まずパッシブラジエーターとは、スピーカーユニットの電気回路部分を除去したものになります。つまり電気信号を受け取るためのマグネットとボイスコイルが無く、フレームとコーン紙のみのものを言います。
電気信号を受け取らないスピーカーユニットに何の意味があるのか、と思われるかもしれませんが、こちらは筐体内の空気振動を受け取って、音を出す仕組みになっています。
しかもスピーカーの背面は低音域が響いているため、パッシブラジエーターはその低音域に当たる一定の周波数に共振して、低音域の増幅及び補強を行ってくれます。
このシステムはポータブルスピーカーに採用されていることが多いのですが、これは先述したエンクロージャーの大きさを得られない場合はパッシブラジエーターを搭載することで低音を響かせるようになっているのです。
他にもBluetoothスピーカーにも採用されることが多いシステムでもあり、理由はポータブルスピーカーと同じになります。むしろBluetoothスピーカーは小型のものが多いためでもあります。
このシステムを搭載したスピーカーであれば、低音が響く高音質のサウンドを楽しむことが可能となるのです。
重低音スピーカーおすすめランキング:TOP10
選び方は分かったけど、やっぱり自分で選ぶのは不安、と言う方のために、ここからはおすすめの重低音スピーカーランキングもご紹介させていただきたいと思います。
第1位:ケンウッド(Kenwood) / AS-BT77-H
サブウーハーを搭載することで2.1chを実現し、さらにパッシブラジエーターを搭載した重低音に重点を置いた重低音を求める方々のためのスピーカーです。
さらにダメ押しで重低音モードまで搭載しており、重低音マニアでなくてもその深く響く音に魅了されること間違いなしです。
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第2位:ソニー(SONY) / SRS-XB2
高音質と大音量を兼ねそろえたフルレンジポータブルスピーカーです。Bluetooth接続を搭載した小型スピーカーで実用性もありながら、小型には似合わない低音域に強い高音質と大音量を可能としています。
これはパッシブラジエーターを搭載することで実現していますが、これのおかげで480gと言うポータビリティに優れたスピーカーに仕上がっています。
重低音が響く携帯しやすいスピーカーとしておすすめの第2位になりました。
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第3位:オンキヨー(ONKYO) / GX-D90
Bluetoothには非対応で据え置き機として大きめではあるものの、重低音スピーカーとしては高い性能を誇るのがこちらです。
オンキヨーはスピーカーメーカとしても老舗であり、高い技術を持っていますが、その技術と経験を持ち込んで作られています。
大出力アンプを内蔵したアクティブスピーカーであり、独自のOMFウーハーに有害ノイズを排除するSラインエッジを採用することで、迫力のある大音量を用いて透明感のある重低音を響かせることができます。
さらに低音を強化するためにトーンコントロールと低音を増加可能な外部サブウーハー追加用端子まで装備するなど、重低音を追求する方にとっては魅力的な商品です。
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第4位:ジェービーエル(JBL) / Pebbles JBLPEBBLESBLKJN
JBLから販売されているまるで埋まったタイヤのような独特なデザインのバスパワードスピーカーです。
コンパクトなサイズからは想像できないほど重低音再生に優れています。実はデザインが大きく関わっており、この形状により最大限のバスレフ効果を引き出しています。
さらに独自のスリップストリーム・ポートと強力なデジタルアンプを搭載することで、迫力のある重低音の再生を実現しました。
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第5位:ソニー(SONY) / h.ear go SRS-HG1
シンプルな小型Bluetoothスピーカーです。こちらもコンパクトなボディからは想像できないほどの低音を響かせます。その秘密はパッシブラジエーターを2基装備していることにあります。
さらにネオジウムマグネットと強化された磁気回路、そしてデジタルアンプを内蔵することで実現しています。
重低音とデザイン性に優れたコンパクトボディのスピーカーをお求めであればこちらもおすすめです。
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第6位:ヤマハ(YAMAHA) / NX-50
楽器で有名なヤマハから高音質と高機能を両立したスピーカーが登場です。フロントバスレフのエンクロージャーと音の干渉を低減するデザイン・ラウドネスコントロールを採用するなど、ヤマハ独自のこだわりで作られています。
付属のケーブルを使用することで、パソコンやテレビなどに容易に接続し、高音質の重低音を響かせることができます。
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第7位:ジェービーエル(JBL) / CHARGE3 JBLCHARGE3BLKJN
再びJBLからポータブルスピーカーでは最高音質の低音が響き渡る重低音スピーカーです。これは強力な内蔵アンプと低音を増強させるパッシブラジエーターを搭載することで実現しています。
IPX7防水性能と20時間の連続駆動も魅力的なポータブルスピーカーとしておすすめの第7位になりました。
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第8位:エレコム(ELECOM) / MS-W02WBK
据え置きタイプとしてはコンパクトにまとまった高級スピーカーです。2.1chとなっており重低音まで美しく奏でられるスピーカーとなっています。
木製の特性を活かしたチューニングによって自然な重低音を得たい方にはおすすめの商品です。
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第9位:オラソニック(Olasonic) / TW-D77OPT
独特な卵型のデザインで有名なオラソニックから、デジタルアンプとパッシブラジエーターで重低音再生能力に優れた商品がこちらです。
とてもその小型のボディからはイメージできないほどの重低音再生で、デザインと共に満足のいく商品になるはずです。
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第10位:ハーマン/カードン(harman/kardon) / SOUNDSTICKS WIRELESS SOUNDSTICKSBTJP
グラスサウンドスピーカーとしては、異質であり到底スピーカーには見えない外観が特徴的な商品です。
見た目のインパクトもすごいですが、そこから再生されるキレのあるサウンドは、低音をしっかりと響かせた重低音スピーカーにもなっています。
インテリアとしても特殊なものを選びたいのであればおすすめとして、第10位になりました。
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