JBLの音質や評価とおすすめスピーカー
音響設備となるとコンサートホールや映画館など様々な場所で求められるものであり、必然的に大音量でも高音質で再生できるものが選ばれます。そのような商品に強みを持つのが、JBLというスピーカーメーカーになります。
JBLのスピーカーは品質が高く、また広い場所で音楽を流すのには適した商品として人気です。もちろん商用向けだけでなく、コンシューマのスピーカーも買い求められます。こちらではそんなJBLの音質や評価とおすすめスピーカーをご紹介しましていきます。
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JBL(ジェービーエル)とは?
スピーカーについて少しでも調べたことがある方ならご存知かもしれませんが、このJBLというブランドについてご紹介させていただきます。
JBLはアメリカ合衆国カリフォルニア州に本社を置くスピーカー製造会社です。この市場では世界有数のメーカーとなっており、音響機器設計開発及び製造を事業内容として展開しています。
1946年にジェームス・B・ランシングによって設立されましたが、1969年に当時のジャービス・コーポレーション、現在のハーマン・インターナショナルに買収されて傘下に入りました。
それ以降は一般ユーザー向けのJBLとプロフェッショナル向けのJBL Professionalの2つのブランドを展開するようになりました。
スピーカー製造企業だけあり、1957年に開発されたパラゴンと名付けられたスピーカーは銘器として今も語り継がれています。
現在もその技術を活かし良質なスピーカーを多数製造するブランドとして注目を集めています。
JBLのスピーカーの特徴
JBLはコンサートや映画館、ジャズ喫茶など広い空間で大衆に向けて使用される場所で採用されるようなスピーカーを製造しています。
つまりはそのような音の品質を求められるような場所であっても満足されるクオリティのスピーカーを製造しているという特徴があります。
その商品展開は幅広く、スタンダードモデルから上記のスタジオモニタースピーカー、アクティブスピーカー、ホームシアター、カーオーディオ、果てはプレミアムモデルまで取り扱っています。
どれも高い音響性能を追求した再生能力で銘器とまで呼ばれるほどのスピーカーとなっています。
特に低音域に強みを持っており、パワーアンプやダブルウーハーとの組み合わせなどで、力強く躍動感のある低音を響かせることができるスピーカーとなっています。
よく使用される場所でも分かることから、オーケストラやジャズの演奏などに向いているスピーカーであることは確かです。
JBLのスピーカーの音の傾向
上記のように低音域に強みを持っていますが、その音は時に弾むように、時に繊細で柔らかい音を再生する傾向にあります。
ダイナミックさと繊細さを併せ持った雄大でスケールの大きい音は圧巻の一言に尽き、低音域への強みと同時に中音域を得意とすることで生み出されます。
これはアメリカに本拠地を置くアメリカならではであり、その音に魅力された方は多くいらっしゃいます。
近年はジャズファンにも絶大な人気と存在感を誇り、その音質の良さから、先ほども出てきたコンサートホールや映画館など、高音質で大音量な再生を必要とする場所に求められてきました。
JBLのスピーカーの口コミや評価
JBLのスピーカーは確かに一部のファンから絶大な支持を集めていますが、それは何も一般ユーザーを除くわけではありません。
ジャズにこだわりがない方でも、その品質の高さに高評価をつける方は多いです。しかしユーザーが多ければ悪い評価も出てくるというものです。
ここからはそれぞれの立場での意見を簡単にですが、まとめてみました。
良い口コミや評価
音質やデザイン、サイズ感などどれも最高評価をつける方がいるほど、全体的にも満足される方が多いようです。
強みである低音は元より、中音や高音についても満足いく音質でまとまりの良い音色はさすがと言うことでした。
デザインについても好まれる方が多く、ジャズファンでなくてもJBLにしてよかったと言う方は多いようです。
悪い口コミや評価
一方で、商品によってはJBLらしからぬ品質にやきもきされている方もいらっしゃいました。
バランスが悪いものや、中音がはっきりと出ないなど、品質にばらつきがあるようです。JBLの名前だけで選ばず、必ずスペックの確認や出来るなら試聴もしてみることをおすすめされていました。
JBLのスピーカーはどんな人におすすめ?
そんなJBLのスピーカーですが、種類も揃えられているため、用途に合わせて特に音楽などを楽しみたい方にはおすすめです。
ジャズファンでなくても演奏は高音質で楽しみたいところですが、オーケストラなどの演奏にも満足のいく音質となっているのでおすすめです。
JBLのスピーカーおすすめランキング:TOP5
JBLのスピーカーの特徴や評判はこれで分かっていただけたと思いますが、じゃあ実際の商品はどんなものが良いのか、気になる方もいると思います。
そこでここからはJBLのスピーカーのおすすめランキングをご紹介していきます。
第1位:Control 1 PRO
人気と評価が高く、コストパフォーマンスも良い商品と言えばこれでしょう。ブックシェルフ型の特徴的なデザインを持つ2WAYフルレンジスピーカーです。
フルレンジと聞くと高音や低音に不安があるかもしれませんが、モニター・クオリティの優れた音響性能を持ち、居住空間から商業施設であっても導入に最適な利便性を持たせた高性能小型スピーカーとなっています。
音質もフラットな周波数特性と安定した出力を有し高音域から低音域までのスムーズな特性と原音の再現性、そして明瞭度を高めた逸品となっています。
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第2位:S4700
JBLの中でも最高級品と言われるのが、こちらの商品です。フロア型の大型スピーカーで伝統のユニットサイズに最新テクノロジーを凝縮した至極の逸品です。
15インチ径ウーファーに2インチ径コンプレッション・ドライバーを搭載し、さらに超高域拡張用として超小型3/4インチ径コンプレッション・ドライバーを採用した3WAY構成で、非常に高い音質を実現しています。
もちろんこの高性能ユニットだけでは実力を発揮できないため、これを活かす綿密なシステムデザインもされています。
価格に見合った高級・高性能・高品質なスピーカーとして第2位にランクインしました。
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第3位:Control 23
やや高めではあるものの、コストパフォーマンスも良いのがこちらのスピーカーです。こちらも2WAYのフルレンジスピーカーではあるものの、Control Contractorシリーズでは最小サイズとなっています。
8Ωのハイインピーダンス仕様と共に高品質のトランスを内蔵することで、音質への影響と飽和を抑える設計となっています。小型スピーカーならこちらをおすすめとして第3位になりました。
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第4位:STUDIO 225C
こちらはホームシアター用のセンタースピーカーとしてJBL独自のホーン技術を搭載した最新スピーカーシステムです。
独自のホーンデザインはもちろんのこと、100mm径ポリプラス・コーン・ウーハーを搭載することにより、バランスの取れた広く一定な定指向特性と、パルシブな低音に無理なく対応する高い応答性と低域拡張を有しています。
価格としては安いというわけではありませんが、センタースピーカーとしてはなかなかリーズナブルな価格であることも含め第4位になりました。
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第5位:STUDIO 230
こちらはブックシェルフ型の2WAYスピーカーです。こちらも第4位同様にJBL独自のホーン技術を手軽に楽しめるスピーカーです。
それに加え、コンピューター・シミュレーションにより最適化されたエンクロージャーによって搭載されたスピーカーユニットに対する高い応答性を有しています。
さすがにエンクロージャー自体の大きさや搭載されているユニットの技術から価格も上がってますが、これだけの品質のものを得られるのであれば妥当な値段として第5位になりました。
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