アルパインの音質や評価とおすすめスピーカー
家族や友人、恋人とドライブをするときや仕事で車を利用するとき、音楽をかけながら運転すると気分も上がってきますよね。ただ、既存の車に搭載されているスピーカーは多くの場合、良質なものとは言い切れません。
もっと高音質で車の中で音楽を楽しみたいと考えている方に、アルパインのカースピーカーの音質や評価を解説します。また厳選したアルパインのおすすめカースピーカーを最後にご紹介していますので、ご購入を考えている人はぜひご覧ください。
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アルパイン(ALPINE)とは?
アルパインのスピーカーのご紹介に入る前に、このメーカーについて触れていきたいと思います。
アルパインは東京都大田区雪谷大塚町に本社を置く電気機器メーカーです。スピーカー専門ではなく、カーオーディオ(自動車用音響機器)やカーナビやカーAVなどの情報通信機器を扱うメーカーとなっています。
1967年にアルプス電気と米国モトローラ社の合弁会社アルプスモトローラとして設立し、1978年には親会社であるアルプス電気の名をもらい「アルプスのような」という形容詞に由来して現在の名に変更されました。
かつてはホームオーディオなども取り扱っていましたが、現在は上記のような車載機器メーカーとして発展しています。
余談ですが、本社内にある評価テストで使用される不整路テストコースで映画「千と千尋の神隠し」における砂利道を走るアウディの走行音の収録を行うという製作協力が行われたと言われています。
アルパインのスピーカーの音の傾向
アルパインのスピーカーは低音域こそ、それほど出ませんが中音域から高音域が充実しており、繊細な音を忠実に再生してくれる傾向にあります。
これによって深みのある音となり、ドンシャリにはならない原音に忠実な表現となっているのが特徴です。
調整こそ必要ですが、最適な配置にすれば高級オーディオの品質を得られるのが長所です。しかし上記にあるように重低音を求める方には物足りないのが短所でもあります。
アルパインのスピーカーの特徴
アルパインではカースピーカーを中心に商品展開を行っています。と言っても商品数が多いわけではありません。それでも1つ1つの品質を高めているため、少数精鋭でどれも高品質なのが売りです。
それこそカーオーディオでは他の追随を許すことがないハイクオリティで、カロッツェリアとはカーオーディオの二大巨頭として君臨しています。
品質重視の商品展開からパーツにもこだわりを見せ、振動版やエッジには特に品質が高いものを使用しており、全体的にも高級なのが見て取れます。
品質が高いのは元より、商品開発力も高いのがアルパインです。カーオーディオの中でもiPodを再生できるものを始めて販売したメーカーがこちらなのです。
音の傾向でも触れましたが、原曲に忠実な音を中音域から高音域にかけて再現してくれるため、ボーカル曲に関しては心地よく聞くことができます。
特に女性ボーカルの曲はツイーターによってきれいに響いてくれるため、車でも高音質のボーカル曲を楽しむことができます。
アルパインのスピーカーの口コミや評価
アルパインの商品は全体的にも高級な傾向にありますが、それ故に品質は高く、ユーザーからの信頼度や満足度は非常に高いものがあります。
ほとんど悪い意見は見られませんでしたが、惜しいという意見はあったためそれぞれの立場から意見を見てみましょう。
良い口コミや評価
言わずもがな音質に関してはかなりの高評価が付いていました。純正スピーカーとは比べ物にならないほどの情報量を誇り、きれいな伸びのある音で車内を満たしてくれるその音質に満足されている方は多いようです。
またデザインにも高級感が見られ、例え取り付けて見えなくなったとしても、こだわりのあるデザインにまとまっているようです。
耐久性もあり、劣化もしにくいことから価格は高めなものの、コストパフォーマンスも良いと絶賛されていました。
悪い口コミや評価
悪い、と言うよりは惜しいという評価なのですが、音質について高音がわずかに耳につく音だと言う方もいらっしゃいました。セパレートであれば調整が難しいため、もしかすると設置の仕方によっては僅かにバランスを崩すかもしれません。
また車種によっては付けにくいという印象もあったようなので、そのあたりは惜しい点になっていました。
アルパインのスピーカーはどんな人におすすめ?
アルパインのスピーカーは音質重視のカースピーカーをお求めであればおすすめです。
価格こそ高めなものの、それに見合った商品として満足されている方も多く、カースピーカーとしては高品質間違いなしのメーカーになります。
アルパインのスピーカーおすすめランキング:TOP5
アルパインのスピーカーの特徴も分かっていただけたところで、具体的な商品についても知りたいという方はいると思います。
そこでここからはアルパインのスピーカーのおすすめランキングもご紹介していきます。評価やコストパフォーマンスが良いものを中心に選ばせていただきました。
第1位:STE-G170C
アルパインの中でもコストパフォーマンスも良く、評価が高くて人気なのがこちらの商品です。
口径17cmのコアキシャルで2WAYタイプなので取り付けも簡単ですが、それ以上にセミリングドームツイーターを採用することで、超高域まで歪の少ない澄んだ音の再現性を実現しています。
また低音にはハイパワー磁気回路を採用して、忠実でリアリティのある音を再現するなど、音質にとことんこだわった性能を持ちながら価格は1万円を切るため、価格以上の音質を得られることから第1位になりました。
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第2位:X3-180S-NVE
打って変わって高級スピーカーが多いアルパインの中でも特に高級な商品になるのがこちらです。
こちらはセパレートの3WAYタイプとなっており、取り付けこそやや難しいですが、音情報のすべてを再現し、リアルな音場感を車内にもたらすことができる商品と謳われています。
その秘密は採用されているカーボングラファイト振動板であり、これによって超高音域に至るまで圧倒的な解像度を誇るスピーカーに仕上げられています。
価格は高いですが、それに見合った高性能なスピーカーを手に入れられるとして第2位になりました。
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第3位:STE-G170S
こちらは比較的価格が安いセパレートの2WAYタイプスピーカーです。第1位同様ハイパワー磁気回路を採用することで低音域を忠実に際せしつつ、振動版にはマイカを配合することで高剛性化を行い、ハイスピードな音を再生できます。
また音響用コンデンサーであるSILMICシリーズを搭載することで、透明感のある解像度が高い中高音域を再現してくれるなど、こちらも音質として満足のいく商品と言えるでしょう。
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第4位:X-170S
こちらもセパレートの2WAYタイプではあるものの、価格が上がっています。これは、この商品にも第2位同様にカーボングラファイトを採用していることが要因となっています。
しかしそのおかげで微細なニュアンスや空気感までリアルに再現することが可能となり、さらにナノファイバー振動板によって透明感と重厚感のある豊かな音場を再現してくれています。
こちらも価格以上の音質が得られるとして、こだわりがある方向けに第4位にランクインしました。
現在の価格はコチラ |
第5位:X-160C
コアキシャルとしては少し高めの商品がこちらになります。口径16cmの2WAYタイプですが、カーボングラファイト振動板とナノファイバー振動板によって高レスポンスで低音域から高音域まで再生してくれるスペックを持ち合わせています。
価格は高いものの、コアキシャルとしてはかなりの音質になることから、値段ではなく音質で、手軽に付け替えられるものを選ぶ方にはおすすめの商品です。
現在の価格はコチラ |