知っておきたい様々なギターの種類まとめ
ギターは大まかにアコースティックギター(アコギ)、エレクトリックギター(エレキ)に分かれます。その二つの種類のギターは、さらに細かく様々な種類に分かれています。ここでは様々なギターの種類についてまとめていきます。
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アコースティックギター系の種類
クラシック・ギターとは?
クラシックギターとは、ガット弦やナイロン弦がはられていて、指で弦を弾くことによって演奏されるギターのことを指します。別名はスパニッシュギターや、ガットギターとも呼ばれます。
フラメンコ・ギターとは?
フラメンコギターとは、フラメンコの演奏に適したアコースティックギター(アコギ)の一種です。クラシックギターに比べると、薄く軽い素材が使われています。演奏が激しくなるので、ピックガードとなるゴルベ板が広い範囲に貼られているものもあります。
フォーク・ギターとは?
アコースティックギター(アコギ)の中でも金属性の弦を張ることを想定しているものです。その中でも特にフラットトップのものを指します。現在アコースティックギター(アコギ)の中では最も製造されているものであり、言葉自体は和製英語となっています。
エレクトリック・アコースティック・ギターとは?
アコースティックギター(アコギ)にピックアップを搭載し、アンプを取り付けることによって大きな音による演奏を可能にしたものです。アコースティックギター(アコギ)本来の音をそのまま大きくすることができるように開発されています。
リゾネーター・ギターとは?
エレクトリック・アコースティックギターが登場する前に、アコースティックギター(アコギ)の音を大きくするために考案されたものです。見た目に非常にインパクトがあるのが特徴となっています。
エレクトリックギター系の種類
フル・アコースティック・ギターとは?
アコースティックギター(アコギ)と同じくらいの空洞部を持っているのが特徴です。しかしその大きめな容量から大音量ではハウリングが起こりやすいのが欠点です。
セミ・アコースティック・ギターとは?
フルアコースティックギターに比べてボディが薄くなっています。空洞部分も狭くなっているので、フルアコギターでは起きたハウリングが起きにくくなっています。フルアコとソリッドの中間のような音を出します。
ソリッド・ギターとは?
通常のエレクトリックギター(エレキ)は主にこの種類を指します。比較的胴は薄くなっており、共鳴部を持たないので器具の交換などが簡単です。形状は非常に多岐にわたっています。
セミソリッド・ギターとは?
大きく分類するとソリッドギターに分類されることもありますが、ソリッドギターのボディをくりぬいて空洞が作られているのが特徴です。
シタール・ギターとは?
ブリッジが面で接触することによって独特な音色を奏でるギターです。独特のバズトーンを生み出し、一部のメーカーによって作られています。
スティール・ギターとは?
横置きの電気ギターのことを指し、フレッドがなく、左手のバーで弦を押さえます。右手の親指と人差し指、中指につけてフィンガーピックで弦をはじきます。演奏者によってチューニングが様々であることも特徴です。
両方に属するギターの種類
10弦ギターとは?
スペインのギタリストによって作られた弦が10本あるギターです。低音部分に4つの弦が追加されています。
12弦ギターとは?
複弦ギターの一種であり、通常ギターの倍の弦となっています。二本のギターで演奏しているような効果を得ることができます。
テナー・ギターとは?
通常のギターと同じような形をしているが、弦が4本しかありません。アンサンブルの中で高音のパートを担当する場合がほとんどです。
バリトン・ギターとは?
通常のギターよりも長いスケール、低い音域が特徴的なギターです。1950年代以降にカントリーミュージックや映画のサントラでも多く使われるようになりました。
ダブル・ネック・ギターとは?
ネックが二本あるギターのことで、ツインネックギターとも言われています。中にはそれ以上のネックがあるギターもあります。6+12弦、6+4弦など様々な組み合わせがあるのが特徴です。