ジャズギターの特徴と人気のギター
ギターを使った音楽は無限大にあり、ギターの使い方もまた無限大に存在しています。ジャズギターと言うのはこの世に存在せず、ジャズにどのギターを使うかが問題です。そこで今回は、ジャズギターの特徴とジャズに人気のギターを紹介していきます。
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ジャズギターとは？
先ほど、冒頭でも述べましたが、ジャズギターというギターの形は存在しません。例えるなら、リードギターやリズムギターという楽器が存在しないのと同じであり、アコースティック系のギターでもロックを演奏すればロックギターになりますし、ビジュアル系バンドの様なエレキギターでジャズを演奏すればジャズギターなのです。
しかし、一般的にジャズに用いられ易いギターというのは存在しています。そこでここからは、ジャズギタリストに好まれているギターの特徴と、ジャズに使用されやすいギターの傾向について紹介していきたいと思います。
ジャズギターの特徴
ジャズの系統には大きく分けてトラディショナルなスタイル(伝統的ジャズ)と、コンテンポラリーなスタイル(現代的ジャズ)に分ける事が出来ます。
伝統的なジャズプレイをするギタリストの多くはフルアコ(フルアコースティックギター)、現代的なジャズプレイをするギタリスト達はセミアコ(セミアコースティックギター)か、ソリッドギター(一般的なエレキギターの事)を使用しているというのが一般的です。
また、ジャズプレイのスタイルに拘らずなんでも演奏すると言った人はフルアコが多く、中でもフルアコースティックのアーチドトップギターがジャズギターとして人気です。
ジャズギターの弦の選び方
ジャズギターに使用する弦の太さで迷っているのであれば、1弦が0.0013インチの太めな弦にすると言うのがジャズギターの定番です。ジャズギタリストに聞くと「暖かい音が出るから」という意見が多いようですが、ジャズギター初心者の為の弦の選び方としては、音の違いは適切でないかと思います。
弦の太さとジャズギターの関係性において最も重要だと感じるのは「弾き易さ」です。たとえば、弦が太ければピックの弦離れが良いためピッキングスピートが早くなります、しかしジャズギターの弦が細ければピックに弦がかかり易いため速度は遅くなるでしょう。
しかし、弦が太いというのはそれだけコードを抑える時に固くなり力が必要となります。弦が細ければ軽く押さえられる為、難しいコードも簡単に奏でる事が出来るのです。
つまり、一般的だからという理由でジャズギターに0.0013インチの弦を付けるよりも、個人的には、ジャズギターの1弦には0.0010インチ程度の弦を選ぶのが最適だと思います。
ジャズギターを選ぶときの注意点
ギターの種類の中にジャズギターという定義が存在していないため、ジャズギターを選ぶときは完全に見た目で選んでOK!と言っても過言ではありません。しかし、これからジャズを始めたいけど、もっどもジャズ向きのギター選びなら？
という質問なら「アーチド・トップのフル・アコースティックギター」を選びましょう。まず第一にジャズっ太いトーンはフルアコのギターでしか初心者は出せません。
またフルアコであれば、ビッグバンドの刻み系ジャズからコンボスタイルまで対応でき、上達した後でもジャズギターを買い換える必要がない選び方として覚えておきましょう。「ジャズギターなら16インチか17インチのアーチド・トップのフルアコ！」です。
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