初心者向け!ギターの弦の交換方法について
ギターといってもアコースティックやクラシックにエレキギターと様々。現にもスチール弦のギターやナイロン弦のギターがあり交換はそれぞれ違います。ギターの弦を交換したいけど、自分のギターはどの方法が適切なの?と言う人。
まずはこのページで、ギターの弦の交換方法をしっかりと学んでみましょう。ギターの種類ごとに、弦の張り替え方法を全て紹介していきます。
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ギターの弦の交換方法
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弦の交換にあると便利な道具
弦を交換するには、ある程度の道具が必要となります。もちろん、より快適にギターの弦交換を行える道具もあります。最低でもコレだけは持っておきたい!という道具はコチラ。
ストリングワインダー
ペグを回したりブリッジピンを外したりと重宝します。ギターの弦を交換するなら持っておきたい定番の逸品。
ニッパー
弦を外す際にカットしたり、長過ぎた弦を調節したり、ナイロンでもスチールでも作業しやすい道具です。
プライヤー
硬い部品を取り外す時や、巻き付いた弦をほどいたり、細かな作業で力が必要な部分に大活躍する道具です。
チューナー
ギターの弦を交換する時の、最後のポイントとなる音程。チューナーを持っておけば、楽に設定出来るだけでなく、弦の伸びやすい交換したてな時でもすぐにチューニングできます。
六角レンチ
ヘッドレスギターやフロイドローズなら必須のアイテムです。ほかにも六角ビスなどが様々な所で使われている場合もあり、弦の交換だけでなく、メンテナンス用具としても持っておきたい。
クロス
弦の交換で、せっかく全ての弦を取り払うのであれば、普段とり難いホコリや、指板の汚れ等を掃除しちゃいましょう。
エレキギターの弦の交換方法
ストラトキャスタータイプの弦の交換方法
https://www.youtube.com/watch?v=KnAC3X6MBNk
弦を緩めます
弦を取り外します
新しい弦をブリッジに通します
取り付けるペグの2個先程度で弦をカット
実際に取り付けようとしているペグポストの2つ先にあるペグポストに目安をつけて、弦の長さをあわせてカットしましょう。
ペグポストに弦を通します
弦を押さえながら巻き取ります
弦を伸ばします
チューニングして交換完了
レスポールタイプの弦の交換方法
https://www.youtube.com/watch?v=klptDUd5_JI
弦を緩めます
弦をニッパーでカットします
弦を取り外します
チューン・オー・マチックの場合はブリッジが外れます。ボディを傷つけないように注意しましょう。
新しい弦をブリッジとペグに通します
弦を引っ張り巻き始めのポイントで曲げる
弦を内側から外側に巻き取ります
左右が反対巻きになるので注意しましょう!
余った弦をカットします
チューニングして交換完了
フロイドローズタイプの弦の交換方法
https://www.youtube.com/watch?v=BuegSLQHCcY
ロックナットのキャップを外します
弦を緩めます
弦をニッパーでカットします
弦を取り外します
アームダウンの状態にしてブリッジを浮かせます。ストリングロックスクリューを緩めると弦を取り外せます
新しい弦のボールエンドをカットします
プレーン弦はボールエンドで折り返されている部分の折り返しにかからない所をカットするのが一般的です。ワウンド弦は折り返されて二重になっているところを切り下ろすのが一般的とされています。
サドルに弦を差し込んで固定します
ペグポストに弦を通して押さえながら巻き取ります
チューニングします
ロックナットを固定します
チューニングがズレたらファインチューナーで調整します
アコースティックギター(アコギ)の弦の交換方法
フォークギター(スチール弦)の弦の交換方法
弦を完全に緩めます
ブリッジピンを抜きます
弦を取り外します
新しい弦をブリッジに通してピンを挿す
巻き始めの位置で折り目をつけます
弦を内側から外側に向けて巻き取ります
左右が反対真気になるので注意しましょう。右のペグも左のペグも、どちらも外に向けて弦を巻きます。
余った弦をカットします
チューニングして完成です
クラシックギター(ナイロン弦)の弦の交換方法
弦を緩めます
弦をニッパーでカットします
弦を取り外します
新しい弦を取り付けます
新しい弦はブリッジの内側の穴から通して折り返して差し込んだ弦の下を通し、結ぶように取り付けましょう。
弦を巻き取りましょう
弦にある程度余裕を持たせて巻き取ります。2,3,4,5弦は内側に巻き、1,6,弦は外側に巻き、弦同士が干渉しにくくなるので覚えておきましょう。