エレキギターの形や種類について
エレキギターと一口にいっても、様々な種類や形が存在し、それぞれに特徴があるということをご存知でしたでしょうか。ここでは、そんな多岐にわたるエレキギターの形の種類に関して解説していきます。
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様々なエレキギターの形の種類
エレキギターその①【テレキャスター】
アメリカを拠点とする超有名ギターブランドであるフェンダーによって、初めて作られたのが、このテレキャスターというギターです。
>>人気ブランド【フェンダー(Fender)】のギターについて
現在のギターの主流とも言うべきソリッドギターの原点となっています。発売当時はボディとネックを別々に製作し、ボトルで固定する方式は、従来の製作方法とはかけ離れたものであったものの、市場からは非常に高い評価を得るとともに、エレクトリックギター(エレキ)の製作において、新たな常識となりました。
ギブソン社のレスポールモデル発売のきっかけを作ったとも言われています。
エレキギターその②【ストラトキャスター】
こちらもフェンダー社によって作られたタイプのエレクトリックギター(エレキ)です。ギブソンのレスポールと並ぶエレクトリックギター(エレキ)では代表的な存在です。
>>人気ブランド【フェンダー(Fender)】のギターについて
フェンダー社からは、『フェンダー』『スクワイア』という二つのブランドから発表されています。同社が開発したテレキャスターを進化させた作りになっています。
形状は、テレキャスターよりもカッタウェイが削りこまれることによって、高音部分を弾きやすくしていることが大きな特徴と言えるでしょう。電装品を純正のものと交換できるようになったことも大きな特徴と言えるでしょう。
エレキギターその③【レスポール】
アメリカに本拠地を構え、フェンダーとともに世界的ギターブランドともいえる、ギブソン社が開発したのが、このレスポールと呼ばれるエレクトリックギター(エレキ)です。
>>人気ブランド【ギブソン(Gibson)】のギターについて
販売はギブソンとエピフォンのみが行っているが、多くのレプリカ、コピーが販売されています。元々はギタリストであるレス・ポールのシグネチャーモデルとして登場したものの、今ではレスポールというモデル名になるほどその名を広めることとなりました。
レスポールも高音域が弾きやすいようにボディが削れ、シングルカッタウェイのアーチドトップボディとなっています。
エレキギターその④【SG】
ギブソン社が、1961年より製造開始したエレクトリックギター(エレキ)です。
>>人気ブランド【ギブソン(Gibson)】のギターについて
「SG」とはソリッドギターの意味となっています。レス・ポールとの契約が切れたことから、その後継として作られています。元々は1955年に作られたレスポール・スペシャルが源となっています。ボディがマホガニーを使った一枚板になったことが特徴で、厚さも薄くなっています。
その後は「SGスタンダード」「SGカスタム」「SGジュニア」など、様々なバリエーションのSGモデルを発表していくこととなりました。
エレキギターその⑤【セミアコ】
アコースティックギター(アコギ)とエレクトリックギター(エレキ)の中間のような存在であり、フルアコでありがちだったハウリングを極力防げるような構造になった作りとなっているのが特徴です。
ほとんどのモデルにおいてセンターブロックがネックからボディの後部にまで入っていて、ピックアップはこの上に固定されています。これに加えて、空洞部分もより狭くなっているためにハウリングが起こりにくくなっています。ジャズギタリストでは愛用者が多く、甘いサウンドが大きな魅力の一つでしょう。
エレキギターその⑥【変形ギター】
こちらも読んで字のごとくですが、従来の形にとらわれない形のギターです。ギターのブランドであればESP社が得意とする形状とも言えます。
特にエレクトリックギター(エレキ)に関しては、弦を支える構造、ブリッジ、ピックアップがありさえすれば基本的に音を出すことは可能となっているので、ギター自体の形に制限が付きにくく、個性的なデザインが可能となっています。
少しの変化から独特なデザインまで多岐にわたっているので、個性を発揮したいプレーヤーには支持する方が多いタイプと言えるでしょう。