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ストレート?卓上タイプ?マイクスタンドの種類と選び方

マイクスタンドの選び方

アーティストのライブにしろ講演会のスピーチにしろ、長時間に渡ってマイクを手にしている事ってあまりないですよね。マイクをずっと握っていれば当然手首が疲れますし、資料を読みたい時もマイクが邪魔になってしまいます。

そこで、活躍するのがマイクスタンドです。マイクスタンドさえあれば手は疲れませんし、解説しながらスライドを操作したり、ライブでギタープレイをしたりと両手を自由に使えます

今回はそんなマイクスタンドについて、その種類と特徴、相応しい利用シーンをご紹介します。

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マイクスタンドの必要性

マイクスタンドの必要性

マイクスタンドは、ただ高さを調節する為にあるわけではなく、種類によって違うマイクの特徴を最大限利用する為に必須とも言えるアイテムです。

それだけでなく、マイクを安定した音質で使用する為にはマイクをしっかりと固定させる必要があります。

余計な振動などを拾わないようにマイクスタンドでマイクをしっかり固定し、それぞれの種類のマイクの指向性にあった角度で固定することによって優れた音質を出すことができるようになります。

用途などに合わせて様々な種類のマイクスタンドがあるので、どんな場所・シーンで使用するかによって自分に合ったマイクスタンドを見つけてみてください。

使用するシチュエーションによってはマイクスタンドの耐久性も必要になりますので、ポイントとしてしっかりと抑えておきましょう。

マイクホルダーの変換ネジに注意

マイクスタンドにマイクを固定する際に使用するマイクホルダーというものがあります。

マイクを直接固定する部分になるので、マイクに合ったマイクホルダーを選ぶ必要があります。マイクと合っていないマイクホルダーのまま使ってしまうとうまく取り付けることができませんし、安定してマイクを使用することができません。

マイクホルダーをセットするネジのサイズはメーカーによって規格が違う為、変換ネジが必要になることがあります。

3/8インチや5/8インチなど様々なサイズの変換ネジがありますので、安定してマイクを使用できるようにマイクホルダーをしっかり取り付けられる変換ネジを選んでください。

変換ネジの選び方

メーカーが使用している規格によって、マイクホルダーやマイクスタンドに使用しているネジのインチ数は異なります

規格ごとのネジのインチ数は以下になります。

  • AKG規格 3/8インチ
  • SHURE規格 5/8インチ
  • JIS規格 5/16インチ
  • BTS規格 1/2インチ
  • CAMERA規格 1/4インチ
  • ヨーロッパ規格 1/2インチ

使用するマイクホルダーとマイクスタンドが別々の規格の場合、どちらかの規格に変換するネジを購入しなければ取り付けることが出来ません。

例)AKGのマイクスタンド(3/8インチ)に、SHUREのマイクホルダー(5/8インチ)を取り付けたい場合

マイクホルダー側のネジ(凹側)をマイクスタンド側(凸側)に変換する、凹側5/8インチ⇔凸側3/8インチの変換ネジが必要になります。

例)AKGのマイクホルダー(3/8インチ)に、SHUREのマイクスタンド(5/8インチ)を取り付けたい場合

マイクスタンド側のネジ(凸側)をマイクホルダー側(凹側)に変換する、凸側5/8インチ⇔凹側3/8インチの変換するネジが必要になります。

このように、マイクホルダーとマイクスタンドのインチ数を把握して、適切な変換ネジを選ぶようにして下さい。

マイクスタンドの種類

マイクスタンドの種類

ご存知のとおり、マイクスタンドはマイクをそのポジションで安定させるためのアイテムです。マイクスタンドは主に次のような種類で分けられます。

それぞれの種類によって形状や使用目的が異なり、マイクを使いたいシーンによって適切なマイクスタンドが存在します。

それでは引き続き、マイクスタンドの種類ごとの特徴や適している使用目的について簡単に解説しましょう。

ストレートタイプの特徴

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司会者やボーカリストが用いることが多いスタンドです。

上下方向にスライドさせることで高さの調節が可能な一本型で、足元(ベース)は三脚タイプと丸いタイプがあります。

安いものなら三千円程度で購入できますが、安定性や調節幅を重視すればするほど当然高価になります。

ブームタイプの特徴

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ブームタイプは、スタンド上部にあるアームの角度を自由に調節できるので、マイクを自分好みの位置で固定することができます。ボーカリストだけでなく、楽器演奏用にもおすすめです。

ストレートタイプと同様に、安くて三千円程度から購入可能です。

オーバーヘッドタイプの特徴

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高い位置から集音したい場合に用いられるのがオーバーヘッドタイプです。

高さのある大型のスタンドで、人の頭よりも高い位置にマイクをセッティングできるので、ドラムセットやコンサートホールでの合唱オーケストラの収音に適しています。

大型である分価格もそれなりに高くなります。安くても一万円弱が目安です。

ショートブームタイプの特徴

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基本的な形はブームタイプと同じですが、ブームタイプより寸法が低く設計されているのが特徴です。バスドラムやギターアンプのような低い位置でのマイキングに適しています。

サイズが大きくないこともあり全体的に購入しやすい価格です。安ければ二千円台からとお手頃です。

卓上スタンドタイプの特徴

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その名のとおり、テーブル上にセットできるマイクスタンドです。社内ミーティングスピーチの場でおなじみですよね。

テーブル上に置くだけのスタンドがメジャーですが、なかにはテーブル天板を挟んで使う固定型もあります。

安定感やマイクを支える力の強さによってピンキリですが、安いものなら千円程度で購入できます。

グースネックタイプの特徴

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卓上タイプの一種ですが、マイクの角度を自由に角度調整できる点が異なります。

テーブル上に置くタイプと、テーブル天板で固定するタイプがあります。クリップタイプは限られたスペースでフレキシブルな調整ができるので、社内ミーティングスピーチPC用にも適しています。

安くて千円程度から、高くても四千円程度が多いようです。

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マイクスタンドの選び方

マイクスタンドの選び方

ここでは上記で説明した内容をわかりやすく表にまとめてみました。

マイクスタンドの種類によって用途に対する向き・不向きがありますので、ご自身の目的に相応しい種類を見つけてください。

おすすめマイクスタンドの種類 目的
ストレートタイプ ボーカル、ギターボーカル
ブームタイプ 楽器演奏用
オーバーヘッドタイプ ドラムセット、コーラス
ショートブーム ギターアンプ
卓上マイク スピーチ、会議
グースネック PC用、スピーチ、会議

このように目的によって、選ぶべきマイクスタンドの種類は変わってきます。特にライブ会場やスタジオで使用する場合は、楽器の種類によって、使うべきマイクスタンドの種類が異なります。

適していないマイクスタンドを使用すると、思っているように音を拾う事が出来なかったり、場合によってはノイズ雑音がマイクに入ってしまう場合があります。自分の利用シーンや目的によって正しいマイクスタンドを選ぶようにしましょう。

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