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天体望遠鏡用のおすすめ架台ランキング

おすすめ架台ランキング

天体望遠鏡の鏡筒を乗せている部分を架台といい、手動式で向きを変える「経緯台」と、自動、または電動で動く「赤道儀」の2種類があります。

架台は、長くて重い天体望遠鏡しっかりと支え、見たい天体に合わせて鏡筒の向きを変えるという大切な役割があり、ベテランの人は架台から先に選ぶとも言われているほど、架台選びは天体観測をする上でとても重要です。ここでは、丈夫さや安定感などの機能面と、価格面から、おすすめの架台TOP5をご紹介します。

>>天体望遠鏡の架台と三脚の選び方

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第1位:ビクセン 天体望遠鏡用架台 ポルタII経緯台 三脚付

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入門機クラスの中では、扱いやすさ、性能、安定性、価格のどれをとっても一番のおすすめです。まず一番の特徴は、見たい方向に向けて手を離すとその位置で静かに鏡筒が止まる「フリーストップ形式」。上部に乗せた鏡筒を直感的に、水平360°、垂直方向約90°自由自在に動かすことができます。

他にも、嬉しい機能が満載です。例えば、細かい動きで天体を追ったりするために、全周での微動が行われる「微動ハンドル」が装備されているので、惑星観察や月面散歩も可能です。

鏡筒の取り付け取り外しも「アリミゾ式」(ビクセンが生み、今では世界標準の規格)により素早く行うことができ、架台部と三脚はハンドルネジ1つで脱着可能。設置が楽な上に、コンパクトで収納に場所を取りません。

架台部のシートの下には付属工具がセットされており、工具忘れの心配がないだけでなく、気になったときにすぐに調整することもできます。

このように、ビクセンのポルタⅡ経緯台は、天体望遠鏡の使用に関わる様々なストレスを解消し、見たい時にすぐに星が楽しめる、初心者にもベテランにもおすすめの1台です。天体望遠鏡を初めて扱う方はもちろん、星を楽しみたい人が世界で広く支持しているのも納得です。

第2位:ケンコー NEW KDS マウント 経緯台式

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機能性の良さはもちろん、上部を外せばカメラやフィールドスコープにも使用可能など、汎用性の高さが自慢です。市販のカメラの三脚に取り付けることもできます。

>>フィールドスコープで出来る天体望遠鏡の方法と選び方はコチラ

指一本で上下左右、とても快適に動かせる経緯台です。全周微動装置を備えており、ロック不要のフリーストップを特徴とします。クランプを締めて軸を固定したら、ノブを回して微動することができます。

しかし、やや剛性不足でアームがたわむ感じがしてしまうことも。フリクションを弱くすると、前後5°ほど傾けるだけで安定を保てずにバランスを崩してしまう可能性があるのが残念です。

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第3位:ケンコー NEW KDS マウントII 片持ちフォーク式

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前出のNEW KDSマウントの新バージョン。架台としては比較的安価なシリーズですが、こちらは旧バージョンよりメーカー小売り価格で約10,000円高くなっています。天体観測だけでなく、野鳥撮影にも活用できる、人気の経緯台です。

NEW KDSマウントに比べると、高い対象物を観察する際に、重心バランスがとりやすいよう改善されています。しかし、アームが大きく延長され、重くなったために剛性や機動性が気になるという声も。

NEW KDSマウントと同じように、全周微動装置を備えており、使いやすい経緯台であると言えます。微動つまみがついていて、目標を捕らえやすいのも特徴です。

こちらも、市販のU1/4インチネジの三脚にセットでき、自社の鏡筒だけでなく各社アリ溝式天体望遠鏡にも対応可能という、汎用性の高さが自慢です。

第4位:ケンコー ポータブル赤道儀 スカイメモS

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スカイメモシリーズの新しい仲間として、2015年春に発売されました。赤道儀タイプの架台としては比較的安価で販売されている上に、充実の機能を多数搭載しているので、初心者にも上級者にも安定した人気があります。

ボディはとてもコンパクト、極軸望遠鏡・明視野照明装置は標準装備されており、扱いやすいので簡単なセッティングで追尾撮影を始めることができます。

通常の撮影に使用するのは「恒星モード」ですが、これ以外に3つの追尾モードを搭載しており、見たい天体に合わせて選ぶと、例えば月などの撮影にも対応可能です。また、地上の景色と星空を同じフレームに収める星景写真には、「0.5倍速追尾モード」にすると追尾機能がゆっくりと動くため、地上の景色がズレにくく、大変美しい写真に仕上げることができます。

赤道儀では極軸のセッティングが重要とされており、初心者にはなかなか敬遠されています。しかしこのスカイメモSは極軸望遠鏡を搭載、さらに極軸合わせをサポートする明視野照明装も付属することにより、正確な極軸合わせが可能です。

第5位:ビクセン SXD2赤道儀シリーズ

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ビクセンは、埼玉県所沢市に本社を置く業界では圧倒的首位を誇る光学機器のメーカーで、日本のメーカーらしい高機能な製品と信頼性の高さは、国内だけでなく海外でも高い評価を得ています。

経緯台は圧倒的な人気を得ていますが、上級者向けの赤道儀も、素晴らしい製品を販売しています。価格は高いですが、まさに天体観測や天体写真撮影に対するハイグレードな要望を全て取り入れたような、王道の赤道儀と言えます。

自慢は、直感的に使用しやすい位置にボタンを配した「STAR BOOK TEN」というコントローラで、極めて快適な操作性を生み出しています。

切削から加工まで、全ての行程にとことんこだわり、消費電力を押さえることも実現。回転軸には肉厚のスチール材を、そして駆動の際に大変重要な歯車は真ちゅう製を使用することで、剛性を最大限高めています。そのため、搭載可能重量も15kgまであり、大きな鏡筒を載せることもできます。

さらに、正確な極軸合わせを行う新型極軸望遠鏡を内蔵。スケールパターンの照明には暗視野照明を採用し、調光・自動消灯機能も搭載しています。これにより、極軸合わせを非常にスピーディに行うことができます。

この他にも、架台を構成するパーツひとつひとつにこだわり、極めてなめらかな動きを実現しています。剛性も高く、世界が評価する自慢の赤道儀であると言えます。

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