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天体望遠鏡のメーカー一覧と特徴比較

天体望遠鏡のメーカー

天体望遠鏡のメーカーは、日本国内と海外にいくつもあります。それぞれメーカーごとにコンセプトや特徴、そして得意分野があり、価格も幅広く販売されています。

もしかしたら、有名な数社は名前を聞いたことがあるかもしれませんが、他にも様々なメーカーから販売されていますので、一体どのメーカーの天体望遠鏡が自分に合うのか、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

ここでは、国内外の天体望遠鏡メーカーを10社選び、初めての方でも比較できるように、特徴を解説していきたいと思います。

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天体望遠鏡のメーカー比較

天体望遠鏡のメーカー比較

天体望遠鏡は、国内外の様々なメーカーで作られ、販売されています。それぞれメーカーごとに特徴があり価格も幅広いので、迷ってしまう方も多いことでしょう。

ここでは、天体望遠鏡メーカー10社の特徴を比較し、ご紹介していきます。天体を楽しむ自分のスタイルに合った商品を出しているメーカーを見つけてくださいね。

ビクセン(Vixen)の天体望遠鏡の特徴

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埼玉県所沢市に本社を置く、国内でトップシェアを誇る光学機器のメーカーで、「星を見せる企業」というビジョンを掲げて時代や文化を作り出すことを目指しています。

なんと言っても一番の特徴はコストパフォーマンスの高さ。サポートも充実しているので、不具合にも素早く親切に対応してもらえるのは安心です。

非常にしっかりとした作りで、比較的長く使えると評判ですが、他社同等品と比べるとやや重い製品となっています。マニュアルも分かりやすく、天文観察初心者にはおすすめにメーカーと言えます。

>>ビクセン(Vixen)について詳しくはコチラ

ボーグ(BORG)の天体望遠鏡の特徴

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有名なおもちゃメーカー タカラトミーの子会社である、トミーテック株式会社が販売している天体望遠鏡ブランドです。現在ボーグの製品は、望遠鏡販売店アトムの元店員だった中村昇氏によって開発されています。

ボーグの特徴は、数多いパーツのラインナップです。天体マニアには、パーツを組み合わせて天体望遠鏡の自作が人気です。

しかし、パーツの購入は分かりづらいため、初心者は詳しい人のアドバイスを受けるか、あらかじめセットされているものの購入をおすすめします。セット販売の天体望遠鏡は、小型で軽量なものが多くお買い得であるため、初心者に人気があります。

>>ボーグ(BORG)について詳しくはコチラ

ミード(MEADE)の天体望遠鏡の特徴

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アメリカのロサンゼルス州に本社を置く、世界最大級の光学製品メーカーです。研究・開発・製造を自社内で一貫して行っており、世界で圧倒的に高い評価を得ています。

初心者用の小さな天体望遠鏡から、天文台用の大口径望遠鏡まで幅広く取り揃えています。エレクトロニクスの導入を業界ではいち早く行い、赤道儀の自動導入や、コンピュータ制御架台製品化するなど、世界のトップレベルを走り続けるメーカーであると言えるでしょう。

フォーク式と呼ばれる独特な架台は、スマートで格好の良い点が世界の人気を呼んでいます。一方、フォーク部分と望遠鏡本体か切り離せないので、持ち運びには向かず、自宅での観測場所や天文台など、常設できる場所に向いています。

>>ミード(MEADE)について詳しくはコチラ

ミザール(MIZAR)の天体望遠鏡の特徴

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東京都豊島区に本社を置く、入門者向けの天体望遠鏡や双眼鏡スクープを手がける日本の老舗メーカーです。昔は低価格で性能とのバランスもよく、高い評価を得ていましたが、残念ながら最近はビクセンなどにおされてあまり元気がないよいうです。

輸入製品と組み合わせる販売が多くなり、マニアからあまり高い評価を得ていないのが現状です。いずれにしても、製品自体は初級〜中級者向けのものが主流です。

>>ミザール(MIZAR)について詳しくはコチラ

タカハシ(高橋製作所)の天体望遠鏡の特徴

1932年創業の老舗メーカーで、1960年から天体望遠鏡の製造をしています。その製品は、非常に性能が優れており、世界的に高い評価を得ています。

他社と比較すると価格設定が高いものの、ハイレベルな天体望遠鏡として天文ファンのあこがれであり、マニア御用達のような位置づけです。
タカハシの大ヒット商品に「EM200」という赤道儀があります。これは扱いやすさと性能が評価さで、この業界稀に見るベストセラーとなりました。

全体的に価格が高いこともありますが、天文にある程度の知識がある人でないと使いづらい製品が多く、初心者よりは2台目以降の上級者用として利用する人が多いようです。

>>タカハシ(高橋製作所)について詳しくはコチラ

ケンコー(Kenko)の天体望遠鏡の特徴

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1957年に設立された会社ですが、天体望遠鏡の専門メーカーではなく、カメラの三脚やフィルター、光学製品などを主な商材としているため、天文ファンからはあまり親しまれていないのが実情です。

現在は、自社で製造している天体望遠鏡はなく、ケンコーブランドとして出回っているものは、中国のOEMメーカーで製造されたもののようです。

赤道儀をはじめとする製品は総じてとても安価ですが、極軸望遠鏡がずれていたり使いにくい点もあります。手を加えるのが好きな方であれば、改造して安価な赤道儀として使用するのも良いでしょう。

>>ケンコー(Kenko)について詳しくはコチラ

セレストロン(CELESTRON)の天体望遠鏡の特徴

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アメリカのカリフォルニア州に本社を置く世界有数の天体望遠鏡メーカーですが、現在は中国のSYNTA社の子会社となっています。

シュミットカセグレン望遠鏡には定評があり、日本国内ではアマチュア向けに製造しているメーカーがないので、国内愛用者も多いようです。

コンパクトで取り回しが良い同社のシュミットカセグレンは、大きな望遠鏡を購入しずらい日本人にはぴったりで、中でもオレンジ色の鏡筒のセレストロンC8は、同社を象徴するものとして安定した人気を誇っています。

ペンタックス(PENTAX)の天体望遠鏡

デジタル一眼レフカメラやデジカメで有名なカメラメーカーで、2006年よりHOYA株式会社の内の一事業部となっています。現在、天体望遠鏡の製造は中止しておりますが、webサイトから購入することが可能です。

1990年代に発売されたPentaxSDPシリーズは、現在のデジタル機材でも使えるほど時代を先取りした望遠鏡でした。また、高精度が自慢の赤道儀もとても人気があり、大ヒットしました。

しかしペンタックスの商品はタカハシよりも高価格で、新商品の登場もないため、ユーザーは他メーカーのデジタル製品へと移行していってしまいました。

三鷹光器の天体望遠鏡

東京都三鷹市にある精密機械メーカーです。宇宙観測機器や天文機器を製造していますが、現在天体望遠鏡は公共天文台向けの大型のもののみの製造販売となっています。

五藤光学研究所の天体望遠鏡

東京都府中市にある歴史ある元々は天体望遠鏡のメーカーです。全国の学校や科学館に、小型から大型まで多種多様な望遠やプラネタリウムを納品してきた実績があります。

現在は一般向けの天体望遠鏡は製造していませんが、公共天文台に独自の光学技術を活かした中大口径の天体望遠鏡を納入し続けています。

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