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ミードの特徴とおすすめの天体望遠鏡

ミード(MEADE)の天体望遠鏡

ミード(MEADE)は、アメリカのロサンゼルス州に本社を置く、世界最大級の光学製品メーカーの製品であり、研究・開発・製造を自社で一貫して行っています。

世界中で高い評価を得ているミードの歴史や天体望遠鏡の特徴をはじめ、どのような人におすすめなのかを説明し、豊富なラインナップの中からおすすめの商品を3つご紹介します。

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ミード(MEADE)とは?

ミード(MEADE)とは?

ミード(MEADE)天体望遠鏡は、アメリカのロサンゼルス州に本社を置く、世界最大級の光学製品メーカー「Meade Instruments Corporation」の製品です。研究・開発・製造を自社内で一貫して行っており、初心者用の小さな天体望遠鏡から、天文台用の大口径望遠鏡まで幅広く取り揃えています。

世界中で高い評価を得ており、天文ファン以外の知名度も高いミード天体望遠鏡、日本では2014年4月以降、株式会社ケンコー・トキナーが代理店として販売しています。天体望遠鏡以外にも、接眼レンズやCCDカメラの他、ミード社製品で天体観察に必要な全ての製品が揃うほどの豊富なラインナップが魅力です。

ミードの歴史

1972年、小型反射式望遠鏡の通信販売のショップとして創業されました。続いて大型の反射望遠鏡も扱い始め、1978年には反射式と屈折式の両方を組み合わせ「シュミットカセグレン式天体望遠鏡」にも参入。成長し続けたミード社は、世界最大の望遠鏡メーカーになりました。

ミードの天体望遠鏡の特徴

ミードの天体望遠鏡の特徴

ミード社は、エレクトロニクスの導入を業界ではいち早く行い、赤道儀の自動導入や、コンピュータ制御架台を製品化しました。最新型の高級天体望遠鏡であるRCXシリーズでは、リッチークレチアンという複雑工学系を取り入れるなど、常に新しい技術を取り入れた製品作りをしています。

また、コンピュータ内蔵天体望遠鏡を進化させた初期設定不要の「フルオート自動導入天体望遠鏡」は「Atar Lock SYSTEM」と呼ばれ、世界中に高く評価されています。

ミード社の製品で、日本で有名なのはシュミットカセグレン式天体望遠鏡で、20cm〜40cm以上の製品まで、幅広く揃っているのも特徴です。日本製にはない、コンパクトな鏡筒と大口径が魅力とされています。

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ミードの天体望遠鏡の評価や評判

ミード天体望遠鏡を載せる架台は、日本でよく使用されているドイツ式赤道儀とは全く違う、フォーク式という独特の形式です。そのスマートな形は観望派に大変人気があります。

また、ミード性のアイピースは、高性能でありながら比較的安価で手にはいると、根強い人気があります。例えば「シリーズ4000 スーパープルーセル」は、2群4枚構成で対称型の組み合わせ、構成枚数が少ない分、乱反射の影響を受けにくくなっています。

視野周辺以外は解像力が高く、月面、惑星、星雲、星団まで高いコントラストが自慢のマルチパーパスアイピースは、持ち運びや収納に便利な防塵ケースも付いており、世界中の天文ファンに高い評価を得ています。

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ミードの天体望遠鏡はどんな人におすすめ?

フォーク式赤道儀に載せたミード天体望遠鏡は、非常に格好が良いのですが、フォーク部分と望遠鏡本体が切り離せないので、持ち運びにはちょっと大変です。そのため、25cm以上のミード天体望遠鏡は、自宅内の観測場所や天文台など、恒久的に設置できる場所がある人におすすめです。

しかし、実情日本で天体観測をする人にとっては、環境に合わないこともあり人気はいまひとつです。それでもミードの天体望遠鏡に魅了されて選ばれる方は、ドイツ式赤道儀と組み合わせた「LXD75シリーズ」にすると、今後天体写真を撮るなどステップアップする場合に便利です。

初心者でも扱いやすい入門用の天体望遠鏡は、観測しやすい屈折式を、架台部は追尾しやすい赤道儀式を採用。三脚は揺れに強い構造のワンタッチ式スチール三脚で、安定している上に移動にも便利です。

天文を始めたばかりの人でも、月のクレーターや、木製の輪、星雲、星団などを楽しく観察することができます。そして、すぐに使えるようフルセットになっているのは、初心者にはとても嬉しいですね。

このように、ミードの天体望遠鏡は、初心者に適したものから、天文台設置用まで、非常に幅広いニーズに対応した品揃えであると言えます。

>>初心者におすすめな天体望遠鏡の選び方

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ミードのおすすめ天体望遠鏡

時代の先端をゆくミードの天体望遠鏡、価格も機能も非常に幅広いラインナップの中から、おすすめの天体望遠鏡を3つご紹介しましょう。

ETX-80AT

現在の価格はコチラ

小型の卓上天体望遠鏡ETX シリーズ。初心者に大変人気のあったミードETX-70ATという機種は、1cm口径が大きくなり、ミードETX-80ATとして再登場しました。

この製品は、自動導入装置が付いているにもかかわらず、わずか4万円程度で購入できます。この低価格は、初めて天体観察をしてみようとする人にはとても魅力的であり、素晴らしい望遠鏡であると好評価を得ています。

望遠鏡自体は色収差が少し目立つため、綺麗な星空の、星雲や星団を観察するのに向いています。コンパクトなので、持ち運びに便利です。

ETX-90ポータブル

現在の価格はコチラ

コンパクトなフォーク式経緯台に、高性能なマクストフカセグレン光学系を採用。透過率が高いUHTCコーティングで、クリアで明るいイメージを実現しています。

アイピースやコントローラが収納出来るトランクケース、三脚を収納するキャリアバッグ、そして初心者でも安心の日本語取扱説明書が付いているのは嬉しいですね。

LS-15ACF

現在の価格はコチラ

世界初のフルオートアライン機能が組み込まれているモデルです。アドバンスドコマフリー工学系、高透過、高反射率を誇るUHTCコーティングを全光学面に採用しているので、淡い天体のコントラストも向上しました。

アイピースで覗いている天体が音声で解説されるという、夜空の下でマルチメディア解説を楽しむことができます。この解説の音声は英語ですが、天文ファンの間では大人気です。

>>初心者向けおすすめ天体望遠鏡ランキング

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