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ケンコーの特徴とおすすめの天体望遠鏡

ケンコー(Kenko)の天体望遠鏡

ケンコー(Kenko)は天体撮影に向く望遠鏡及び関連部品に力を入れており、コストパフォーマンスが高いことで知られる天体望遠鏡メーカーです。

商品のラインナップは低価格帯から中堅の機種のものを取り扱っています。お子様へのプレゼントから、中上級者のサブ機として引き合いがあります。

そんな、ケンコーの天体望遠鏡について詳しくご紹介していきます。

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ケンコー(Kenko)とは?

ケンコー(Kenko)とは?

ケンコー(Kenko)はカメラのフィルターやレンズのメーカーとして有名な株式会社ケンコー・トキナーから販売されている天体望遠鏡のブランドです。元々写真のフィルターを扱う会社であることもあり、撮影に向いた商品を多く扱っています。

また、同社は自社の天体望遠鏡以外も扱っており、世界最大の光学製品メーカーMEADE社(米国)や知育玩具メーカーEASTCOLIGHT(香港)の商品も扱っています。

ケンコーの歴史

ケンコーの歴史

ケンコーは昭和32年に創業、昭和49年に光学製品の製造を専門とするケンコー光学(同社子会社)を設立しました。

これまで様々な企業を買収しながら成長し、平成23年に同じく光学機器のメーカーである株式会社トキナーと合併、株式会社ケンコー・トキナーとなりました。

天体望遠鏡メーカーではありますが、先述の通り、カメラのフィルターやレンズをメインに扱う会社です。

ケンコーの天体望遠鏡の特徴

ケンコーの天体望遠鏡の特徴

ケンコーの天体望遠鏡の特徴はコストパフォーマンスの良さです。天体望遠鏡(鏡筒)の価格としては数千円の低価格なものから数十万(20万前後)までの中価格帯となっており、同性能の天体望遠鏡の中でも割安な設定となっています。

ケンコーの特徴的な商品として、スカイメモシリーズがあります。このシリーズはモバイル赤道儀と呼ばれ、手のひらサイズの大変コンパクトな仕様になっています。

初期設定をすれば見たい星を自動でとらえ、追尾する機能を有し、手持ちのカメラを装着すれば自動的に一定間隔でシャッターを切り、インターバル撮影やタイムラプス撮影も可能です。

このようにデジタルと融合された商品を展開し、天体望遠鏡一筋のメーカーとは少し異なるユニークな商品を扱っています。

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ケンコーの天体望遠鏡の評価や評判

前述の通り、ケンコーの天体望遠鏡はコストパフォーマンスに優れた商品(低価格)を扱うことで知られ、特に NEWスカイエクスプローラーシリーズの赤道儀大口径の反射望遠鏡は割安であると言われています。

赤道儀は他社の5~7割程度(ビクセンの7割、タカハシの5割程度)の価格設定となっています。ただしその分品質に難点(調節など手を加える必要がある)があると言われており、特に初心者の方が使いこなすにはハードルが高く上級者向け商品とも言われています。

初心者にとって難しい理由としては初期設定に天文の基礎知識が必要であることと、機械の調整の必要があるためです。

大口径反射望遠鏡は赤道儀の割安感をさらに超える価格設定(ビクセンの3割タカハシの1.5割程度)となっており、もはや価格崩壊とまで言われています。ただしこちらも強度が弱いという懸念点があるため、観察用のみ(写真をとるためには改造する必要がある)の使用が勧められています。

それぞれ懸念点の指摘がありますが、低価格で購入できる点は大きな魅力があります。

同社の天体望遠鏡の中にはより低価格(数千円で購入可能)な、SKYWRLKERという商品がありますが、作りが簡素すぎる(特に三脚が弱い)との見解も多く、否定的な意見が多く見られます。

小学校低学年くらいまでは良いかもしれませんが、それ以上の方には避けたほうが良いと言われます。初めにあまり質の良くないものから入ると悪いイメージがつき、せっかくの興味も失せてしまう可能性があるためです。

>>天体望遠鏡メーカー比較一覧

ケンコーの天体望遠鏡はどんな人におすすめ?

ケンコーの天体望遠鏡はどんな人におすすめ?

ケンコーの天体望遠鏡はお子様や、中上級者のサブ機として適しており、商品を選べば初心者の入門機としても良いでしょう。

低価格というメリットはありますが、弱い部分、作りが甘い部分があるとされています。月を見るという目的だけであれば良いかもしれませんが、これから色々な惑星を見たいと思う初心者の方には商品を選ぶ必要がありそうです。ただし、やる気がある人は別です。

デメリットとなる作りの甘さを調節や改造でフォローできる上級者の方にとっては価格設定が良心的であることから、とても良い素材になると言われています。

>>初心者におすすめな天体望遠鏡の選び方

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ケンコーのおすすめ天体望遠鏡と赤道儀

ケンコーのラインナップの中でも、特におすすめ天体望遠鏡を紹介させていただきます。商品の特徴や目的に合わせた性能の違いについても解説していきますので、天体望遠鏡選びの参考にしてください。

 NEW スカイエクスプローラー SE200N CR

現在の価格はコチラ

大口径の反射望遠鏡です。口径は200㎜とかなり大きく、耐久性の懸念はあるもののコストパフォーマンスに優れた商品です。

スカイエクスプローラーSE‐AT90M

現在の価格はコチラ

卓上タイプの天体望遠鏡です。コンパクトであり、乾電池式なので場所を選ばず使用でき、天体望遠鏡としては小ぶりながら木製の模様土星の輪(輪の隙間までは見えません)も観察可能です。自動追尾機能も搭載していますが、こちらは誤差があるため、あまり期待はできないとのこと。

ですが価格以上の性能とされています。コンパクトで気軽に使え、ある程度までは見ることもできるため、初心者の方にもお勧めできる天体望遠鏡です。

 NEW スカイエクスプローラー EQ6PRO 赤道儀

現在の価格はコチラ

自動導入機能及び自動追尾機能を搭載した大型の赤道儀です。天体望遠鏡ではありませんが、とても評判の良いアイテムです。上記記載の通り調節が必要とされていますが(中上級者向け)、お得感のある商品とされています。

>>初心者向けおすすめ天体望遠鏡ランキング

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