初心者でも失敗しない上手なドローンの選び方
ドローンにはサイズや用途、機能などによってたくさんの種類があります。その中から選ぶとなると当然自分のニーズやポイントなどが重要になってきます。空撮をしたいのにカメラが使えないドローンを買ってしまったら当たり前ですが失敗ですよね。
ここではドローン選びに失敗しないようなポイントを紹介していくのでぜひチェックしてみてください。
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ドローンの選び方の注意点
まずひとつ注意してもらいたいのがドローンの性能についてです。操作にも慣れている中級者以上の人は問題ないとは思いますが、初心者の人がある程度の価格のする性能が高いドローンを買ってしまうと弊害があったりします。
高価なドローンには基本的に操作をサポートする機能が搭載されています。よく初心者でも安定してすぐに飛ばすことができるというフレーズを見かけますが、これはドローン本体のサポート機能が優れているからです。
ではなぜこれが問題なのか。例えばなにかのトラブルで電子制御が出来なくなってしまった時、自分の操作で対応しないといけません。
最初から操作のサポートに恵まれたドローンを使っていると操縦の腕が磨くことが難しいわけです。咄嗟の操作が必要になった時に対応するためにも、操作の練習ができるリーズナブルなドローンで事前にある程度練習しておいたほうがいいかもしれません。
ドローンを選び方のポイント
では以下でドローンを選ぶポイントについて紹介していきます。ポイントに沿って自分のニーズに合うドローンを選ぶ参考にしてみてください。
ドローンの用途
ドローンをどのような目的で使いたいかをまずはっきりさせましょう。主に空撮で使用したい人はカメラを搭載しているドローンもしくは後からカメラを搭載させることができるドローンを選ばなくてはいけません。
後からカメラを搭載する場合は自分でカメラの性能を選ぶことができますが、元々カメラが搭載されているドローンはそうはいきません。カメラのスペックやFPVが可能なのか、動画・静止画に対応しているかなどしっかりとチェックするようにしましょう。
ドローンの種類
ドローンには形態や機能によって様々な種類に分けることができます。まずはローターの数による分類です。
- トライコプター
ローターが3つのドローン - クアッドコプター
ローターが4つのドローン - ヘキサコプター
ローターが6つのドローン - オクトコプター
ローターが8つのドローン
基本的にはクアッドコプターが主流となっています。ローターの数が多いほど揚力は高いですがその分機体も大きい場合が多く、価格も段々と高価になっていきます。特別なこだわりがないならクアッドコプターでまったく問題ありません。
他にも重要なポイントとしてはカメラの有無とFPVが可能かどうかです。ドローンを空撮目的で始める人は非常に多く、カメラの有無は非常に重要なポイントとなっています。カメラが付いていたとしても画素数などを気にする人もいるでしょう。しっかりと確認する必要がある項目です。
もう一点はFPVです。FPVという機能に対応しているドローンであれば、ドローンが撮影中の動画をリアルタイムでコントローラーやスマホの画面などに映し出せるため、操作する楽しみだけでなく、撮りたい映像を理想どうりに撮影することができるようになります。
FPVはカメラが搭載されていれば必ずできるものではありません。FPVが可能かどうかもしっかりと確認するようにしましょう。FPVは基本的には他のドローンに比べて価格は若干高いドローンになっているので、予算をある程度は用意する必要があります。
ドローンのメーカー
ドローンを展開しているメーカーは意外と多いですが、その中でも有名なメーカーを紹介していきます。
まずは知る人ぞ知る「DJI(ディージェーアイ)」。コンシューマー向けのドローンにおいて世界一のシェアを誇っており、人気だけでなくドローンの性能も折り紙付きです。特に「Phantomシリーズ」が有名で、安定した飛行が可能で空撮するにはもってこいのドローンとして認知されています。
2つ目が「3D Robotics(3Dロボティクス)」です。こちらもドローン業界で非常に有名なメーカーであり人気も高いです。特に最近ではコンシューマー向けの空撮最強といわれている「Solo」というドローンが注目されており、DJIだけでなく今後も要チェックなメーカーとなっています。
最後に紹介したいのが「PARROT(パロット)」です。iPhoneで操作できるAR.Droneは非常に知名度が高く人気となっており、最近では「Bebop Drone」が非常に人気が高くFPVを楽しめるドローンとしてぜひおすすめしたい製品となっています。
ドローン購入の予算
ドローンの価格はピンキリです。1万円以内で購入することができるドローンから、中には数十万円するドローンまであります。まずはドローンに使える予算がどれくらいなのか確認しましょう。
またドローンに慣れていないのに最初から高額なドローンを購入するのはリスクがあります。墜落しないとも限らないからですね。まずはそこそこのドローンで操作などに慣れてからステップアップしたほうが失敗もしづらくいいかもしれません。
予算に合わせたおすすめドローン
どんなものにも言えることかもしれませんが、ドローンも例に漏れず値段とスペックは比例します。つまり低価格なものであればそれなりの性能ですし、高価なドローンは性能が高くなるのが一般的です。
このページで紹介してきた選び方で重要なポイントを押さえているおすすめのドローンを、予算別に紹介していきますので、ドローン選びの参考にしていただけたら幸いです。
予算5万円以下のおすすめドローン: Galaxy Visitor 6
カメラ | 130万画素 | ||||
動画の画質 | HD 30fps | ||||
最大ネットワーク範囲 | 100m | ||||
最大稼働時間 | 約7分 | ||||
重さ | 125g | ||||
通信方法 | Wi-Fi | ||||
アプリケーション | iOS / Android | ||||
操作方法 | 送信機 | ||||
モニタリング(FPV) | 〇 | ||||
GPS機能 | ― | ||||
現在の価格はコチラ |
リーズナブルな価格でFPVを楽しめるドローンとしてぜひおすすめしたいのが「Galaxy Visitor 6」です。本来FPVは高額なドローンでしかできない機能ではありますがリーズナブルな価格で可能にした人気の商品となっています。
もちろん映像を録画してあとから映像を楽しむことができます。初心者で始めるにしても比較的リーズナブルな価格になっているのでぜひチェックしてみてほしいドローンです。
予算10万円前後のおすすめドローン: Phantom3 STANDARD
カメラ | 12M | ||||
動画の画質 | 2.7K | ||||
最大ネットワーク範囲 | 1000m | ||||
最大稼働時間 | 約25分 | ||||
重さ | 1216g | ||||
通信方法 | 無線通信 | ||||
アプリケーション | iOS / Android | ||||
操作方法 | 送信機 | ||||
モニタリング(FPV) | 〇 | ||||
GPS機能 | 〇 | ||||
現在の価格はコチラ |
ドローン界において評判・知名度が共に高いPhantom3シリーズ。その中でも10万円を切る廉価版でありながら十分すぎる機能を兼ね備えたドローンが「Phantom3 STANDARD」です。飛行可能時間が長く空撮をしっかりと楽しむことができますし、FPVもできる優れものです。
コストを抑えるために超音波センサーを省いているので屋外専用となっています。しかしコストパフォーマンスに非常に優れたドローンとなっているので、ドローンに慣れてきた人にぜひおすすめしたい製品となっています。
予算40万円前後のおすすめドローン: Inspire1
カメラ | 1200万画素 | ||||
動画の画質 | 4K | ||||
最大ネットワーク範囲 | 2000m | ||||
最大稼働時間 | 約18分 | ||||
重さ | 2935g | ||||
通信方法 | 無線通信 | ||||
アプリケーション | iOS / Android | ||||
操作方法 | 送信機 | ||||
モニタリング(FPV) | 〇 | ||||
GPS機能 | 〇 | ||||
現在の価格はコチラ |
本格的な空撮ができるドローンとして人気があるのがDJIが展開している「Inspire1」です。空撮のためのスペックを十分すぎるほど備えており、ブレのない美しい映像をFPVしながら撮ることが可能となっています。
安定した飛行が可能となっており空撮するためのドローンとしては最適な機種となっています。価格は高額にはなっていますがそれ相応のスペックになっているドローンなので、本格的に空撮をしていきたい人にぜひおすすめのドローンとなっています。