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電子タバコのリキッドの種類と特徴

リキッドの種類と特徴

健康に害がないとか害があるとか賛否両論ある電子タバコ。では吸っている蒸気の素となっているリキッドは、どんな成分で作られているのか気になりませんか?

それに加えてリキッドには非常に多くの種類があり、選ぶ時に迷ってしまう人も多いかと思います。そんな人にもリキッドについて理解してもらえるように、ここでは電子タバコ(VAPE / ベイプ)のリキッドについて紹介していきます。

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電子タバコ用リキッドのベースとは?

リキッドのベースとなっている溶剤

電子タバコのリキッドはPGとVGと香料で作られています。香料はなんとなくはわかっていただけると思いますが、もちろんリキッドに香り付けをする為に含まれています。

リキッドのボトルの側面に『PG70/VG30』などと書かれているものをみたことはありませんか?最近では配分を企業秘密にするため記載されていない事もありますが、これはPGが70%でVGが30%の割合になっていますよという表記です。

ではPGとVGとは一体なんなのか?以下で紹介していきます。

PGとは?

PGとはプロピレングリコールの略で、有機化合物の一種です。無色・無味・無臭であり、少ない量なら摂取しても生物への害がないとされている成分です。リキッドで最も多く使用されているベース溶剤であり、香料のノリが良いです。

リキッドだけでなく、医薬品や化粧品、品質改善剤としておにぎりなどにも使用されたりしています。血液に入れても害がないといわれているので様々な用途を持っているのが特徴です。

ベイプ用リキッドとしてのPGの特徴

無色・無味・無臭であり、吸湿性のある液体なので香料との相性が良く、香料そのものを活かしたい場合に適した溶剤といえるでしょう。

殺菌効果と抗ウィルス効果を持っているので、後述するVGに比べてると保存しやすいのが特徴です。ただVGよりも発生する蒸気の量が少ないので、電子タバコを爆煙で楽しみたい人には適していない溶剤がプロピレングリコールです。

吸った時の感覚は軽めなので、フルーツやミントなどの爽やかなフレーバーが向いているベース溶剤です。

VGとは?

VGとはベジタブル(植物性)グリセリンの略であり、単にグリセリンと呼ばれている場合もあります。無色透明ではあるものの、PGとは違いわずかに甘みを感じることができるのが特徴です。

リキッドだけでなく、甘味料や保存料、保湿剤などに使われており、摂取しても特段害がある成分ではないとされています。

ベイプ用リキッドとしてのVGの特徴

PGの代用もしくは添加で使われることが多く、PGに比べて電子タバコで使用した時の蒸気の量が増えることになります。そういう意味でVGは爆煙を楽しみたい人向けの成分であることがわかります。PGよりも吸った感覚が重い感じがします。

一般的にはPGよりも安全性が高い成分であるとされています。しかしPGに比べて殺菌効果が低いので菌が繁殖しやすいです。カビが入ってしまうと3日ほどでカビが繁殖してしまうので、冷蔵庫に入れるなど保存には注意する必要があります。

もう一点注意してほしいのが、VGには粘度があるということです。粘度があるので、電圧が強い電子タバコで使用してしまうとウィックへのリキッドの供給が足りなくなってしまい、ドライヒットが発生しやすくなる傾向があります。

PG/VGの比率について

PGとVGの比率

上記のVG/PGの特徴とまとめるとこうなります。

  • PGは香料の味がのりやすい反面、蒸気の量が少ない。
  • VGは蒸気の量が多い反面、香料の味がのりづらい。

一般的にはVGの割合は70%~50%のリキッドが多く、そうなると必然的にPGが30%~50%ということになります。

味をしっかり楽しみたい人は「PG50%/VG50%」のリキッドを、蒸気の量を楽しみたい人は「PG30%/VG70%」のリキッドを選びましょう。VGがどれくらいの割合で含まれているかで判断すると、自分の好みの判別がしやすくなります。

上述していますが粘度のあるVGが多く含まれているリキッドを使用する際は、電子タバコの電圧に注意してください。高すぎるとウィックのリキッドがすぐ飛んでしまい、粘度があるので供給が遅くドライヒットしてしまいます。

当サイトでは自作リキッドを作る際に、PGだけでベイプを吸ってみたりVGだけでベイプを吸ってみたり、さらにはコーラをアトマイザーに入れて加熱してみたりと、体当たり的に調査を行ったページがあります、PGやVGについてもっと知りたいという人はチェックしてみてください。

>>自作リキッドに関するページはコチラ

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リキッドの種類

リキッドの種類

リキッドには本当に多くの種類があり、ここでは挙げきれないほど数があります。ミントやバニラなどのオーソドックスなリキッドから、複数の香料などをブレンドしたブルーベリーチーズケーキのようなリキッドまであります。とは言ってもどんなリキッドがあるか知りたいですよね。

大まかに分けると以下のようになります。

フルーツ系リキッド

定番でもあり女性にも人気が高いのがフルーツ系リキッドです。甘いながらも酸味を感じることができるのが爽やかに楽しめるのが特徴です。甘すぎないからリフレッシュにも適したリキッドですね。

  • ストロベリー
  • オレンジ
  • グレープフルーツ
  • レモン
  • グレープ
  • マンゴー
  • マスカット
  • ラズベリー
  • スイカ
  • メロン

など。

>>リキッドのおすすめメーカーまとめ

スイーツ系リキッド

フルーツ系リキッドと同じくらい人気があるのがスイーツ系リキッドです。女性だけでなく男性からも人気が高い系統のリキッドで、ブレンドしやすさも楽しむことができます。中には特定のお菓子の名前のリキッドもあるので、興味があるなら試してみても面白いかもしれません。

  • チョコレート
  • キャラメル
  • バニラ
  • メイプルシロップ
  • アップルパイ
  • チーズケーキ

など。

>>リキッドのおすすめメーカーまとめ

メンソール系

すっきりと爽やかな味わいが人気となっているメンソール系。タバコを吸ったことがある人から特に人気がある種類です。数こそ多くはありませんが、フルーツ系などの別の香料に足される場合もある活用しやすいリキッドです。

  • ミント
  • メンソール
  • ウルトラメンソール
  • ハイパーメンソール

など。

>>リキッドのおすすめメーカーまとめ

ドリンク系リキッド

ちょっと変わった味わいを楽しめるドリンク系リキッド。香りを楽しむなんてことをしたことがない人が多いので、変り種的な位置にありつつも人気のリキッドの種類です。

  • コーラ
  • レッドブル
  • ドクターペッパー

など。

>>リキッドのおすすめメーカーまとめ

その他のリキッド

他にはマルボロなど実際のタバコの銘柄のリキッドが出ていたり、お酒を使用したカクテルなどのリキッドまであります。リキッドの種類は本当に無限大なので、自分の気に入った種類を見つけるのも電子タバコの醍醐味だと思います。

ニコチン入りのリキッド

実はリキッドにもニコチン入りのものがあるのをご存知ですか?しかし日本では薬事法上、製造・販売が禁止されています。

ただ所持が禁止されているわけではないので、ニコチン入りリキッドは海外から個人輸入する方法で手に入れることができます。

それに加えて最近ではニコチンリキッド原液を個人輸入して、ノンニコチンのリキッドに自分でブレンドして使用している人が増えてきています。人気ではありますがブレンドは慎重に行う必要があります。以下で詳しく紹介しているので、ニコチン入りリキッドに興味がある人は確認してみてください。

>>電子タバコ用ニコチンリキッドの作り方&入手法

リキッド同士を混ぜ合わせるのはあり?

混ぜ合わせるのは問題ありません。リキッド同士で相性が良さそうなのも試してもいいですし、中にはそんなものもリキッドにできるの?!というものまでリキッドにすることができます。

以下で詳しく紹介しているので、リキッド同士を混ぜ合わせたいと考えている人はチェックしてください。

>>電子タバコ用のリキッドを自作する方法

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